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鍼を受けたあとはご飯がおいしい

はりやお灸やマッサージを受けた日はご飯が美味しく感じるとのお声はクライアントさんからよくきく話題で、その後の睡眠そして翌日のおつうじまで気持ちよく、一連の流れがコンディションを良いように変えてくれるのが鍼灸施術後の私のイメージ。気分も良く、身体も気持ちよく。

▼2月25日 日曜日にこちらを開催します。


鍼灸、とりわけ刺さない鍼(ていしん)を使った【ていしん×〇〇シリーズ】をより展開していきたいと思っていて。ていしん×飯もだし、ていしん×お化粧品スキンケアや、ていしん×サウナもまたやりたいし、ていしんの可能性を追求したいというのが個人的な想いがある。

ていしんの魅力は施術者個人の魅力と掛け算されるのことで、プラセボ的な効果も含めて鍼灸や東洋医学のひとつの入り口や選択肢として選んでもらえたら嬉しい。鍼を刺さずに施術をすること、は難しいと思われているかもしれないけれど、そんなことはない。だからといってなんでも解決できる魔法の道具というわけでもない。受け手目線だとリスクが少なく、恐怖感がなく痛みもないのが魅力だし、施術側としては扱いやすくて、使いやすくて、東洋医学を表現しやすいところが魅力。

鍼灸師さんがよく「ていしんは学校で習わない」というが、果たしてそれはどうなのかという疑問はある。ていしんという道具を選択するだけなので、習ってないというのはいかがなものか。耳障りのいい技を教えてくれる先生が優しいのだろうけれど、教科書や専門学校で教わったことを、ていしんを使って表現するだけでいい。使い方は施術者それぞれになるし、クライアントさんによっても変わるだろうし。この変幻自在感がていしんの魅力でもあるし、まずは手にとって欲しいし、東洋医学を表現する方法として是非使ってもらいたいなと強く思っている。

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(ちょっとだけ鍼灸師さん向け)

教科書やセミナーでは得られないものとして、言語から漏れたメッセージや体験、があると思っていて。ここが実は重要、ということもよくある。言語や形になっているほうがわかりやすいし、理解しやすい。認知の外側は、頭で考えるとストレスかもしれないが、体験はすんなり入ってくる。現代科学でわかっていないことも、何かあるかもしれない。オカルトなことを言うつもりはなくて、東洋医学概論や先日たちが残したものや表現を自分の身体や、受けてを通して理解していく過程は、私はとても大事だと思っている。技術職において、センスがないと感じる場合は体験や経験による習得が足りないこともあるだろうと。見て盗むのはどこか、というところなのかもしれない。文字や言葉の外側を読み取れるスキルは、施術にもクライアント対応にも生かされて、現場力となる。目に見えないもが重要!といいたいわけではなく、目に見えないものもまた〝みえる〟といいよねというお話し。

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(お腹すいた)

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