CeVIO・VoiSona楽譜入力のコツ:CeVIO向けの割り方とスラー
※この記事は「いぬいぬ流CeVIO・VoiSona楽譜入力のコツ」の 14個目の記事です!
CeVIO・VoiSona用に特化した
楽譜入力のコツ
ここまでは、人間用の楽譜にあわせる、という形で準備すればいいよね、という話でした。
ここからはCeVIOやVoiSonaに限った話になります。
ラジオ体操第2的な。準備運動応用編~調声入門編です。
やっぱりCeVIO用に、人間用そのままじゃない楽譜(ノート)の打ち方もあることにはあります。やっぱ、人間とイコールにはまだ!なってないです。
CeVIO向けの割り方とスラー
CeVIO AIやVoiSonaはノートの区切りを発音の区切りとみなしてハキハキ歌いがちになるんですが、スラー指定すると少しなめらかに歌ってくれます。
だからといって、
スラーを使いまくれ!全部にスラー指定だ!
…ってなっちゃうのはどこかおかしいのでやめましょう。
たまーに、スラー使いすぎのデータ、見ます。。。。
スラー指定をしてもまだ滑らかじゃないこともよくあるので、スラー指定スーパー万能!…とは言えないです!
いぬいぬの体感的にはうまくいくのは70%ぐらいじゃないかなぁ…。短くて細かいのとか、音階が上下する、なんかのそもそも楽譜がおかしいのは全然ダメですね。
基本は
①割りすぎなノートを繋ぐ
②どうしても繋げないノートの時だけスラーを使う
ようにするといいです。
最初からスラーまかせ、はあまりおすすめしません。
時間がない時に使うのはありですけど、滑らかさとトレードオフですね。
自然なノートの割り方として音節単位がオススメ!と前に書きました。
CeVIOむけに”もっと”特化したノートの割り方として、
同じ音階の文節単位を一つのノートにつないじゃう方法
があります………!!!!
元の楽譜を無視して、ボイスが「なめらかに歌うかどうか」で判断する方法です。…過激!!
(過激すぎてCeVIO・VoiSona以外ではたぶん使えない方法です)
同じ音階ならコレは問題なく行けるんですが、音階がちがう場合はスラーを使うことになります。その時は全部に掛けるのはさすがにやりすぎなんで、「音節単位でスラー」がいいです!
「あい」や「たい」はホントーは音節単位じゃないんですが、歌うときは二重母音っぽく歌うことが多いので音節として見ちゃってもOK(ゆっくり分けて歌う場合はNG)。
ノートが短すぎる場合はスラーでもうまくいかないことが多いので、ノートは繋いでPITとかで再現することを考えたほうがCeVIO・VoiSona向きになります。
まとめ
割り方のまとめ
音節単位が基本
過激な文節単位って方法もあるよ(面倒だけどね!)
スラーの使い方:まとめ
基本はスラーを使わずノートは一つに繋いでおく
どうしても一つにできない時、音節単位でスラー指定
スラーをつかいすぎない
最終的にPITやVOLなどでなめらかにする
ミニもくじ
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