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胸スポンサーの紹介〜セリエA編〜

はじめまして。こんにちは。

 突然ですが皆さん、海外サッカーのユニフォームを一目見て一番最初に目につくものってなんでしょうか?胸スポンサーですよね(決めつけ)。皆さん海外サッカー見始めの頃とか特に、胸スポンサーに興味湧かなかったですか?え?胸しか興味がない?は??それはそう。おっぱい。

 今回はセリエA各クラブのユニフォームの胸スポンサー(と、サプライヤー)を紹介していこうと思います。"おまけ"とか"余談"とかで話が逸れまくっているところも、適当に読んでみて下さい。
 詳しい方からすると間違っている箇所があるかもしれません。その際は修正しますのでご指摘頂けると幸いです。

 筆者はJリーグをほとんど経由せずにいきなり海外サッカーに興味を持ったので最初は恥ずかしながら胸スポンサーって何?状態でした。例えばインテルの胸スポンサーは長らくピレリ(PIRELLI)という会社なのですが、「このでっかく書かれているIRELLI(当初はPが重なっているデザインとは分からなかった)って何やろ。イレリ?イレッリ?インテルの別名かな」とか思ってました。自分にとって馴染みがあったのはプロ野球です。タイガースのユニフォームの胸にでっかく書いてあるのって、TigersであってJoshinじゃないのです。だからというわけではないんですけど、今でも色んなクラブの胸スポンサーに興味があったりします。

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↑ピレリのロゴ。初見では読めませんでした。


 これを作ろうと思ったのは、筆者自身が興味があったのと、なかなか全クラブまとめて掲載しているところが無かったからです。一発でわかるものがあればいいなあと思って、作りました。順番は昨季のセリエA順位に基づいています。20チームあり、結構長くなったので、目次をつけました。押せばその項に飛べます。

0.各ユニフォームのサプライヤー

 セリエA2019-20シーズンを戦う20クラブのユニフォームのサプライヤーを載せておきます。意外と3大メーカー(NIKE、Adidas、PUMA)を採用しているところは少ないです。掲載順に特に意味はありません。

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補足:マクロンはジェノアに本社を置くスポーツブランド、カッパはトリノ発祥のブランド名です。他にエレアやディアドラもイタリアのメーカーです。ホマはスペイン、ルコックスポルティフはフランスに本社を置くスポーツ用品企業です。M908は、よくわかりませんでした。テヘ

1.ユヴェントス(Juventus FC)

胸スポンサー:JEEP(2012〜)

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キエッリーニ(Giorgio Chiellini)(画像:公式Twitter)

 ユヴェントスの胸スポンサーはここ最近ずっと「JEEP」って書いてます。おなじみ四輪駆動車のブランド名ですね。日本ではジープっぽい車の代名詞的に用いられたりもします。JEEPはFCA(Fiat Chrysler Automobiles NV;フィアット・クライスラー・オートモービルズ)という、自動車の製造/販売会社を傘下に持つ会社の傘下に入っています(日本語!)。FCAの本社はオランダにあります。この会社は2014年にフィアット社(FIAT S.p.A.)とクライスラー社が合併してできたものなんですね。皆さんご存知の通りフィアット社が、イタリアのトリノに本社を構える超絶名門会社です。創業者はジョヴァンニ・アニエッリ(Giovanni Agnelli)という方で、この一族の方がユベントスを設立しました。それで現在も、ユベントスのオーナーは代々アニエッリ家が引き継いでいます。すなわちクラブのオーナーが胸スポンサーのトップも務める一族経営で、その歴史は非常に長いものとなります。形態的には後述のサッスオーロも近いものがあります。かつて「フランスにはルノーがあるが、イタリアにはフィアットがある」とまで言われたぐらいですから、めちゃくちゃ影響力を持った会社です。

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人気車種のひとつ「FIAT 500」(画像:公式HP)。
これはルパン三世の愛車でもあります。映画「ルパン三世 カリオストロの城」冒頭のカーチェイスシーンです。

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 また、ユーベの選手がJEEPの性能テストを行いましたなんていうプロモーションもありました(画像:公式HP)。

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おまけ:背面の腰スポンサーには2017年夏より「Cygames(サイゲームス)」が収まっています。日本のモバイル向けゲームアプリなどの開発企業で話題になりました。グランブルーファンタジーとかシャドウバースとかを提供している会社です。筆者はやったことないですが、コラボもしていたようです(画像:CygamesHP)。

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2.ナポリ(SSC Napoli)

胸スポンサー:Lete(2005〜)、MSC Crociere(2019〜)

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インシーニェ(Lorenzo Insigne)(画像:公式Twitter)

 近年のナポリは胸スポンサーに2つの企業を併用しています。パッと目に入る方は「レテ」と読みます。今でこそナポリは強いですが2004年に一度破産しており、その翌年からずっとナポリをサポートする地元企業のミネラルウォーター、天然炭酸水のブランド名です。本社はローマですが、採水地がナポリということです。企業名は「Acqua Lete」。下はカバーニとラベッシがいた頃のプロモーション写真(画像:公式FB)。

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 レテの下には、昨季は「Garofalo(ガロファロ)」がロゴを出していましたこれはパスタのブランドで、日本でもガロファロのパスタといえばコストコでの人気商品らしいです。ナポリの位置する南イタリアはパスタの発祥地なので、美味しいんでしょう(適当)。

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 そして今季からはガロファロに代わりMSCの文字が入りました。これは「MSCクルーズ」という海運会社で、MSC(Mediterranean Shipping Company)の子会社です。日本でも東京に「MSCクルーズジャパン」があり、ナポリ等を巡る地中海クルーズといったツアーを申し込めます。日本におけるエーゲ海エリアクルーズのシェアの50%を占めているそうなので、利用した方もいるかもしれません。

おまけ:背面の腰スポンサーに入っているのは「Kimbo(キンボ)」です。キンボ社はナポリの老舗コーヒーメーカーです。ナポリはエスプレッソの聖地と呼ばれることもあるそうです。以下、ホームページより引用。

「50年以上の歴史、コーヒーの品質へのこだわり、コーヒーづくりの卓越した技術、環境への配慮…
世界中のコーヒー愛好家から支持される真のナポリコーヒー、キンボの知られざる物語。キンボはどんなコーヒーメーカーなのか、どのような歴史があるのかを知れば、キンボのコーヒーをより深く味わっていただけるでしょう。
『真のナポリコーヒーをコーヒーを愛する全ての人達に提供する』という想いのもと、最高級の原材料、最先端の工場伝統の技術を融合し、よりおいしいコーヒーづくりに挑戦し続けています。」

真のナポリコーヒー。なんかカッコいい。

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(画像:公式Twitter)


3.アタランタ(Atalanta BC)

胸スポンサー:Radici Group

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A.ゴメス(Alejandro Gómez)(画像:公式Twitter)

 昨季躍進したアタランタ(今季も絶賛躍進中です)の胸スポンサーは「ラディチ・グループ」という企業です。これはアタランタのあるベルガモ県に本社を置き、合成繊維を含む化学繊維やプラスチック製品を作ったり売ったりしている会社です。1941年創業で、今ではアジアや南米などにも生産拠点を置く大企業です。
 ちなみに17-18シーズンのアタランタの胸スポンサーは、リーグ戦ではイタリアの旅行代理店であるVeratourという会社、一方でELとコッパ・イタリアではRadici Groupというように、コンペティションによって異なる会社のロゴを採用しました。今季のCLでは同じ企業みたいです。

 ラディチ・グループがリーグ戦の胸スポンサーになったのは昨季から。地元企業ということで付き合いも長いのかと思いましたが意外にもそういうわけではないみたいです。もしかしたら過去にロゴ掲出していたことがあるのかもしれませんが。


4.インテル(FC Internazionale Milano)

胸スポンサー:Pirelli(1995〜)

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シュクリニアル(Milan Škriniar)(画像:公式Twitter)

 辛くも最終節で4位をキープしたインテルの胸スポンサーは「ピレリタイヤ」です。1872年創業の超老舗でミラノに本社を置き、タイヤやフィルターを製造しています。F1など自動車レース好きの方には馴染みがあるかと思います。2018年からはスーパー耐久に単独公式サプライヤーとして供給しています。なお2015年に中国の国有化学会社の傘下に入り、現在タイヤ業界では世界6位(ちなみに1位は堂々の日本企業、ブリヂストン)です。

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 ピレリとインテルの関係はなんと1995-96シーズンから23年に渡ります。これはもちろんセリエA最長で、欧州全体で見てもなかなかないんじゃないでしょうか。1995年がどんな年だったかというと若かりし頃のサネッティがインテルに移籍してきた年であり、ゴレツカやヤヌザイ、あいみょんといった人たちが生まれた年です。ナイキとのサプライヤー契約も1998-99シーズンからと非常に長く、21世紀になってから「インテルのユニフォームといえばナイキとピレリ」の関係はずっと続いているんですね。これは私がインテルを好きになった要因の一つでもあります。最初にも書きましたが、胸スポンサーってめっちゃ目立つじゃないですか。エンブレムよりも。だからそこそこ昔の選手とかの見てもそこに見慣れたロゴマークがあれば何となく安心するのかもしれません。この辺りは個人的感覚なんで伝わりづらいですね…。

 2016年には、インテルの中国資本による買収が決まった時、ピレリとの契約に終止符が打たれるかもしれないとのニュースがありました。トレーニングウェアのロゴを隠して練習に使ったもんですから驚きました。

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おまけ1:1998-99シーズンから18-19シーズンまでのホームユニフォーム一覧。胸スポンサーとサプライヤーは一度も変わることなく今に至ります。

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おまけ2:しかし、ユニフォームに何やら漢字が書いてあったことがあったのを知ってる方もいるかと思います。倍耐力。まあまあインパクトがあります笑。これは2005-06シーズンにピレリタイヤが中国進出した際に2試合限定で着用されたもので「倍耐力 轮胎」と書かれています。意味は「耐久力のあるタイヤ!」的な感じです(違ったらゴメン)。翌2006-07シーズンにも1試合使われました。また2011-12シーズンにイタリアスーパー杯が北京で行われた際にもこの漢字ロゴが用いられました。

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05-06のフィーゴ

おまけ2のおまけ:ピレリはどこかに新規進出すると記念ロゴを出すみたいで、ハリウッドに系列の映画会社を作って進出した際には、Pirellifilm.comと書かれたユニフォームを着用しました。

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おまけ3:2016-17シーズンより、背面に腰スポンサーが入りました。Driver.と書いてあります。これはピレリによるタイヤサービスの会社で、2015-16シーズンにはアウェイユニフォームの胸にこのロゴが入りました(画像:公式HP)。

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 このように時々異なるロゴのユニフォームがあるにはありますが、どれもピレリ関連です。これからもこの素晴らしい関係が続くことを願っています。

 インテルだけやたら長くなったけど許してね。


5.ミラン(AC Milan)

胸スポンサー:Fly Emirates(2010〜)

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スソ(Suso)(画像:公式Twitter)

 先日正式にELからの除外が発表されたミランの胸スポンサーは「エミレーツ航空」です。経営に関して、急がず地道に健全な軌道に戻していってくれることを願っています。それはいいとして、このロゴは海外サッカー好きな人はみんな見たことありますね。天下のレアル・マドリーの現在の胸スポンサーですし。他にもアーセナルやパリSG、ベンフィカ、ハンブルガーSV等の胸スポンサーにもなっています。個人的にはミランといえばBwin(ビーウィン;オンラインのブックメーカー会社)のイメージが結構強かったんですが、2010年からエミレーツ航空なので意外と長いですね。なお、パリSGは今季より胸スポンサーが変更されています。

 エミレーツ航空はUAEのドバイを本拠地としており、近年積極的な拡大をしています。日本に就航する前から日本人のキャビンアテンダントを採用していたことでも知られているみたいです。
ほかにサッカー関係では現在、アジアサッカー連盟やイングランドのFAカップ等のメインスポンサーを務めています。

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 そしてミランといえば2016-17シーズン限りでアディダスとの20年に渡る長期契約を終了させ、翌シーズンからプーマがユニフォームを提供しています。自分の中でミランといえばアディダスのイメージが強い(黒袖に赤の三本線、あるいは白袖に赤黒赤の三本線)ので少し残念といえば残念です。まあでも昨季のプーマは普通にかっこよかったし。今季のは微妙ですけど(完全な主観)。サプライヤー契約料も上がったとか下がったとか(結局よくわからなかった)。

6.ローマ(AS Roma)

胸スポンサー:Qatar Airways(2018〜)

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デ・ロッシ(Daniele De Rossi)(画像:公式Twitter)
※昨季限りで退団

 昨季は試練のシーズンとなってしまったローマ。2018年4月に「カタール航空」とメインパートナー契約をしたことで同社の名前ががローマの胸に記されることになりました。実はローマに胸スポンサーが付くのは4年ぶりのことでした。私はこの、なんにもなし状態も結構気に入ってたんですけどね。

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 4月23日に発表され、翌日の試合で早速ロゴ入りユニフォームが着用されました。

 これまでローマに胸スポンサーが付かなかったのは、契約料が安ければ断るというクラブとしての方針によるところが大きいと言われています。今回のカタール航空との契約もセリエAトップクラスの契約金なんだとか。

 カタール航空は首都ドーハに本拠地を持つカタールの国営航空会社です。FCバルセロナと2012年から16年までスポンサーシップ契約を結び、胸スポンサーになっていたので有名ですね。また現在ではFIFAのオフィシャルエアラインにもなっています(2022年まで)。
機内サービスの評価は非常に高く、また常に新しい型の飛行機を所有し、安全面も万全と非の打ち所がない航空会社です。2017年には同社のビジネスクラスイギリスの航空サービス格付け会社によりビジネスクラス1位、また世界最高の航空会社に選ばれました。

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 エコノミーでもかなり豪華だという話なのですが私は乗ったことも見たこともないです。読んでくださってる方で経験者はいらっしゃるでしょうか?

おまけ:背面の腰スポンサーは「HYUNDAI」です。日本語表記では「現代自動車(ヒュンダイ自動車)」です。韓国最大手の自動車メーカーです。単独での販売台数は大体ホンダと同じくらいです。日本では、4月ごろに日本市場に再進出という話題で少しニュースになりました。全く関係ないですが、気になる方のみ以下のリンクからそのニュースが読めます。


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デ・ロッシ(画像:公式Twitter)

どこかで見たなあと思ったら、チェルシーの袖に入っていました(画像:公式Twitter)。

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画像がこの人で申し訳ない!

 昨季の(今季も?)OL(オリンピック・リヨン)のリーグ戦用ユニフォームの胸スポンサーでもありました(画像:公式Twitter)。

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7.ラツィオ(SS Lazio)

胸スポンサー:無し

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J.コレア(Joaquín Correa)(画像:公式Twitter)

 ローマ同様、ラツィオも胸スポンサーが付いたり付かなかったり、のイメージが強いのですが、今季は胸スポンサー無しで過ごすことになったようです。ここ最近はセリエAでもスポンサー無しはずいぶん減ったので、少し新鮮味すらあります。

 書くことがないのでアウェイユニの紹介でもしておきます。たすき掛けもそうですが、こういう左右非対称デザインはかっこいいですね。

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インモービレ(Ciro Immobile)(画像:公式Twitter)

 昨季はMarathon Betというオンラインベッティング(要するにギャンブル)会社が一年契約で胸スポンサーを務めました。この様子だと、一年で予定通り契約満了となり更新はなかった模様です。

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昨季のカタルディ(Danilo Cataldi)(画像:公式Twitter)

おまけ:昨季、背面の腰スポンサーはSèleco(セレコ)。…だったはずなんですが、シーズン途中から腰スポンサー無しになっていました。イタリアの家電メーカーで、テレビ等を製造しているみたいです。

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(画像:共に公式Twitter)

【追記】調べたところ、破産していました。しかも5月に…。


一昨年は胸スポンサーでした。

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一昨季のインモービレ(画像:公式Twitter)

上で(勝手に)引用させて頂いたラツィオタロー Lazio Japan (@lazio_jp)さんに胸スポンサーのことについて訊いたところ、やはり会長であるロティート(Claudio Lotito)の方針とのことでした。

ロティートは十分なスポンサー額を払える企業でなければラツィオの胸スポンサーは入れさせないって言ってるんですよね。(移籍市場での彼の哲学と同じです)。
足元を見られて安い契約料にさせないためだと思います。そんなことしてどこも手をあげなかったら本末転倒なんですけどね。

 さっき触れた、数年前までのローマとよく似ています。個人的には、安くても契約料入ってきた方が良いやん…と思うのですが、まあ、会長なりに色々と思うところがあるのでしょう。…知らんけど!

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↑2004年から現職のロティート。財政危機だったラツィオの経営のため辣腕を振るってきた、セリエAを彩る名物会長の1人


8.トリノ(Torino FC)

胸スポンサー:スズキ自動車(2013〜)、Beretta

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ベロッティ(Andrea Belotti)(画像:Faisal HQ)

 トーロ(雄牛)の愛称で知られるトリノの胸スポンサーは日本の自動車メーカー「スズキ」です。静岡県浜松市に本社を持ち、2020年に創立100年を迎える歴史ある会社です。軽自動車や二輪車を主に使っており、ハスラー、スペーシア、スイフト、ワゴンRなどの車種が知られているかと思います。

 ではどうしてスズキがトリノの胸スポンサーなの?ということですが、理由はシンプルです。スズキの国際的な事業展開の中でイタリアのトリノ県に「スズキイタリア」として生産拠点の一つを置いているからです(直接の理由というわけでは無いでしょうが)。以下、スズキのホームページより引用。

「スズキイタリアは、フランスとスイスの国境近くにあるイタリア北西部トリノ県に位置しており、イタリア国内において四輪車・二輪車・船外機・アフターパーツを販売している会社です。イタリアでは、早くからクルマの普及が進んでいたこと、また、世界的に有名なファッションブランドが多く生まれていることから、製品の質感や性能、デザインなどで高いクオリティが求められます。
私たちは欧州ブランドを中心に世界的なブランドがひしめく感性が豊かなこの国で、イタリア人社長のもと、スズキ製品をより多くのお客様に選んでいただくためにチームスズキで日々の業務に取り組んでいます。」

 ここではIGNISやVitaraといったモデルを製造しており、イタリアで撮影されたCMもあります。スズキに対する現地の人々からの知名度もかなり高いみたいです。

 なお、右上胸部にあるのは「ベレッタ」というイタリアの食品メーカーです。詳細はあまり分からなかったのですが、イタリアでサラミや生ハム等を販売しているようです。2015年まではこちらがメインの位置でスズキが右上胸部に入っていましたが、2015年から位置が入れ替わりました。(画像:Amazonより)

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 イタリアのベレッタというとまず出てくるのが銃火器メーカーなんですよね。大手で歴史も古いですし。有名どころでいうと、ゲーム「PUBG」で出てくるハンドガン「P92」は「ベレッタ92」がモデルです。めちゃくちゃどうでもいいですけどね。

補足:トリノのユニフォームサプライヤーは昨季までKappaでしたが、今季からJomaとなっています。

9.サンプドリア(UC Sampdoria)

胸スポンサー:Invent Energy

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ボナッツォーリ(Federico Bonazzoli)(画像:公式Twitter)

 サンプドリアのユニフォームってなんで毎年こうもかっこいいんでしょうね。配色がたまらんですね。そして2nd、3rdユニフォームもまた良いんですわ。良い。
昨季の2ndユニフォームを着たクアリャレッラ(Fabio Quagliarella)(画像:©︎il mio napoli)。この縦のラインが絶妙です。

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 そんなサンプドリアの現在の胸スポンサーは「インベント・エナジー」というエネルギー会社です。太陽電池の製造会社として2006年に設立されたそうで、空調や暖房関係の提供を行っています。また4年前からは事業を拡大し、エネルギー再充電システムの開発、製造にも携わっているとのことです。

 クアリャレッラさん、第二の青春まだまだ謳歌して下さいね(但しインテル戦以外で)。


10.ボローニャ(Bologna FC)

胸スポンサー:LIU・JO

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ソリアーノ(Roberto Soriano)(画像:公式Twitter)

 ミハイロヴィッチ監督のもと、見事な立て直しで10位に入ったボローニャの胸スポンサーは、イタリアのファッションブランド「リュー・ジョー」です。主に女性向けのバッグや財布、ジーンズ等を手がけるファクトリーブランドで、1995年にイタリアのカルピで設立されました。日本ではインポート会社による取り扱いがあり、高島屋等で見ることができる他、ZOZOTOWNでも通販の取り扱いがあります。

 …冨安がこのユニフォームを着るのは現実になるのでしょうか。(8月20日追記:なりました。)

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アウェイユニ姿の冨安(画像:公式Twitter)。たすき掛けデザインのユニフォームは個人的にとても好きです。開幕節ではセリエAデビュー戦にしては上々のパフォーマンスを見せ、クラブ選定のMVPになりました。サイドバックとして出場しており、ここまでリーグ戦2試合を消化してフル出場です。

★おまけ:背面の腰スポンサーはIllmiaです。読みは「イルミア」だと思います。イタリアの照明器具メーカーです。

11.サッスオーロ(US Sassuolo Calcio)

胸スポンサー:Mapei(2002〜)

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カプート(Francesco Caputo)(画像:公式HP)

 とにかく緑が印象的なサッスオーロの胸スポンサーは「マペイ」という建築材の製造会社です。今ではイタリアのみならずヨーロッパやアジアにも展開する大手です。この会社の2代目社長ジョルジョ・スクインツィ氏が、2002年当時セリエCやDあたりをウロウロしていたサッスオーロを買収し、自らがオーナーとなりました。そして積極的な投資を行い、2013-14シーズンより遂にセリエAの舞台を踏みました。2015-16シーズンには6位に入り、次のシーズンでELを戦うまでになりました。サッスオーロは人口が4万人ほどの小規模な街です。当時の熱狂は想像に難くありません。この会長のすごいところは、中小クラブにしては大きな資金を、短期投資だけでなく下部組織での育成やスカウトといった長期的な投資にも惜しみなく割いたところですかね。成果の1つとして、ベラルディ(Domenico Berardi)の発掘は有名な話です。強力なバックを得て一気に力を付けたはいいものの強化を急ぎすぎて経営が破綻してしまったクラブもある中、健全堅実な経営で着実に力をつける路線を選択したことで好循環が生み出されたと感じます。
 もう一つ、サッスオーロは自前の専用スタジアムを保有しているということも重要です。自前スタジアムといえばユヴェントスが有名ですが実はサッスオーロやも2013年にマペイが買収(実際は落札)したスタジアムを実質的にクラブ専用とし、収入量の増加を図っています。

 と、こういった関係性であることで、今季の胸スポンサー契約料は推定1800万€。なんとこれはユヴェントスの契約料を抑えてリーグトップの数字です(ユヴェントスは2位)。まあ、純粋な胸スポンサー収入というのはどうかという気もしなくもないですが。

 そんなサッスオーロにも困った(?)ことが一つあります。オーナーが熱烈なミラニスタらしいのです。過去にサッスオーロ対ミランの試合に際して「私は中立だ」と言ったぐらい。幼い頃からミランが好きで、そのサッカー好きが高じて自らクラブを経営したいという夢を叶えた、というような背景がもしかしたらあるのかもしれません。

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ミラン柄のスマホケースを手に笑顔のスクインツィ氏。お、おう…(画像:Gazzetta)

【10/04追記】3日、スクインツィ氏が76歳でお亡くなりになりました。ご冥福をお祈りいたします。


おまけ:マペイというと自転車競技も有名です。90年代から00年代前半にかけて圧倒的な強さを誇ったMAPEIチームというものがあったそうで。そしてこのチームのために、スポーツ科学を取り入れた大規模なスポーツ・センターを設置しました。2002年にマペイが同競技から撤退した後はサッカーを含む様々な分野へ領域を拡大し、選手をサポートしています。

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(画像:Cor Vos)


12.ウディネーゼ(Udinese Calcio)

胸スポンサー:DACIA(2009〜)、Vortice

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ラーセン(Jens Stryger Larsen)(画像:ACミラン公式Twitter)

 ここ数年は「シーズン終わりに気づけば中位にいる」感のあるウディネーゼの胸スポンサーは「ダチア」という、ルーマニアの自動車メーカーです。社名は、かつて現ルーマニア領とほぼ同じ領土を持っていたダキア王国に由来するそう。日本では馴染みがありませんが、あちらでは普通に走っているみたいです。フランスの自動車会社ルノー(Renault S.A.)のグループの一つで、ダチアが製造する車種の中には地域によってルノーブランドとして販売されているものもあります。

 なおウディネーゼは自前のスタジアムを持っており、そのネーミングライツもダチアが持っています。

 そしてその下にロゴを入れているのは「ヴォルティス」社です。こちらは換気や冷暖房器具といったエア・コンディション系の商品を取り扱う企業です。ホテルの備え付けドライヤーの販売もしています。

 胸スポンサーとは関係ありませんが、ウディネーゼといえばその経営戦略が知られています。典型的なプロビンチャで財政規模が大きくない分、世界中あらゆるところにスカウトを派遣し、外国の若くて優秀な(イキのいい)若手を青田買いして活躍させ、ビッグクラブに高値で売るというやつです。ある意味で育成重視のアタランタ等とは対極にありますが、一定以上の成果を上げています。サンチェス(Alexis Sanchez)やインレル(Gökhan Inler)、ハンダノビッチ(Samir Handanovič)らが特に有名です。

13.SPAL

胸スポンサー:Omega Gruppo

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F.ディ・フランチェスコ(画像:ボローニャ公式Twitter)

 S.P.A.L.の正式名称「ソチェタ・ポリスポルティーヴァ・アルス・エト・ラボル」を言える人は相当なセリエ通です(なお私は言えません)。個人的には3シーズン連続でセリエAに残っているのがすごいなぁと思って見てます。そんなSPALの胸スポンサーは「オメガ・グループ」という会社です。といってもロゴ掲出はメインの位置ではなく、右上胸部に小さく出しています。メインの位置は募集中なのでしょうか、意図的に空けている感じです。

 10月よりメインスポンサーの位置に「Orlandi Lubrificanti」なる会社が今季限りの契約でロゴ掲出することになりました。車や機械等のオイル交換をサービスする会社みたいですが、いまいちよくわかりませんでした。。。

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(画像;公式Twitter)

 ちなみに昨季は「タッシグループ」というイタリアの建設会社のロゴが胸スポンサーでした。

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(画像:公式HP)

14.パルマ(SSD Parma Calcio 1913)

胸スポンサー:Cetilar(2017〜)

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イングレーゼ(Roberto Inglese)(画像:公式Twitter)

 2015年までパルマFCだったこのクラブは破産により一旦消滅し、SSDパルマ・カルチョ1913となってセリエDから再出発しました。そして3年でセリエAに返り咲きました。一度も足踏みしてないんですね。そんなパルマの胸スポンサーには「Cetirar」(日本語読み不明)のロゴが入っています。これは消炎鎮痛剤のブランドで、これは「ファーマヌトラ」という会社の主力商品の名前だそうです。久光製薬におけるサロンパスみたいな感じでしょうか。

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 そしてパルマもユニフォームがかっこいいですよね。特にアウェイユニ。サプライヤーは2006年から一貫してErreàというメーカーと契約しています。

 完全に余談ですが私はパルマと聞くと中田英寿よりマルコ・クオーレを思い出してしまいます。通じる方はいますでしょうか(ヒントは漫画)。


15.カリアリ(Cagliari Calcio)

胸スポンサー:Isola Artigianato di SardegnaIchnusa(2016?〜)

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ナインゴラン(Radja Nainggolan)(画像:公式Twitter)

 カリアリ。中下位クラブの中でも、サルディーニャ島にあるこのクラブは今季の要注目チームです。他リーグサポでもバレッラの名前ぐらいは聞いたことある方は多いでしょう。そのバレッラは今夏インテルに移籍しましたが、代わり(?)にナインゴランが古巣復帰という形で加入。また、バキバキのウルグアイ代表ナイタン・ナンデスやイタリアの若手ルカ・ペッレグリーニらも加入しました。選手層的には明らかに中下位を上回っており、今季の結果が早くも楽しみなチームです。そんなカリアリの胸スポンサーは2つの企業が付いています。

 1つは「イゾラ・アルティジャナート・ディ・サルディーニャ」と読むんだと思います(自信がない)。カリアリにある工具や工芸品を作る会社です。日本語に直すと「サルディーニャ島の工芸品」。ゴリゴリのの地元企業ということはなんとなく分かりましたがそれ以上のことはあまりわかりませんでした。

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 もう1つは「イクヌーサ」。「イクヌーザ」でもいいみたいです。カリアリはサルディーニャ島というイタリア西部の島にあるクラブで、そのサルディーニャといえばビール(イタリアでのビール消費量1位)、ビールといえばイクヌーサらしいのです。ということで、イクヌーサはラガービールのラベル名です。日本でいうキリンビールとかオリオンビールとか。余談ですが私はオリオンビールが飲みやすくてとても好きです。正直なところ、あれはビールの香りがする水です。
 なお現在はイタリアのハイネケン(Heineken)で醸造されているそうです。

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(画像:https://www.tiposarda.de/12-flaschen-ichnusa-probierpaket)

16.フィオレンティーナ(ACF Fiorentina)

胸スポンサー:MediaCom(2019〜)

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プルガル(Erick Pulgar)(画像:公式Twitter)

 昨季後半戦とにかく勝てなかったヴィオラは、今季より「メディアコム」が胸スポンサーです。こちらは主に地方へのサービスに焦点を当てた、本社をニューヨークに置くアメリカの通信・ケーブルテレビ会社です。創業者兼CEOを務めるロッコ・コミッソ(Rocco B. Commisso)氏が今季からフィオレンティーナのオーナーとなったことでこうなりました。相当やり手の実業家で、今季の補強にも、例えばリベリーの獲得に乗り出して成功した辺りなどにも、その一端が表れているように思います。

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コミッソ氏 (画像:SETH WENIG / ASSOCIATED PRESS)

 なお、昨季は子供支援専門の国際NGO団体である「セーブ・ザ・チルドレン」のロゴを胸に入れています。数年前にも同ロゴを入れていました。この団体のロゴ、日本でもお茶の間で目にしているはずです。ACジャパンのCMで次のようなものを見たことがある人は多いと思います(Twitterでも話題になった記憶があります)が、これです。

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(画像:https://m.youtube.com/watch?v=vDIjYWyNn8U)

★おまけ:2016年から2018年まではFollettoと書かれていました。これは、ドイツの掃除機会社Vorwerk(フォアベルク)の販売するロボット掃除機のブランド名です。フォアベルク社製の掃除機は日本でも「コーボルトジャパン」という会社によって取り扱いがされています。画像56

★余談:数年前はイタリアの不況を表すかのように、セリエAでも7クラブが胸スポンサーを獲得できない状況でした。ローマ、ラツィオは別として、中々スポンサー契約を結んでくれる企業が現れなかったのです。端的に言えば、企業からはセリエAがそこまで宣伝の場にならないと判断されたからでしょう。それで当時は(応急的なものに過ぎませんでしたが)「1試合限定で胸スポンサーとしてロゴを掲出」というスポット契約もなされていました。例えば2014-15シーズンのフィオレンティーナは調べた限りでは、胸に「スポンサー無し」「Save The Children」「Volkswagen(フォルクスワーゲン)」の3パターンのユニフォームを確認できました。

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★余談2:フィオレンティーナの胸スポンサーといえば、日本企業が印象に残っている方も多いと思います。過去には「任天堂(Nintendo)」(1997〜1999年)、「トヨタ自動車」(2000〜2002、2005〜2010年)、「マツダ」(2011〜2014年)とスポンサー契約を結び、胸スポンサーとしてロゴを掲出しました。中田英寿のセリエAでの最後の在籍クラブでもあり、何かと日本人に縁のあるクラブです。2005年にはジャパンツアーと称し、中田の凱旋も兼ねて日本でサンフレッチェ広島と親善試合をしました。

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上から順にバティストゥータ(Gabriel Batistuta)、中田英寿、ロッシ(Giuseppe Rossi)

ヴィオラのユニフォームは紫という色が良いですよね。ユニフォームのサプライヤーを2016年からLe coq sportif(ルコックスポルティフ)が務めるようになってから、よりスタイリッシュさが増したと思います。


17.ジェノア(Genoa CFC)

胸スポンサー:Zentiva

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クリーシト(Domenico Criscito)(画像:公式Twitter)

 最終節でギリギリ残留を決めることになったジェノアの胸部には現在ロゴが入っていません。右上胸部のサブ的な位置に「ゼンティバ」という、チェコに本社を置く製薬会社のロゴが入っています。ジェネリック医薬品の製造から販売までを手がけています。

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 昨季はメインの位置に「ジオケリア」と読むんでしょうか、イタリアのおもちゃ(玩具)の販売会社がロゴを出していました。

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ここからは昇格組の3クラブです。

18.ブレシア(Brescia Calcio)

胸スポンサー:UBI Banca

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トレグロッサ(Ernesto Torregrossa)(画像:公式Twitter)

 ブレシアはイタリア北部ロンバルディア州にあります(ちなみに州都はミラノです)。このクラブはロベルト・バッジョ(Roberto Baggio)の現役最後のクラブで知られています。彼の着けていた10番は永久欠番です。青地に白のV字ラインが特徴的なユニフォームはバッジョの姿で見覚えがある方も多いのではないでしょうか。昨季8シーズンぶりのセリエA昇格を決め、イタリア最高の舞台に帰ってきました。そのブレシアの胸スポンサーを務めるのは「UBI銀行」です。「Banca」はイタリア語の「銀行」です。イタリアの国内シェア上位4行に入っている銀行で、本社はベルガモ県にあり、第二オフィスがブレシア県にあります。それでかどうかは知りませんが、アタランタのオフィシャルバンクも務めています。なおこの銀行はユヴェントスともスポンサー契約をしており、オフィシャルバンクを務めています。

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(画像:共に公式HP)

 また在籍選手としてはちょうど今、「ピルロ2世」と言われているトナーリ(Sandro Tonali)がトレンドでしょうか。18歳でA代表に招集されたことで一気に知名度が増しました。セリアB所属のクラブから選ばれることも異例のことでした。
【追記】今夏、フリーだったバロテッリ(Mario Balotelli)を獲得。ブラジルのフラメンゴに移籍寸前というところでの加入となりました。彼にとっては幼少期を過ごした街、いわば故郷のクラブになります。昨季の影響で開幕から4試合は出られませんが、その後の活躍に期待大です。

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トレーニングをするトナーリとバロテッリ(画像:公式Twitter)


19.レッチェ(US Lecce)

胸スポンサー:Moby Lines 、Maffei

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ペトリコーネ(Jacopo Petriccione)←モドリッチ激似で話題になったMF

 昨季セリエBで2位に入り、見事セリエA昇格を成し遂げたレッチェの胸スポンサーは「モービー・ラインズ」というイタリアの海運会社です。本社はミラノにあり、イタリア-フランス間やイタリアの島々を結ぶクルーズ船やフェリー等の運行を行っています。なお貨物輸送も行なっています(画像:Wikipedia)。ポップなクジラのロゴが特徴的です。

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モービー・ラインズの上にロゴを出すのはパスタ会社の「マッフェイ」です。日本ではコストコで購入できます。とても美味しい、らしいです。

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20.エラス・ヴェローナ(Hellas Verona FC)

胸スポンサー:Air Dolomiti、Gruppo Sinergy

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パッツィーニ(画像:Francesco Grigorini-Foto express

 プレーオフを勝って1年でセリエAに戻ってきたヴェローナの胸スポンサーは二つの企業が務めています。

 一つは「エア・ドロミティ」。これはヴェローナに本社を置く航空会社です。現在はドイツのルフトハンザドイツ航空(Lufthansa)の地域航空会社となっています。規模はそんなに大きくなさそうですが、ヴェローナを起点にミュンヘンやウィーン等を繋いでいます。

 もう一つは日本語読みなら「グルッポ・シナルジー」となるんでしょうか。こちらは、イタリアの企業や民間にガスや電気を供給するエネルギー会社です。

 サードキットには、Air Dolomiti ではなく SARTORI VINI というロゴが出ています。これはヴェローナにあるワイナリーです。Sartori はこのワイナリー創業者の名前、viniはイタリア語で「ワイン」の意です。

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(画像:公式Twitter)

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カーサ・ヴィニコラ・サルトーリのロゴ



★おまけ:契約料ランキング

「ガゼッタ・デッロ・スポルト」紙による、スポンサー契約料のランキングです(推定額)。

1位 サッスオーロ 1800万€(約21億円)
2位 ユベントス 1700万€(約20億円)
3位 ミラン 1400万€(約16億5000万円)
3位 ローマ 1400万€(約16億5000万円)
5位 インテル 1050万€(約12億4000円)
6位 ナポリ 900万€(約10億6000万円)
7位 フィオレンティーナ 650万€(約7億6000万円)
8位 アタランタ 500万€(約6億円)
8位 トリノ 500万€(約6億円)
10位 カリアリ 400万€(約4億8000万円)
11位 ウディネーゼ 250万€(約3億円)
12位 ボローニャ 220万€(約2億5000万円)
13位 ブレシア 200万€(約2億4000万円)
14位 パルマ 180万€(約2億1000万円)
15位 レッチェ 150万€(約1億8000万円)
16位 ヴェローナ 100万€(約1億2000万円)
17位 ジェノア 70万€(約8000万円)
17位 SPAL 70万€(約8000万円)
19位 サンプドリア 50万€(約6000万円)
20位 ラツィオ 0€(0円)

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 胸スポンサー契約料は、どのクラブにとっても大切な収入源の一つです。クラブのエンブレムより目立つので大きな宣伝効果があります。私が胸スポンサーのロゴに興味を持ったのは少し特殊な経緯でしたが、皆さんも関心を抱いてもらって、これが試合を観る際の楽しみの一つになればいいなあと思います。


以上



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