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実現したいことを求めて辿り着いた本音をいい合える場所

今回は、戦略コンサルティング部 素材戦略部の黒川さんにお話を伺いました。
黒川さんは、食品メーカーで10年勤めたのちに、初めての転職でインテグレートに入社しています。


食品メーカーで感じた本当に売れるために必要なこと


—まずは前職で行っていた仕事と、転職を考えた経緯についてお話いただけますでしょうか。

はい、前職は食品メーカーで、最初の6年間は営業部に所属し、営業活動を行っていました。そのあと、ここが私のひとつのターニングポイントになるんですが、新規事業部の設立時にマネージャーに抜擢されて、本社へ異動します。これまでなかった肝いりの事業の立ち上げでしたので、新たなリレーションを構築しながら、すべてを1から積み上げないとならなかったのです。大変なこともたくさんありましたが、この時に「何事にも自分からどんどんチャレンジしていこう」というマインドが生まれたと思います。そのあとは、商品開発部に異動し、地域との共創をテーマに、各地域ならではの食材を用いた商品開発などに携わっていました。その時の経験もあるからなのか、再び営業所長として営業に戻ってきた時、流通への営業商談・フォロー活動のみのようないわゆる一般的な営業活動だけでなく、工場や本社、流通先など社内外を巻き込みながら、商品の企画開発、製造から、世に出るまでのすべての工程に携わり、営業売上に貢献することがミッションでした。今思えば、すごい経験をさせてもらっていたなと感じています。

ある時、食材仕入れから商品の開発、流通への導入という一連の流れをやらせてもらったなかで、「これは売れるぞ!」と思い、勢いよく世に出した商品が全然売れず社内外からバッシングを受けたことがありました。いろいろ思いつく施策はやってみましたが、全然売れず途方に暮れていましたね。その経験から、どんな商品なら売れるのか?どうしたら生活者に響いて売れるのか?と考え出したことがマーケティングに興味を持ったきっかけです。
前職でも、マーケティング部はありましたが、もっと幅広くマーケティングを学ぶために転職して外に出てみようと思いました。
 


—そうだったのですね。初めての転職ということで不安なことはありませんでしたか?
 
もちろん不安はたくさんありました。「これまでの経験を活かせるところの方がいいのか?」「そもそも転職をしない方がいいんじゃないか?」とも思いましたけど、それよりも「新しい領域に飛び込んでみたい!」という想いのほうが強かったので。これまでの経験を生かすという点では、食品メーカーのマーケティング職もみていましたが、1企業の中からではなく、もっとマーケティングというものを俯瞰的に見たいという気持ちもあって、最終的には食品メーカーだけに拘らないで転職活動を行いました。

自分らしさを自然と出せたインテグレートの面接


—転職活動を行う中で、インテグレートを知った当初の印象はどうでしたか?
 
インテグレートのことはウェブで調べて知りましたが、実はホームページを見た時はビビッと来ていませんでした。「取り敢えず話を聞いてみようかな~」くらいの気持ちで面談を受けに行ったのですが、それまでに数受けてきた企業の中で初めて本音で喋れたんです。面談ってやっぱり建前が多くて、本音で話せた実感がないことも多くて…でも、現上司でもある伏見さんに「入社したらこんなことをやってきたい」っていう思いも素直に話せて、ビビッと来たんですよね(笑)ここで転職への不安がなくなり、「この人達となら、なにか面白いことができそうだな」「一緒に仕事をしてみたい」という思いが強くなってインテグレートに決めました。くわえて、代表の藤田さんがフレンドリーだったことも理由のひとつだと思います。
 
—確かに初めての面談で、本音で話せることは少ないですよね。では実際、インテグレートに入社してみてからはどんな印象を抱いたでしょうか?
 
入った当初は仕事の内容や文化など、前職とのギャップがありすぎて、「ちょっと違うところに来ちゃったかな?」と感じたこともありました。けれど、会社の良さもすごく感じていて。よく動物園って例えますが、本当に濃いしユニークな人が多いですよね(笑)上司部下関係なく意見をぶつけ合える空気感はすごくいいなと思いましたね。自分の意見を臆せずに言えたり、わからないことをわからないと言える環境はすごく安心感がありました。社内の共通言語を理解するのが一番大変でしたが、ひたすら周りの人に訊いて、助けてもらいながら知識を付けてこれたのは、とてもありがたかったです。

 
—違う領域だからと委縮せず、果敢にコミュニケーションを図っていき新しい職場に馴染んでいったところに黒川さんのタフさを感じました。

インテグレートでしかできない機能性食品ビジネスのBtoBtoCモデル

では次に、現在黒川さんが所属している素材戦略部について教えてください。
 
インテグレートでは、機能性食品素材ビジネスのBtoBtoCモデルといった他社にはない市場創造に向けたマーケティング戦略を活かした取り組みをおこなっています。そのなかで素材戦略部は、機能性食品素材を扱っている原料メーカー様・食品メーカー様のBtoB領域における事業推進支援を行っています。全体の事業戦略、マーケティング戦略を踏まえたBtoB戦略、営業戦略・計画を設計し、実際にリレーションのある食品メーカー様・流通へ営業活動まで行い、商品への採用に繋げる。いわば、素材マーケティングと商品マーケティングを繋ぐBtoB領域全体のビジネスサポートを行っていく部署です。
 
代表の藤田がキシリトールという甘味料で、0から2,000億円市場を創った経験もあり、機能性食品素材ビジネスの支援はインテグレートの要となる事業です。圧倒的な知見と実績があることもインテグレートの強みですね。クライアントからは、「この素材をどうやって売っていったらいいか」「素材のブランド価値を高めたい」といった課題の相談がきます。この課題に対して、メーカーとインテグレートの間に上下関係なく、同じ気持ちで対等な立場でやれているのが有難いですね。案件を進める中で、クライアントと意見が対立することもありますが、納得するまで徹底的に議論します。だからこそ、インテグレートを選んでもらえるし、信頼をいただいているのだと思います。もっと頑張らないといけないですね。
 
—案件を担当する中で、難しいなと感じることはなんですか。
 
型にハマった提案などありません。それぞれの案件や課題に対して、ひとつひとつ整理しながら、解決方法を考えていく必要があるのがチャレンジングですね。時には自分の力じゃできないと感じることもあるけれど、ひとりじゃないので。他のメンバーがいるから解決できています。
インテグレートで初めて担当した案件では、素材営業と営業の違いがわからなくて大変でした。いわゆる「買ってくれ」という営業はクライアントに求められていないのに、そういうスタイルになってしまっていて…。この時も周りの人達に色々アドバイスいただいたおかげで考えをアップデートすることができました。

支えあいながら本音で語れる最高のチーム


—チームについても聞いてみたいです。チームの雰囲気はどうですか?
 
今のチームは私を含めて、4名のチームなのですが、モチベーションが本当に高いチームだと思います。これは他のチームに負けないところです。あとはいろんなことを本当に何でも言い合える関係性だと思いますよ。そのお陰で日々刺激し合えるというか。ちょっとメンバーの表情が暗いなと思ったら、そういった変化を無視せずにすぐに話をして解決していくようなチームです。声を掛け合ったり、食事に誘いあったり、その日その場で解決するっていうのはお互い心掛けています。
 
—どんなことでも話せる関係性をチーム全体で築けているのはよいですね。では、黒川さん個人が仕事に取り組む上で気をつけているスタンスはありますでしょうか。
 
「常にポジティブ」のスタンスで仕事することは心掛けていますね。難しい課題にぶつかったときも「新しいことにチャレンジできているんだ!」と前向きな気持ちで取り組むことが、大事だと思っています。チャレンジすることは新しい自分に出会えることもできて楽しいですしね。
 
—転職を決めた時のお話でも感じましたが、新しい挑戦に対して常に前向きな姿勢は黒川さんの強みであると感じます。「インテグレートではたらくやりがい」を挙げると何がありますか?
 
本当に色んな知識を得られるので、「こんな新しいことやってみたいな」が自然と湧き上がることですかね。元々マーケティングの知識を付けたいと思っていましたが、マーケティングだけではなく、もちろん機能性素材の知識も必要で。大学・大学院は応用生命科学を専攻していたのですが、その時の知識が今ごろ役立つとは!という風に思うことも度々です。
あとはインテグレートって、最新のトレンドやテーマに取り組むので、その中でやりたいことがどんどん生まれてくるんですよね。「ウェルビーイング」とか「食と健康の考え方」とか…こんなに幅広い知識を有している会社は他にないですよ。



 
—ありがとうございます。最後に、今後のビジョンをお聞かせください。
今後は、コミュニケーションという自分の強みをもっと活かして、お客様の本質的な課題と向き合うことを大切にしながら、新しいことにさらにチャレンジしていき、幅広く携わりたいと考えています。そして、結果として会社にもっと貢献していきたいと思います。

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