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図書館の活用


最近図書館に足をよく運びます。

改めて訪ねてみると、無料でここまで使える施設を使わないのはもったいないと感じます。

本以外の情報を探す

図書館というと、「本を借りるところ」というイメージが強いのですが、最近はCDやDVDなどの紙媒体以外の資料を充実させるところも増えてきました。

知人と食事に行った際、「ちょっと図書館に寄りたい」というので一緒に立ち寄ったら、DJ用の音源を探してました。

特に最近の図書館で顕著なのが、「リクエストを出している利用者の趣味がもろに反映されている」ということです。
そのため、有名アーティストであってもどちらかというとマイナーなものだったり、意外なアーティストの作品が置かれていたりします。

近所にわりと小さめの分室があるのですが、そこはレシピ本などの実務書と子ども向けの本が目立ちます。子どもがゆったりいられるスペースをたっぷりとっているので、自習スペースはありません。久しぶりにのぞいたら、音楽、芸能に加えてプロレスの書籍が充実していました。

ビジネス関連の情報に力を入れている図書館も増えていて、様々な「社史」を集めて展示している図書館の話を聞きにいったことがあります。自分の勤めていた会社の社史もありました。

もうひとつ、図書館には地域のイベントやセミナーなどのチラシ、フライヤーがたくさん置いてあります。資格取得につながったり、マッチングの機会を設けたり、ビジネス関連のものも結構あるので、ときどきチェックするとよいでしょう。

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自習スペースにする

私の行動範囲には区立の図書館がいくつかありますが、メインで利用している図書館は、大学が近いという立地から個別に区切られた席のスペースを結構とっていて、席の利用が2時間までとなっています。席にカードが置いてあり、それを受付にもっていくと「〇時〇分まで」と記入してその時間まで使えるという方式です。
時間が限られる、というのは逆に集中して勉強するにはよかったりします。

また、改装で電源を備えたブースができたうえ、Wifiも使えるようになりました。そんなに早いわけではありませんが、ネットでの調べもの程度はできます。

万能ではない

ネットを使えば横断的に欲しい資料の検索ができ、予約して受け取ることも可能です。

ただし、ベストセラーの小説などは予約が何百人待ちとなっているので、待っているよりさっさと購入して読んだほうがストレスが少なくて済むのではないかとも思います。

注意しなければならないのは、ビジネス書などは古い版をそのまま置いていることです。
自己啓発書などはともかく、税法をはじめとして、法律はたびたび改正されています。古い版にのっている解決方法はいま使えないとか、手続き自体が変わっているといったこともあります。

Photoshopやillustratorなどのテキストも案外置いてあります。古いバージョンに対応したものが多かったりはしますが、新しいものが入ってこないわけではありません。そうしたタイプの本を借りるときは、いつ発行されたものかを奥付をみて確認しましょう。

図書館の資料がイラストや懸賞の部分だけ切り取られる、といった悲しい事態が起きているのは残念です。

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