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ライオンズゲートについて

8月8日になると「ライオンズゲート」という言葉を見かけます。「それは西武ライオンズの球場の扉が開くファン感謝デーことか?」という変人(名誉のために匿名)はさておき、宇宙エネルギーと関係がありそうだ…想像はつくと思います。

私、いまでもわからないんですよ。なんで毎年8月8日前後にライオンズゲートなるものが、地球人のカレンダーに合わせて開かれる…ってことを、みんなが素直に信じてるのか?を。誰も不思議に思わないのか?ってことも。誰が言い出したのか?検証せずに信じていることも。

秘教占星学には、その智慧がたっぷり書かれていて、おそらく私はシリウスと獅子座、そして地球との関係を占星学的な観点から、かなり勉強した者だと思います。しかし、その私でも「よくわからん」のです。あの情報を読み解ける人がいたら連絡ください。教えてほしいです。とくにライオンズゲートというからには、私の意識、i直観や理性では理解できない情報をわかっているのだと信じています。

たしかに毎年この時期になると、確かに身体が重くなるのですが、夏の暑さかもしれない…と思ってます。

しかも、参加したアメリカの占星学コミュニティーでは今年のライオンズゲート(実際に彼らはライオンズゲートという言葉はつかません。シリウスとイングレスとの整列と言います)は先月末に開かれ、新月(8月8日)にむけて終わる…と言いました。私自身はその線にしたがって2週間瞑想をつづけ、結果的にエネルギーのピークは8月6日だったように感じました。

月の短いサイクルに意識がある人には新月は「始まり」ですが、月以外の惑星サイクルに意識がある人にとっては決して「始まり」ばかりではありません。新月が終わりになることもある。

大衆に叡智が広がるとき、その意味は歪められることが多いのは、ある意味「法則」だと思います。七夕と一緒で、カレンダーに記された分かりやすい日(7.7とか8.8)のほうが、人も智慧として納得するのでしょう。なんだかなぁーと毎年思いながら、「それでも太陽系外のエネルギーに心を開く人がいるなら、それでよし」と思い、聖なる沈黙をする…。➡沈黙してないやん!

良識ある占星術家(歴史に詳しい人)なら、迂闊には口にしないと思います。

あらためて私の座右の銘

主仏陀は言われた

ただそう言われているからといって、ものごとを信じてはならない。
昔から伝わってきたものだからといって、その言い伝えを信じてはならない。
そのように噂されているからといって、その噂を信じてはならない。
聖者が書いたものだからといって、その書を信じてはならない。
天使から与えられたものと思い込んで、その空想を信じてはならない。
でたらめな憶測から引き出した結論に基づいて、また必然的にそう類推されると思われるからといって、あるいは、単に教師や先生の権威を拠りどころにして、信じてはならない。

しかし、自分の理性と意識において確証を得たときには、そのような書、教義、言葉を信じるべきである。仏陀は最後に次のように言われた。

「そういうわけで、私があなた方に教えたのは、そう聞いたからというだけで、信じてはならないが、自らの意識で確信したならば、その信念に従って一所懸命に行動せよということである」と。

『シークレット・ドクトリン』 第三巻、原書

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