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ときどき日記たまに備忘録 2022Jan.

セックスはスペクトラムではない

By Colin Wright

20220128(金曜)

この記事はQuilletteに掲載された原文に手を加えたもの
https://quillette.com/2020/06/07/jk-rowling-is-right-sex-is-real-and-it-is-not-a-spectrum/

自らをトランス、ノンバイナリー、ジェンダー・ノンコンフォーミングと呼ぶ人が増えるにつれ、男性や女性が生物学的に実在するという概念は時代遅れであると考え直そうという動きが出てきています。その代わりに、私たちは程度の差こそあれ、「男性らしさ」と「女性らしさ」を持っているに過ぎないと主張する人もいます。もし、明確な線が引けないのであれば、「男性」が「女性」でないと誰が言えるのだろうか?多くの人は、自分の性別は自分で決めればいいとまで言い、まるで個人の選択の問題であるかのように言う。

性はスペクトラムであるという考え方は、もはや大学の人文学部やネット上の密室コミュニティに限った話ではない。それは、非常に共感的なメディア環境のおかげもあって、主流文化に浸透してきた。ネイチャー』などの権威ある科学雑誌でさえ、「二つの性という考え方は単純だ」「生物学者は今やもっと広いスペクトルがあると考えている」と主張する著者にスペースを割いているのだ。別のネイチャー誌の論説では、解剖学と遺伝学の組み合わせで個人の性を分類しようとする試みは "科学的根拠がない "と主張している。新しい本、The Spectrum of Sex: 新刊の『性のスペクトル:男性、女性、インターセックスの科学』は、表紙から裏表紙までこの立場を主張している。出版元のカナダの学術出版社は、「この変革的なガイドは、生物学的な性についての現在の理解を完全に打ち破るものだ」と絶賛している。

2020年2月、私はこのテーマで『ウォールストリート・ジャーナル』の論説「The Dangerous Denial of Sex」を共著した。共著者の発達生物学者エマ・ヒルトンと共に、私はセックススペクトラムの疑似科学が、子どもや女性、ゲイ男性、レズビアンなど、弱い立場の人々に与える害悪を強調したのです。新聞の論説という形式であったため、ヒルトン博士と私は、生物学的性別の実際の科学と、セックス・スペクトラムのイデオロギーである疑似科学について詳しく調べるスペースがほとんどなかったのです。それがこのエッセイの主題である。

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性とは「スペクトル」上に存在する非二元的な属性であるという主張を擁護するために、一般的に提供される主な議論が2つある。第一は、インターセックスの存在-中間的あるいは不確定な性徴を持つ人々-に基づくものである。この主張は、男性と女性の中間に位置するように見える性的解剖学的構造を持つ人がいる場合、性は二元的であるはずがないと主張するものである。この主張は、インターセックスの状態を「典型的な女性」から「典型的な男性」まで連続した軸に沿ってプロットした図によって頻繁に説明されます-例えば、2017年のScientific Americanの記事「Visualizing Sex As a Spectrum」から広く再現されたこの図がそうです。

セックス・スペクトラム・モデルを擁護するために典型的に提供される第二の議論は、二次性器や特徴を軸にしたものです。二次性器は、一次性器である生殖腺を除いた生殖器解剖学のすべての要素を包含しています。一方、二次性徴とは、女性では乳房が大きくなる、腰が広くなる、男性では顔面毛が生える、声が大きくなる、筋肉質となる、肩幅が広くなるなど、思春期に分化する性関連の解剖学的特徴のことで、この二次性徴は「二次性徴」と呼ばれている。これらの二次的性徴の分布は、男性と女性の間で重複することがあるため、生物学的な性は連続体として捉えるべきであると主張されている。

このような生物学的性別の考え方は、現在、下図のような漫画のイラストを使って、子供たちに頻繁に説明されています。生物学的性別」と書かれた紫色の枠の中には、「男性」「女性」という言葉が使われていないことにお気づきでしょうか。男性らしさ」「女性らしさ」という連続変数としての性を表す言葉が選ばれているのです。男性らしさ、女性らしさを規定するものとして挙げられているのは、性器の形態、体型、声の高さ、体毛など、二次的な性器や性徴であることが多い。この表には、第一次性器(女性では卵巣、男性では精巣)や、女性の月経、男性の射精など、セックスに関連する典型的な機能についての言及がないのが特徴的である。また、卵子や精子(それぞれ卵巣と精巣で作られる)についての言及もない。

これらの議論(インターセックスと二次性徴の議論)は、いずれも生物学的な性の本質についての根本的な誤解から生じている。大まかな概念として、オスは小さな配偶子(精子)を、メスは大きな配偶子(卵子)を産む性である。中間配偶子は存在しないので、性のスペクトラムは存在しない。ヒトの生物学的な性は二元系である。

しかし、ある種の個体の性別は、その個体がある瞬間に特定の配偶子を実際に産むことができるかどうかに基づいているわけではないことに注意が必要である。思春期前の男性は精子を作らないし、不妊症の成人の中には、様々な不妊症のために配偶子を作らない人もいる。というのも、個人の生物学的性別は、過去、現在、未来の機能性にかかわらず、精子または卵子を生産するために発達した2種類の生殖器官(すなわち卵巣または精巣)のうちの1つに対応するからである。人間の場合、そしてトランスジェンダーやいわゆる「ノンバイナリ」の人々も例外ではなく、この生殖器官は99.98パーセント以上、明確に男性か女性であるとされています。

卵巣と精巣の二元的な区別は、個人の性別を決定する基準として、恣意的なものでもなければ、人間に特有のものでもないのです。卵巣と精巣の進化的機能は、それぞれ卵子と精子を生産することであり、有性生殖が行われるためには、それらが結合する必要があるのである。そうしなければ、人間は存在しないのだ。1660年代にはこの知識は最先端の科学だったかもしれないが、2020年になって突然論争の的になるのは奇妙なことである。

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上記の99.98%という数字は、インターセックスが約0.02%であるため、100%には満たない。(しかし、インターセックスが性差を裏付けるという主張は、「性別は2つしかない」(真)と「すべての人間は明確に男性か女性のどちらかに分類できる」(偽)を混同しています。) 性別が2つしかないということは、性別が決して曖昧でないことを意味しない。しかし、インターセックスの人々は、セックスがスペクトラムであることを実証していない。ある人にとって性が曖昧だからといって、すべての人にとって曖昧である(そして一部の論者が推定するように、恣意的である)とは限らないのである。

例えて言うなら コインは表と裏の2面しかないので、二項対立の決定をランダムにするためにコインをひっくり返します。しかし、コインには表もあり、6,000回に1回(0.0166パーセント)の割合で(5セント硬貨で)その表が出ます。これは、インターセックスの状態で生まれてくる確率とほぼ同じです。ほぼすべてのコインが表か裏のどちらかになり、それらの表と裏は度合いや混ざり具合はありません。それは、表と裏は質的に異なる、互いに排他的な結果だからだ。エッジケースの存在によってこの事実が変わることはない。エッジの存在にもかかわらず、頭と尻尾は、離散的な結果であることに変わりはない。

同様に、ヒトの性発生の結果は、ほとんどの場合、男性か女性かはっきりしない。卵巣と精巣、ひいては女性と男性の発生もまた、質的に異なる結果であり、大多数の人間にとって相互に排他的で、混合や程度が異なることはありません。男性と女性は、インターセックスが存在するにもかかわらず、個別の結果であることに変わりはありません。

トランス女性を女性スポーツ界やその他の文脈に含めることを主張する際、男性と女性の境界線を曖昧にするために、インターセックスの存在が頻繁に持ち出される。しかし、トランスジェンダーとインターセックスは全く関係がない。トランスあるいはノンバイナリーのアイデンティティを主張する人の大多数にとって、彼らの性別は問題ではありません。アイデンティティではなく、一次性器が人の性を決定するのです。

第二次性徴器官・特性からの議論に関して、第一の欠点は、原因と結果を混同していることである。二次性徴とは、思春期に分化する解剖学的特徴のことであることを忘れてはならない。女性の場合、特に乳房が発達し、腰の幅が広くなり、腰や臀部に脂肪がつきやすくなることが挙げられます。男性では、声が深くなる、平均身長が高くなる、顔面毛が生える、肩幅が広くなる、筋肉質となる、脂肪が腹部の周りに多く分布するなどの第二次性徴がある。しかし、これらの第二次性徴は、見た目には分かりやすく、一般の人が男性と女性について考える際に切り離せないものですが、実際には生物学的な性別を定義するものではありません。むしろ、これらの特徴は、思春期に精巣または卵巣から分泌されるホルモンの環境の違いによって、性別の結果として生じるのが一般的です。

男性と女性で異なる発達の軌跡は、それ自体が数百万年にわたる自然淘汰の産物であり、二次的性徴は男性と女性で異なる方法で進化的適合性に貢献するからである。腰の幅が狭いメスは頭の大きな子供を産むのが難しく、腰の大きなメスが進化的に有利であった。しかし、これは男性には関係ないことで、男性とは異なる体つきになる理由の一つです。しかし、ヒップやヒゲ、胸などの第二次性徴が、生物学的にその人の性を決定しているわけではありません。これらの特徴は、性特有の淘汰圧によって進化してきたものではあるが、生物学的な性別の定義には全く関係がないのである。

そこで、もう一つ例えを挙げてみよう。バイカーはオートバイに乗り、サイクリストは自転車に乗る。この2つの乗り物には多くの共通点(2つの車輪、ハンドル、シート、スポークなど)があるが、少なくとも1つの根本的な点で異なっている。オートバイはエンジンと燃料を動力源としていますが、自転車はペダルを踏むことで動きます。誰かがバイカーであるかサイクリストであるかは、バイクに乗っているか自転車に乗っているかという二律背反の基準によって決まるのです。これがバイカーとサイクリストを定義する第一の特徴である。しかし、バイカーとサイクリストには、多くの二次的な特徴もある。例えば、バイカーはレザージャケット、ジーンズ、バンダナを身につける傾向があります。サイクリストは、肌にぴったりしたスパンデックスを着用する傾向があります。バイカーは頭全体を覆う重いヘルメットをかぶり、フェイスシールドを装着しています。サイクリストは通常、頭頂部のみを覆う軽量のヘルメットを着用しています。

バイカーとサイクリストの二次的特徴の多くは、恣意的または偶然のものではありません。男性と女性の第二次性徴のように、バイカーとサイクリストの第二次性徴の有用性を第一次性徴に対応させることができるのである。バイカーがタフな服を着ているのは、高速で移動するため、事故の際の保護や風邪の緩和のために必要だからである。一方、自転車乗りは、自分の体重と車の重さを加えてペダルをこぐので、軽量で通気性がよく、風を通しにくい服装や防寒具が必要である。衝突速度が遅いことを考えると、防護服の軽量化とトレードオフの関係にあると言えます。

しかし、スパンデックス素材のスーツを着て軽いヘルメットをかぶってオートバイに乗っている人が、サイクリストによく見られるこれらの二次的特徴を共有したからといって、サイクリストになる(あるいはバイカーでなくなる)ことはないのです。そして、ジーンズとレザージャケットを着て自転車に乗っている人は、バイカーに典型的な二次的特徴を共有することによってバイカーになる(あるいはバイカーでなくなる)わけではありません。これらの二次的特徴がバイカーやサイクリストを定義しないのと同様に、二次的性徴が男性や女性を定義することはないのです。

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生物学は複雑であるため、グラフや図面には簡単に心を動かされます。特に、「セックスは二元論ではなく、スペクトラムである」という解放的な概念のように、とにかく信じたいことを証明しようとする場合はなおさらです。しかし、スペクトルは量的な軸を意味し、これを真に受けると、厄介な結論に至る。特に人気のある図式は、セックスを二峰性のものとして描いている。つまり、「男性らしさ」と「女性らしさ」を表す二つの極大値があり、多くの人はその周辺に集まる傾向があるということである。Twitterユーザーの@ScienceVet2によるバイラルなツイートは、現在17,000リツイートを超えており、以下のような図を用いて二峰性スペクトラムモデルを伝えている。

このような表現が好まれる理由はおわかりいただけるでしょう。私たちの多くは男性か女性のどちらかのタイプに分類されるという直感的な感覚と一致する一方で、この2つのカテゴリーの間には広大で居住可能な連続性があるという考え方も保持されているのです。おそらく、様々な測定を行って、私たちがどのようなスペクトルに位置するかを正確に判断することもできるだろう。

このように、理論的には非常に進歩的に聞こえる。なぜなら、セックス・スペクトラムの愛好家たちが持ち出す男性らしさ、女性らしさの指標は、私たちの祖父母が認識していたであろう性差別的な理想やステレオタイプに常に基づいているからである。

下の修正図において、男性Aは男性Bよりも「男性らしい」のだろうか?女性Dは女性Cよりも「より」女性的でしょうか?何十年もの間、私たちは子供たちに、このような論理は侮辱的で有害であり、より男性的な特徴を持つ女の子も、よりステレオタイプな女性的体格を持つ友達と同じように女の子であることをきちんと教えてきました。この図のX軸が性器の形態を数値化したものであれ、第二次性徴や行動の集合体であれ、背が高く攻撃的で、髭が濃く、声が深く、ペニスが大きく、テストステロン値が高い男性は、背が低くおとなしい性格の男性よりも「男性らしい」ということを暗示している。同様に、胸が大きく、ウエストとヒップの比率がより「女性的」で、体毛が少ない女性は、胸が小さく、曲線が少なく、毛深い女性よりも「女性的」であると考えられるでしょう。

このセックス・スペクトラムの論理は、いじめの論理に酷似していると思われるなら、その通りである。次のようなシナリオを想像してみてください。16歳のジェームスは、とても女々しい少年である。彼は高校で、その女性的な外見と態度を理由に執拗ないじめに遭っている。クラスメートは、"何だ、お前は女か "とからかう。それを聞いた担任の教師は、性差表を見て、こう告げます。「そうかもしれない」。

この考え方のもう一つの心配な副次的なことは、インターセックスの幼児に対する外科的介入(インターセックスの性器切除と呼ばれることもある)により、個人の実際の位置が疑似科学的な性スペクトルに沿って変化してしまうことである。そうすると親は、自分の子供を「理想的」に(自分の考えで)男性寄りに、あるいは女性寄りにするために、時には幼児の本当の(生殖腺)生物学的性別とは相容れない、他の「矯正」手術を選択することを正当化するように感じるかもしれません。公平を期すために、ほとんどのセックス・スペクトラム擁護者はインターセックスの幼児に対する外科的介入を非難していますが(そしてそれは当然だと私は思います)、彼らの教義がそのような実践をいかに促すかについては考慮されていないのです。

セックススペクトラムの疑似科学の約束事、つまり自分の性を決定的に決定することは不可能であるということは、すでに自分のアイデンティティに関連する問題と格闘している人々にとって自然な魅力を持っているのです。セックスという基本的なものをコントロールできるかもしれないと想像することは、力を与えてくれる。セックススペクトラムの提唱者であるクレア・エインズワース博士が執筆した2015年の『Nature』誌掲載論文『Sex Redefined』では、最終段落にこう書かれている。

「生物学的なパラメータが1つもない以上、結局のところ、性自認が最も合理的なパラメータだと思うのです」とヴィレイン氏は言う。つまり、ある人が男性か女性かを知りたければ、尋ねてみるのが一番なのかもしれない。

In Sex Redefined, a 2015 article that appeared in Nature, authored by sex-spectrum advocate Dr. Claire Ainsworth, the final paragraph reads:

カリフォルニア大学ロサンゼルス校の臨床医であり、ジェンダー・ベースド・バイオロジー・センターのディレクターであるエリック・ヴィレイン博士は、生物学的性別は「一つの生物学的パラメータ」に還元できないので(事実ではない)、性別分類を完全に放棄し、完全に主観的な性自認を優先すべきだと主張している。これは不可解な結論である。なぜなら、仮に性スペクトラムモデルが正しいとしても、人がスペクトラムのどこに位置するかを選ぶことができるということにはならないからだ。さらに、エインズワースのヴィランの言葉の解釈には、性はスペクトルであるという主張から、性は恣意的で無意味であるというもっと極端な主張への微妙な移行が見られる。この理解によれば、人はただそう言うだけで、錬金術のように自分の生物学を文字通り再構築することができるのである。人間が主張する力とは、なんと驚異的なものだろう。それが実際に存在するのであれば。

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トランス権利活動家の中には、なぜ私のような利害関係が小さいと思われる問題に固執するのか、と問う人もいます。もし、男性と女性の違いが明白なスポーツ競技の分野で生物学的性別の概念を覆すことができれば、他のあらゆる分野でセックススペクトラムの偽科学を押しとどめる戦いができなくなるのです。トーマス・ソウェルがその著書『宇宙的正義の探求』の中で簡潔に述べているように、「社会が生き残るためには、一般的な理論と難解な現実との間にわずかな乖離しか存在しない」のである。しかし、平等の理論が、愚かな「社会」よりも道徳的に優れているという頭でっかちな気持ちの根拠となる場合、再検討されることも、初めて検討されることもないだろう」。

セックス・スペクトラム・モデルの提唱者たちは、もともとこれらの理論が開発されたとき、間違いなく良かれと思ってやったことだろう。結局のところ、私たちの自己認識や理解の移り変わりをすべて正当化するような人間の生物学的説明を、誰が好まないというのでしょう。しかし、時が経つにつれ、これらの理論が人間の本質を歪め、弱い立場の人々に害を与える誤った生物学の理論を作り出したことが明らかになりました。現実を歪めて平等と正義を実現しようとするとき、不平等や不公平は決して解消されることはなく、ただ再配置されるだけなのです。

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ペンシルベニア大学水泳選手の父親は、トランス選手に関するNCAAの「対処療法」を非難

ペンシルベニア大学水泳選手の父親は、トランス選手に関するNCAAの「対処療法」を非難し、USAスイミングに規則の厳格化を要請。トランス選手のリア・トーマスのために娘がレースで出場機会を失い、チームメイトは「本当に不幸」だと語っている。

By Ronny Reyes

20220123(日曜)

英国デイリーメイル紙 オンラインより
https://mol.im/a/10427265

⚫︎ペンシルベニア大学の水泳選手の父親は、娘とチームメイトの何人かがトランスジェンダーのライア・トーマスがチームにいると、公平に競争できないと主張した。
⚫︎彼は、トーマスのせいで娘がリレーレースで出場機会を失ったと主張し、士気が低下し「プールデッキで泣いていた」と述べた。
⚫︎また、NCAAがスポーツ団体に規制をかけたことを受け、USAスイミングにトランスアスリートに関する明確なガイドラインを制定するよう求めた。
⚫︎USAスイミングは、「非エリート」の選手が「性自認と一致する」方法で競技を行うことを認めると発表した。
⚫︎しかし、エリート選手に関する裁定をFINAに委ねたため、トーマスのようなトランスジェンダーのスイマーがエリートとみなされるかどうかは明確にしていない。
⚫︎トーマスがエール大学のトランスジェンダースイマー、イザック・ヘニグと100自由形のレース中に共謀したと、ペンシルベニア大学水泳部のメンバーが主張したため。

ペンシルベニア大学の水泳選手の父親は、娘と「かなりの数の」チームメイトが、トランスジェンダーのライア・トーマスがチームにいると公平な競争ができなくなると感じ、激怒して「プールのデッキで泣いている」と語った。

Fox Newsの取材に対し、匿名を条件に、NCAAのトランス選手に関するガイドラインをUSAスイミングに「丸投げ」したことを非難し、スポーツ団体が今こそ「正しいこと」を行うよう要求した。

USA Swimmingは米国内のすべての水泳を監督しており、本当に勇気があれば、USA Swimmingが自分たちの利益にもつながることを少女たちに伝えるような形で方針を作り上げることができると思う」と述べ、娘がこの状況全体に怒り、トマスのせいでリレーレースでポジションを失ったと主張していることを付け加えた。

彼女はこのスポーツにすべてを捧げてきたのに、その一部が奪われたように感じているのです」と、フォックス紙に語った。

彼の発言は、UPenn大学の水泳選手が、1月初旬にトーマス(22)がトランスジェンダーのイェール大学の水泳選手に負けて、「女性が彼女に勝てることを証明」しようと企てたと告発され、彼がUPenn大学の女子記録を破ったことで起きた物議を鎮火させようとしていることを受けたものです(※)。エール大学の水泳選手イザック・ヘニグは女性から男性に転身しているが、女子チームの参加資格を得るためにホルモン療法を遅らせている。

トーマスを批判する多くのチームと同様に、告発したチームメイトもトランスフォビックのレッテルを貼られることを恐れて匿名で発言した。

Foxの取材に応じた父親もこうした心配に共鳴し、公然とトーマスを批判するようなことがあれば、チームは「将来を脅かされる」可能性があると述べた。

さらに、この状況をめぐって『プールデッキで泣く』ような事例が多くなってきたという。

「彼らは、リアがやっていることに賛成していないし、この状況に本当に不満を持っているんだ」。「モラルも悪い」。

NCAA理事会が「非エリート」のトランス選手に関するガイドラインを更新し、各スポーツの運営組織の意向に従うと述べたことを受け、36万人以上の会員を監督するUSAスイミングは木曜日に声明を発表した。

USAスイミングは、『非エリート』の選手には『性自認と一致する』方法で競技することを認めると発表したが、トーマスのようなトランスジェンダーのスイマーがエリートとみなされるかどうかは明らかにしなかった。

最終的には国際水泳連盟(FINA)に判断を委ねるとしているが、FINAはまだ公式ガイドラインを発表していない。FINAは水上スポーツの国際競技を管理し、国際オリンピック委員会(IOC)に承認されている。

「USAスイミングは、包括性と、すべてのアスリートがそれぞれの性自認と表現に一致した方法で水泳というスポーツを経験する機会を得ることを固く信じています」と声明は述べている。

「また、競技の公平性を強く信じており、多くの人と同じように、この空間における適切なバランスについて学び、教育するために最善を尽くしています」とも。

声明は、トランスジェンダーの参加に関する国際オリンピック委員会のガイドラインを引用しているが、これはすでに時代遅れになっている。11月現在、IOCはFINAに対し、トランスジェンダーのアスリートに関して、スポーツごとに独自の参加資格要件を作成するよう求めている。

USAスイミングとFINAは、DailyMail.comのコメント要請にすぐには応じなかった。

この混乱は、UPennの水泳選手が今週Outkick.comに語ったところによると、1月8日の100自由形のレース中に、トーマスがイェール大学のトランスジェンダー水泳選手イザック・ヘニグと共謀したと(この選手は)考えているとのこと。

ヘニグ選手は20歳で、女性から男性に移行しているが、女子チームの出場資格を得るためにホルモン療法を遅らせている。

ヘニグは100ヤード自由形でトーマスを破り、49秒57のタイムでゴールし、52秒84のタイムで6位に入ったトーマスに3秒以上の差をつけている。

大学や活動家からの脅迫を避けるために匿名としたこのチームメイトは、今月初めに行われたエール大学、ダートマス大学とのペンホーム3大会の前に、トーマスとヘニグが計画したと考えているという。

「(ライアの)タイムを見ていると、彼女が努力していたとは思えない」と彼女はOutkickに語った。彼らは友達だし、大会前に話していたのも知っている。彼女(トーマス)は、『ほら、私はFtMに負けたよ』ということを証明するために、彼女に勝たせたのだと思う」と。

トーマスが大会を投げたと思うかと聞かれ、チームメイトは確信しているという。 「そうです。確かなことは言えませんが、それが100%事実だとわかってもショックは受けません」と彼女は言った。

匿名のチームメイトは、トーマスが別のレース、1.48.73でフィニッシュした200ヤード自由形でも投げたと非難している。彼女は1.48.73でフィニッシュした。最も近いライバルは、彼女とわずか2秒差だった。

「私はデッキにいて、友人に "彼女は文字通り努力していない "と言ったんです。あからさまにわかるんです。200フリーを見てたんだけど、彼女は文字通り他の女子選手とペースを合わせていたのよ」。

「彼女は一時期国内1位だったんですよ。確かに才能のあるスイマーたちだけれど、国のトップに立つとか、そういう器量ではないです」と、そのチームメイトは続けた。

「誰かが死にそうになっているとき、彼らがゆっくり泳いでいるとわかるんです※※」とそのスイマーは付け加えました。「(200自由形で)リアが努力していないのがわかったんです」と付け加えた。

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※適宜改変。部分の改変、自信なし。元記事にてご確認を。
※※私の英語力では理解不能でした。



ジェンダーセルフIDという狂気の発想はどこから来たのか?


20220104(火曜)

エジンバラの小児性愛者が、我々の法律を根底から覆すようなプロセスをどのように開始したかについて

Malcolm Clark 氏の連続ツイートより
https://twitter.com/TwisterFilm/status/1307883098516983809?s=20

ジェンダーセルフIDという狂気の発想はどこから来たのか?このスレッドでは、エジンバラの小児性愛者が、我々の法律を根底から覆すようなプロセスをどのように開始したかについて、1年以上前に書かれたものです。その頂点はインドネシアのリゾート地ジョグジャカルタにある...。

1./ もし英国政府が本当にGender Self-IDを拒否したのなら、それは「性同一性」ロビーにとって歴史的な敗北となる。しかし、セルフIDなどという奇妙なアイデアが、なぜこれほどまでに政治的な支持を得たのだろうか?奇妙で厄介な話である。

2./ 1974年、エジンバラで2人の男がヨーロッパ中のゲイ団体を集め、国際ゲイ会議を結成するところから始まる。そのうちの一人、イアン・ダンは、小児性愛者で、PIEの創設メンバーである。以下は彼の死亡記事である。

https://www.independent.co.uk/news/obituaries/obituary-ian-dunn-1151494.html

3./ IGCはその後、国際的に卓越したゲイの権利団体であるILGAとなった。1994年に小児性愛者団体との関係が明らかになり、国連NGOとしての地位が中断されたにもかかわらず。この大失敗についてのILGAの見解は以下のとおり。

https://ilga.org/ilga-ecosoc-status-controversy

4./ 2006年、ILGAはようやくその騒動を収めると、国連は同性愛者の権利を正しく受け入れるべきだと主張する活動に戻った。しかし、ジンバブエやサウジアラビアのような国の反対を押し切ることはできなかった。そこでILGAは名案を思いついた。インドネシアに行くのはどうだろう?

5./ 2007年、ILGAは人権弁護士を招き、インドのジョグジャカルタに有償で出張させ、そこでゲイの権利に関する決定的な声明となることを期待する人権憲章を作成した。ジョグジャカルタの案内はこちらです。Look$ lovely 

6./ しかし、運命的なミスがありました。スティーブン・ウィトルのようなトランス活動家が後半に招待され、新しい「ジョグジャカルタ原則」に性的指向と同等の地位を持つ「性自認」を含めるよう主張したのです。彼らは勝利した。https://yogyakartaprinciples.org/principle-3/

7./ YPの性同一性条項の中心は、トランス活動家の端くれから持ち出されたセルフIDの概念であり、誰もが問答無用で、自分が認めた性別として法的に認められるべきだというものである。この概念は、すぐに世界中の活動家たちによって広められた。

8./ YPのたわごとを最初に買ったのは、2012年に息を呑むほど腐敗したアルゼンチンだった。このスレッドでは、ひどいクリスティーナ・キルチネルが、プログレッシブであるというイメージを変えるために、自己IDをどのように利用したかを探っている。彼女の純資産は推定1億1500万ドルだ。#justsaying>

性同一性」法がいかに進歩的とは程遠く、むしろ政治体制に何か大きな問題があることを示すことが多いかについての別のスレッド。スコットランド政府がトランスの権利に固執していることを正当化するのを聞けば、アルゼンチンのことをたくさん聞くことができるだろう。

9./ 深く腐敗したマルタがEUに加盟したとき、その政府は進歩的に見せようと必死で、Self-IDを通過させた。この政策と横行する腐敗を批判したのが、ダフネ・ガリツィアである。同じ政府の主要メンバーが、彼女の死に関与しているとされている。
https://www.theguardian.com/membership/2020/feb/08/malta-daphne-caruana-galizia-murder-journalist-investigation

10./ 自動車爆弾で殺害されるちょうど6ヶ月前、Pink Newsは、ILGAのLGBTの権利に関するランキングでマルタがスコットランドを抜いてトップになったことを嘆いた。マルタの兵器級の汚職が、無法地帯以外のモデルとして失格であるという事実には、全く触れていない>。

https://twitter.com/TwisterFilm/status/1307883125020786688/photo/1

11./ セルフIDは「国際的なベストプラクティス」であると言われています。そうではありません。アイルランド、デンマーク、ノルウェーでは、結婚の平等を求めるキャンペーン中にセルフIDが密輸された。これは意図的な戦術であったことは、トランス系ロビー団体への法的助言から抜粋して認めることができる。>

https://twitter.com/TwisterFilm/status/1307883132666941445/photo/1

12.これは、以下の特別な記事の一部である。
JAMESKIRKUP
は、国民が決してそれを買わないことを知っていたので、あえて自己IDの議論をしなかったロビーの欺瞞的な戦術を暴露した。彼らは代わりにトロイの木馬として同性愛者の権利を利用することにしたのです。
https://www.spectator.co.uk/article/the-document-that-reveals-the-remarkable-tactics-of-trans-lobbyists

13.・英国ではこの戦術は次のように例証された。
ストーンウォールク
は、2015年にトランスの権利を最優先事項として採用しました。これは、みんなが大好きなトランス活動家、髭面の「レズビアン」であるアレックス・ドラモンドを含む、彼らが設置したトランス諮問委員会の勧告によるものだった>。

14./ 同じパネルにいたのがエイミー・チャロナー。セルフIDのチャンピオンで、彼女が一緒に暮らしていた重要な「トランスの味方」である父親が、児童強姦罪で告訴され、最終的に刑務所に入ったことを緑の党に伝えなかった人物である。彼女は眼鏡をかけ、以下の左側に立っている。
@ruth_hunt

15./ ルース自身、現在は男爵夫人、ストーンウォールのCEOとして、セルフIDの概念を取り入れていますが、同じ頃、彼女の身に不気味なことが起こりました。彼女の著書『Queer Prophets』には、ナイトクラブでイエスが現れ、彼女に語りかけたことが描かれています。彼女は涙を流しました。まさにクィアですね。

16./誰もいない
@ALLIANCELGB
はイエスを見たことがないが、昨年の我々の設立は、自己IDの拒絶は同性愛嫌悪であるという神話に釘を刺す小さな奇跡であった。むしろ法律で同性愛者を保護することを解消している。ホモフォビックの親にも悪用されています。
https://twitter.com/TwisterFilm/status/1279948306446245888?s=20

17./ @jk_rowlingが@MForstaterを擁護したことで景色が変わった。JKRはトランスの人々が自分らしく生きる権利を公然と支持しており、彼女をどこかしら(トランス)ヘイト的だと主張するこのような攻撃に、国民は困惑していた>
https://www.vox.com/culture/2019/12/19/21029852/jk-rowling-terf-transphobia-history-timeline

18./ 先週のRIP JKの嫌なハッシュタグが、ラクダの背を折る藁だったのかどうかは分かりませんが、きっとそれは
@trussliz
優しさ」という言葉で着飾るのが好きな自己IDロビーの境界線のなさと悪質さ。

19./ G R Reformの拒絶は、今や政治的なフットボールとなるだろう。女性や同性愛者(そしてあらゆる種類の心配性の親たち)が、しばしば不本意ながら自分たちを擁護するために群がっているのに、東証は反動的だと糾弾されることになるだろう。
@trusslizは、正しいことをする勇気があったのです。

20./ 私たちがどれほど災難に見舞われる寸前だったかを思い出す価値があります。2016年12月に東証がトランスジェンダーの平等に関する最初の討論を主導したとき、彼らは他の政党とブラウニーポイントを競った。これは、その哀れな栄光のすべてのその目覚ましい祭典です。>


21./ テリーザ・メイは首相であり、セルフIDを買っていた。他のすべての政党もそうだった。これはSNPの普段はとてもスマートな @joannaccherry YPの無意味さを売り込み、SNPが「性同一性」を採用したことを自慢している。ジョアンナと同じように、私たちもありがたいことに、今はみんな賢くなっているのです>。https://twitter.com/TwisterFilm/status/1307883176245833728/photo/1 


22./ それとも? Self-IDのような勢いのある悪いアイデアは、それ自体で一命を取り留めることができます。以下は、その例です。
@JournoStephen (女性だと言っている)男性の身体を持つ人を男性と呼ぶのはトランスフォビックだと主張する自由民主党の自己IDの解釈を解剖している。>
https://www.spectator.co.uk/article/the-lib-dems-transphobia-meltdown-is-complete

23./ スティーブン・ホイットル自身(あのYPの著者でトランスマンの第一人者)が、生物学的性別と「性自認」が同じだと揶揄していたにもかかわらず、です。自由民主党は、自分たちの "weakeness "を首尾一貫したものにすることさえできないのです。>
https://twitter.com/TwisterFilm/status/1271832129085886465?s=20

 
24./ 運が良ければ、今週のセルフIDの行進の逆転劇は極めて重要なものになるでしょう。女性が自分自身を定義する権利は、それに値する重要性を持つようになるだろう。子供たちは保護され、同性愛者は法律で権利を守ることが許されるでしょう。しかし、Self-IDの物語は訓話であるべきだ。


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