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2021.9.18 どっきん!3部 『どっきん!スペシャル公演 ~アナクロニスティック企画編~』

2021.9.18(土) どっきん!3部 配信でした!



先に言います。

魂ず、







めちゃくちゃウケてました!!!!!笑


いや、彼らにとっては「こんなもんじゃねぇ」かもしれない、むしろこの先もっと高みを目指す為にそうであってほしい、ただ、





あんなにウケてる魂ず、久々に見た!!!笑



ニコジョッキーでも話があったんですが、ヒント漫才のウケがあまりよくない、と… 私はヒント漫才も面白いと言ってきたし実際に面白いと思っているしウケてなかった訳ではないんですが、確かにそう感じてはいました(誰) 魂ずだったら、もっといける、まだやれる!と。2部はヒント漫才じゃないあのネタをやって結構ウケて、「やっぱりウケが違うなー!」って思ったんです。

3部ではニコジョッキーでブラッシュアップしたネタをやったんですが、YouTubeに上がっているネタ『キャッチコピー』の翁長さん風に言うと、





…拍手笑いが起きましたよ(どや)

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です。


まじで拍手笑い起きました、しかも2回!!!

まず頭で笑いがきて、中盤から終盤にかけての盛り上がりが本当にすごかった…!!!

ニコジョッキーのときはリモートということもあり、かなりガタガタで正直「これは厳しいかな…」と思ってしまったんですが(実際コメントも来てたし)木曜の夜終わって日曜の夜あのクオリティになるって、どういうこと?ねえ、魂ずってどうなってんの??


ドっと笑いや拍手笑い自体久々に見た気がするけれど、それが魂ずのネタ中に!とは、これなんと幸せなことか!!!


2人ともめちゃくちゃいい顔してたなあ…!コバシさん、やりすぎ!ってくらい引っ張ってたもの(笑)


もうそれはどんどんと、やっすい例えしか思いつかずに申し訳ないのだけれど、お客さんの笑い声と2人のテンションが比例してキャンプファイヤーの炎のごとくどんどんと大きくなっていく様は圧巻でした。

じわ… じわじわ… どどど… どどどど…

どっかぁぁぁぁぁぁああああああーーーん!!!

みたいな!


会場の隅から隅までを魂ずにしてました。


もちろん魂ずならまだまだやれると思ってますけどね!!!


まず大前提としてネタが面白い、というのがあるんですが(魂ずだからね)やっている方が楽しそうだと見ている方も楽しいんですよね、お笑いに限らず、ですが。

だからネタは面白いし2人は楽しそうにイキイキと輝いているし、「これだ、これが魂ずだ!!!」ってなって、”ネタが面白い” にいろんなポジティブな感情がプラスされて、私にとっては ”面白い” と、それ以上のものがありました。鳥肌立ちました。


先に書いたように、ヒント漫才とかそのあたりも魂ずである時点で私は面白いと思っています。でも今回このネタを見たとき、私の心は「魂ずの翁長が戻ってきたぞーーー!!!」と喜んでいました。

単純に コバシ ボケ・翁長 ツッコミ という担当に見慣れていなかったということもあると思うんですが、翁長さんが畳み掛ける様は ”魂ずの翁長” でしかなく、それに翻弄されて頭かきながら「うるせー!」って言うコバシさんは ”魂ずのコバシ” でしかなくて、口で言ってこそいないですが、2人からは「漫才が楽しいです!」という感情が伝わってきました。それも、配信の画面越しでさえ。

当たり前のように見ていたけれど、翁長さんの実はすごいところ… それは、セリフが流暢であること。どれだけ言い回しが魅力的でも、ワードチョイスが良くても、それを実際にお客さんに届けるときに上手く届かなければ何の意味もありません。部室でこそ「噛む・読めない・棒読み」と言われてますが(笑) 中身はいちゃもんみたいなものでもさらさらと言うことで嫌なイメージを与えることなく、もっと言うと共感すらさせてしまう。最上級の ”揚げ足取り” です(笑) そこにリアリティがあるから、楽しそうではあるけど、たぶんコバシさんもあれ結構リアルにイライラしてる気がするし(笑) その姿がまた共感を呼ぶから、観ている側は「右の人、めちゃくちゃ細かいけど言ってることわかるわ~!でもそんなん言われたら左の人みたいにもなるわな!」みたいなことで。ガーッとまくし立てる感じではあるのだけれど、聴こえる声がやかましくなくて、さらさらと入ってくる。さらにずっとなりふり構わずまくし立てている訳ではなく、ここだ!っていう揚げ足取りポイントで翁長はやって来る(怖) 言ってる内容自体はめちゃくちゃでやかましかったりするんですけど(爆笑)



そして配信といえば。

カメラのスイッチングが最高でした。

翁長さんの手元の動きが肝になるくだりがあるんですが、「秒単位でリハしました?」ってくらいバッチリすぎて!!!手元のアップから引きで2人の画になったんですが、アップのままだったら、あの面白さ、配信勢には伝わらなかったです。カメラの担当がどなたかわからないのが悔しいくらいです。新幹線飛び乗って感謝の言葉を伝えに行こうかと思いました。こういうことは、アンケートに書くべきです。アンケートというものはその為にあると言っても過言ではありません。ただ、なにを思ったのか私は翁長さんに「スイッチングが最高だった」と伝えてしまったのです。テンションって怖いですね。

「見てるところが渋いっすね!」とリプをいただきました。

そうですよね気持ち悪いですよねごめんなさいでもすごかったんですよご自身でも観てほしいです観ましたかなんならお2人分の配信チケット買いましょうかそれはいりませんよねでも神業ですよまじであれは。

本当にスタッフさんへの感謝が止まらない…!!!

魂ずへの愛を感じました(大号泣)




ネタが激アツだったので先に長々と書いてしまいましたが、OPは魂ず×アナクロニスティック!
コバシさんはホビーさんとも長谷川さんとも仲がいいとのこと。疎外感をおぼえる翁長さん。

今回のライブはアナクロニスティック企画ということで、アナクロの2人が大喜利激強コンビ 真空ジェシカ に大喜利で勝負を挑むとのこと!

それを聞いた翁長さん、「真空ジェシカにはケンカでは勝てるよ、細いから」ホビー「でも川北さんは剣道強いですよね」翁長「川北は手が刃みたいになるけどガクカワマタはシュッてやったら…」

ケンカとか超能力とか、本当好きだなあ(笑) いくつになっても男の子… と言いたいところではあるんですが(誰)バスケの話になったとき、コバシさんが言いました。


コバシ「36になるんですけど…」
翁長「36になるの?」
コバシ「お前もなるよ?」


阿吽の呼吸、って、こういうことを言うんだなあと思いました。私は35歳になったとき、こういう相手がい(以下、いつものやつ)

そしてなぜか、コバシさんはかかと落としができるのか?という流れに。
それなりにカッコよくできたコバシさん、会場は「おぉー!」となりましたが、様子がおかしい。

右脚痛めました。

年齢には勝てない。そんなお年頃。




今回のネタを観て、なんだか、魂ずが認められた=自分が認められた、ような気さえしました。魂ずにとっては迷惑な話かも知れませんが(笑) お前誰なんだよ、って感じですけど、なんかね、本当に、うれしかったんですよ!!!

それは誰になにを言われたでもなく、魂ずが魂ずとしてやりたいことをやっていたからだと思うんです。

全魂ず部員が涙した(たぶん)コバシ副部長の言葉「漫才とは、翁長と楽しく喋れる時間です!」のまさにそれでした。


沖縄出身・理学療法士・ソフトボール・ラグビー… いろいろあるのに、ひとつも使ってないんですよ、彼らは。もちろんヘチマ(私が大好きな魂ずの鉄板沖縄営業ネタ)とかもあるし、それを武器にするのも唯一無二なんだとは思います。「生かすのも才能」とは、翁長さん。ただ、これだけのものを持っているのに、彼らは主に ”言葉” で勝負してるんです。3部のネタは魂ずの中ではわりと顔や動きも込みな気がしますが、それでもやっぱり言い回しだとかワードチョイスだとか間だとか、そういうところが魂ずの強みだというところを、これでもかと見せつけられた気がします。派手さこそないし、そのぶん芽が出るまでは長いのかもしれないけれど、息の長い漫才師になることは間違いないです。自信を持って言えます。「お前誰なんだよ」って言われても、これだけは言います。



改めて、翁長さんの笑いのセンスとそれを信じて表現するコバシさんのすごさを感じた配信でした。”すごさ” というバカみたいな言葉しか出てこないのが本当に恥ずかしいですが(笑)



感動したとかなんとかうだうだ言ってきましたが、言いたいことは、シンプルにひとつ。


魂ずって、本当に面白いなあ!!!



とさか🐓75点 (伸びてる)


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