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相談相手を間違わないために!相談相手に選ぶべき人の特徴【日本インストラクター技術協会】

何か困ったことや迷うことがあるとき、「誰に相談しよう…」と悩んでしまうことはないでしょうか。特に人生の大切な決断のヒントを得たいと思うとき、その相談相手はとても重要です。時には相談を持ち掛けた相手の言葉によって、逆に傷ついてしまうということもあります。相談相手に選ぶべき人の特徴を3つにまとめました。


多角的なものの見方ができる人

相談事に対して、自分の経験から意見するのは簡単なことです。しかし、相談者の視点に立ったり、相談内容の登場人物の視点に立ったりと、さまざまな視点で考えられる人こそ、相談者のために何が必要かをわかっている人なのです。

自分の体験談や一般論を長々と話すような人には、あなたを安心させることはできないでしょう。

アドバイスを強制したり結論を急いだりする人にも注意が必要です。あなたの気持ちを尊重し、あくまでも決定権はあなたにゆだねてくれる人、「あなたはどうしたいと思っている?」とあなたの思いに寄り添ってくれる人こそ、相談相手に選ぶべき人なのです。


否定しない人

アドバイスをくれることと否定することは違います。なんでもかんでも「それはあなたが悪い」と否定的にとらえられてしまうと、「この人に相談しなければよかった」と後悔したり、「私がだめなせいだ」と自分自身を傷つけてしまったりすることがあります。

さらに「考え方を変えなさい」などと一方的に指示的に介入されると、柔軟な思考の妨げになってしまうこともあります。まずはあなたの話を肯定的にじっくり聴いてくれる人。そして、聴いたうえで、誰かや何かのせいにするのではなく建設的なアドバイスをくれたり、一緒に考えてくれる人に相談できるとよいでしょう。


余裕の感じられる人


自分のことで精いっぱいの人にはなかなか相談できません。どことなく余裕が感じられる人の生き方からは、学べる点もあります。「この人はどうしてこんなに余裕をもって過ごせるんだろう」という視点をもって、その人の考え方や過ごし方を尋ねてみてもいいかもしれません。

余裕の感じられる人というのは、ある意味では、解決しない・できないことをわかっている人です。人生において抱える葛藤は、簡単に解決できるものばかりではありません。

長い時間をかけて自らの成長とともに解決する場合もあるでしょうし、「どうすればいいかはわかっているけど、そうできない」という複雑な場合もあるでしょう。そんな葛藤を理解し、共有してくれる人に相談できれば、心の安定につながるはずです。


まとめ

すぐには相談事が解決しなくても、誰かが知ってくれる・聴いてくれることで安心できるはずです。あなた自身の成長のためにも、信頼できる人にあなたの内面を打ち明けてみましょう。

あなたのことを大切に思ってくれる人であれば、きっとあなたの役に立ちたい、と一生懸命に聴いてくれるはずです。もしあなたが、相談をすることで逆に傷ついてしまったとしても、そこで心を閉ざしてしまわないでください。

それはだれのせいでもありません。時には精神科医やカウンセラーなどの専門家に相談をするのもよいでしょう。「誰に相談するのがよいだろう?」という相談でもいいのです。あなた自身の感覚を大切にして、相談相手を探してみてください。

日本インストラクター技術協会にはメンタル心理インストラクターの資格があります。こちらの公式サイトから確認できるので、チェックしてみてくださいね。

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