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Day2 "A song you like with a number in the title"

#30DaySongChallenge  
に沿って曲を選び、その歌詞やサウンドを受け取った私の頭から、テキストを作っていく。

曲題に数字か。一応、1個だけ入ってるやつがいいのか。
前回までのあの子とは一旦お別れして、また別の話を書こうと思います。

サカナクション "表参道26時"
https://music.apple.com/jp/album/%E8%A1%A8%E5%8F%82%E9%81%9326%E6%99%82/358082162?i=358082484

歌の背景でギターとキーボードが重ならずに絡むのだけど、詞中の「二人」をよく示しているなと思う。音としてもとても心地よい。
サカナクションは夜が上手いし楽しい。"スローモーション"なんかもとても好きだ。

"つまりは心と心で引っ張った故に切れた"
"となりでそれに気がついたあの子が黙った"
"気づいてる 気づいてる 気づいてる二人 気づいてる 気づいてる"
"気づいてる 気づいているのさ 気づいてる 気づいてる"

夜の秋 銀杏のシャツとhi-lite、高潔なタマシイ(を消した/が消えた)

どれだけ生き長らえるかにもよるけど、これはおそらく短くはない季節だった。一緒に聴いたyogeeは2017に取り残される。明日からの珈琲はまたうすいやつ、だから、より美味しいのか、もう美味しくないのか。できれば君も2017に置いて行ってほしい、とか、言ったら会えないのか、言わなかったら会えないのか。

また。

(追記)
Day3を書いていて、こちらに書かねばならない曲を思い出した。

Pulp "Disco 2000"
https://music.apple.com/jp/album/disco-2000/1440923838?i=1440924238

小さい頃好きだったおんなのこに憧れてるオトコノコ、の世界観多すぎないか?

浮かれたビートにフレッシュなフレーズがノッていて、曲題の通り踊りだしちゃう感じなのに、言ってる事は「あぁデボラ!」「ずっと想ってたのに」なんて。

(そういう感じ忘れたくないなあ)、と最近思うようになりました。同時に(もしや、これは歳をとったという事なのか?)とも思うようになりました。

"Oh Deborah, do you recall?' "Your house was very small"
"With wood-chip on the wall" "When I came round to call"
"You didn't notice me at all"

ここの押韻はなかなか気持ち良い。
ここ以外も全編通してフレーズ末の韻がイケてるのでぜひ見てほしい。

"Let's all meet up in the year 2000"
"Won't it be strange when we're all fully grown"
"Be there at 2 o'clock by the fountain down the road"
"I never knew that you'd get married"
"I would be living down here on my own"
"On that damp and lonely Thursday years ago"
"Oh what are you doing Sunday baby"
"Would you like to come and meet me maybe?"
"You can even bring your baby"

ここ特に破壊力がある。あまりに切実過ぎて笑けてくるほど。
この後に続く悲痛な"Oh-oh"もよく効いているのです。

七月九日 かたなしの約束
あの噴水はなくなっていた

わかってる。でも、ずっと大切にしてきたことを知ってもらえたら、それだけでいいのに、って思うよ。これも、ずっと。

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