1回の2億4千万よりも240回の100万 ~命のときめき魂ず~
いきなりですが、クイズです。
宝くじで、1回2億4千万当てるのと、240回連続で100万当てるの、どちらが難しいと思いますか?
答えは、わかりません!笑
でもね、魂ずを表すにはこの表現、わりと合っている気がするんですよ。
1回当選することを ”ウケた” として、金額がそのウケの大きさを表しているとすると、魂ずは後者なんじゃないかと。
魂ずは、ドッカーン!!!ってウケてボッカーン!!!って売れる感じじゃないというか… なにを言っているんでしょうかね、私は。
でも240回連続で100万当ててると思うんですよ、魂ずは。で、私はそっちの方が難しいんじゃないかな?と思う訳です。
宝くじの例えをした(さらに郷ひろみを乗せてしまった)ことでわかりづらくなってしまった可能性はありますが、つまり、いつでも絶対に安定して(いい意味で)おもしろいし、ハズレがない、ということ。
さらにいうと、2億4千万当てたら後が怖いじゃないですか、ドロボーとか。そこをコツコツ当てている訳です。コツコツといっても、ビンボーな私にとっては100万なんて大金ですが。
もちろんドッカーン!ってウケることもあるし、このネタよりあのネタのほうがおもしろいな、ってことはあるんですが、必ずおもしろいという保証があるんですね、魂ずの漫才には。宝くじでいうと、10枚買ったら最低でも300円は当たりますよ、の部分です(これは買った金額に対する額という意味ではなく、”保証がある” という意味合いの例え)。
で、最近改めて思うのは、私は ”裏切りの笑いが好き” だということです。
元々、お決まりのノリとかギャグよりも「次どうなるんだろう!?」みたいな笑いが好きで、新喜劇とか苦手なんです、実は。
「次どうなるんだろう!?」っていうのは、突拍子もないことをする、という意味ではなくて、「どういう展開になるのかな?」というようなワクワク感みたいなことです。
魂ずは、「次こうくるだろうな」が通用しないんですね。私の想像力が乏しい訳ではない!笑 「ここでこう来るか…!」みたいな。予想もしない角度から来る訳ですよ、なんてったって翁長視点ですから。
宝くじにたとえてみましたが、結局、魂ずの漫才にはお金で買えない、つくれないおもしろさがある訳で。
そう、魂ずはプライスレス。
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