the year 2025～Vol.1

しばらく2025年について書いてみます。

DK大師（以下DK）は秘教本全体で15回、2025年について書いている。具体的な年数で多い記述は世界大戦が終了する1945年で、それは執筆した時代そのものなので自然だが、当時から80年後の2025年を取り上げたのか？
最も大切なのは100年に一回召集される「ハイラーキーの大会議（コンクラーヴェ）」の年であり、「宇宙光線の増強が終わる年」でもある。

コンクラーヴェでは「100年先の未来までの地球のロードマップ」が決められると言われる。DKが秘教本でのべた2025年以外のコンクラーヴェの一つは1425年、「2025年まで大祈願が使われることが決定された」とある。つまり1425年から2025年、600年間は大祈願の使用に意図的な進化計画があるのだ。2025年に何があるのか？大祈願に明確に伝えている「ハイラーキーの出現」である。

では100年前の1925年のコンクラーヴェでは何があったのか？その具体的な記述はないが、1925年に「宇宙の火」が出版されている。この本はおそらく地上で最も難しい本の一つであり、DKがイニシエートのために書いた本だと説明されている。つまり地上に肉体をもったハイラーキーのために、宇宙の法則の智慧は書籍となって用意されたのだ。

それから100年となる2025年にはいったい何が起きるのだろう？その答えは誰も知らないが、すでに世界中の秘教徒が様々な準備を始めている。私にもまったく分からないが、そよ風にのってささやかなインスピレーションが運ばれてくる。

受け入れられた弟子はイニシエーションを受け、誓いを立て た弟子は受け入れられ、受け入れつつある(従順な)弟子は誓いを立てようとしている。 このように、大きな新しい動きが進行しており、相互作用と相互交流は途方もなく増大している。これは西暦2025年まで続くであろう。今からその時までの期間に、非常に大きな変化が起こり2025年の１世紀ごとに開催されるハイラーキーの全体会議において、ハイラーキーの外的顕現の第一段階に向けた日付がおそらく設定されるであろう。(今からその日付までの) 現在の周期は、専門用語では「先駆者の段階」と呼ばれる。この段階において、その性質は準備的であり、用いる方法は試験的であり、そのテクニックや結果は啓示的になるよう意図されている。
アリスベイリー「ハイラーキーの出現」より