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Purereason~純粋理性


週末はアーケインスクールのウエサク会。
2021年のテーマは「purereasonー純粋理性」
別名を直観、普遍意識、ブッディ意識とも言う。
この4月に心を熱くした映画ノマドランド。
純粋理性は、成功している人、物質主義に幸福を感じる人のもとではなく、ハウスレスとなった車中泊の高齢者のもとに目覚めていた。
人生の真理から逃れられない試練が、人をイニシエーションへといざなう。決して幸せになることが霊的成長のステップとは限らないようだ。

両手をつきあげて「やった私は純粋理性に辿り着いた!」と喜んでも、
周りに誰も祝福してくれる人はない。
そんなラストシーンを思い出すたびに涙がでる。

放浪している人が魂とのつながりを取り戻し、
幸福のなかに魂を見失い心を放浪させる人がいる。

だからこそ、私は真実を見抜く目をもちたい。

パーソナリティーの深い悲嘆と不幸の直中にあっても、魂の喜びを知り感じることはできる。真理から目を閉ざしているため幸福な人々もいれば、イリュージョンの殻の中に隠れて、自己催眠にかかっているため、幸福な人々もいる。

しかし、熱誠家の多くは目を大きく見開く段階に到達している。彼は自分自身に真実を語るようになっており、自分と他の人々の 間に分離の壁を築くこともない。彼は目覚めており、生々としている。彼は敏感で、しばしば苦しんでいる。彼は、世間の人々が幸福とか平安とか呼んでいるものがなぜ自分のもとを去ってしまったように思えるのか不思議に思い、どのような結果になるのかと問う。

ホワイトマジックより

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