スキルだけじゃない楽器の上手さ

楽器が上手い人といえば、どんな人を想像しますか?
難しいフレーズが弾ける人、譜面を読むのが早い人、アドリブの対応力が高い人、良い音を鳴らせる人、色々あると思います。

ただこういったスキル的なところだけでない上手さというのもあると思います。

分かる人には分かる感覚だと思うのですが、演奏してる人が演奏してる自分以外の人のことをどれだけ考えられてるか何となく分かる瞬間ってありますよね。
バンドのメンバーや、聴いてくれているオーディエンスだったりをどれだけ考えられてるか。

これが上手い下手を分ける一番大きな要因じゃないのかなと思ってる節があります。

自分の話になるのですが、現在ストリートミュージシャンの活動で毎月数万円ほど頂けております。

毎回聞いてくれる人がどれくらい気持ちよく聞けるかを考えて音を鳴らしていますが、これがないと自分はミュージシャンたりえてないと思います。

今はメソッドや色んな情報が溢れていて余計忘れがちになりそうですが、自分の演奏が周りの人にどういう影響を与えるかといった考えはちゃんと心に根ざしておきたいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?