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インスタグラムの活用でECサイトの売り上げ向上を図ろう

スマートフォンの普及によりネット通販を利用する人々が一気に増えてきています。また、SNSも利用者が増え、インスタグラムはなんと3300万人の利用者がいるんです。

このECサイトとインスタグラムは相性が非常によく、ECサイトはインスタグラムを上手に活用することで大幅な売り上げアップを実現することができるでしょう。

今回は、ECサイトを運営している企業がインスタグラムをどんな活用をすれば売り上げを向上させられるかについて解説していきます。

インスタグラムの特徴を理解しよう

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2018年6月にフィード投稿から商品が購入できる「ショッピング機能」を国内で導入され、9月には投稿内容が24時間で消える「ストーリーズ」にもショッピング機能を拡大、そして現在アメリカ国内で先行導入されているインスタグラム内だけで買い物が完結する「チェックアウト」機能が追加される予定となっています。

機能面だけでなく、インスタグラムの特徴を理解するとよりECサイトの売り上げアップに関連づけがスムーズにいくでしょう。インスタグラムの特徴としてはなんといっても利用者層が若いということです。インスタグラムユーザーの8割以上が35歳以下というデータも出ていて、若者はインスタグラムにいかに関心が集まっているかがわかります。

他にも、「スマートフォンの利用を想定している」「写真・動画に特化したSNS」
この2点が若者に刺さり利用者を獲得しているのでしょう。

インスタグラムはECとの関連が高い?

インスタグラムの特徴は写真や動画を使うことがほとんど必須なので視覚的に、そしてスマートフォンを使うのでいつでもどこでもユーザーにアプローチ できるツールということです。この特徴を踏まえて具体的にどのような投稿をすればいいか見ていきましょう。

ファッションブランドの場合は商品単体の写真をアップするよりも、自社のアイテムを取り入れたコーディネート写真を投稿すると、ユーザーは自分が実際に使っているところをリアルにイメージしやすくなり、欲しいと思うユーザーを獲得できる可能性が高まります。

また、コスメブランドであれば実際にメイクをする動画を投稿すればリアルな質感や使用感が伝わりやすく購買意欲をそそることができます。若い世代をターゲットにした商品であれば尚更女性の反響を呼ぶことができるでしょう。

さらに、インスタグラムの投稿が話題となって口コミで商品情報が広がり、費用をかけずに自社ブランド、そして商品認知度を拡大できるでしょ。多額の費用かけて広告を出すのではなく、アカウント運用のみでも認知を拡大できるのは大きな強みです。

インスタグラムには「ショップナウ」という機能がついており、インスタグラムの写真、動画、ストーリーズ投稿に自社ECサイトの商品タグを設定できます。

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投稿に商品のタグを設定すると上の画像のように表示されます。こちらをタップすると商品情報をみることができます。

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商品情報では設定しておいた画像や値段を表示することができ、ウェうサイトで見るをタップすると購入ページに移動できます。

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このように投稿⇨商品情報⇨購入ページの3ステップで購入まで結びつけることができるのでユーザーが欲しいと思った時にすぐ購入できる仕組みとなっています。

今までは気に入った商品を見つけても、

Googleなどで調べる

ネットショップへアクセス

商品名や型番で検索

商品ページを閲覧

商品を購入


というような少し時間と手間を要しているために、ユーザーが面倒くさがってしまい欲しいけど買わないというもったいない状態にもなっていました。

この状態を一気に購入までたどり着けるようにしたショップナウ機能はまさにECにとってありがたいサービスになっています。


ショッピング機能を導入できるアカウントの条件
・ビジネスで提供者契約とコマースポリシーに準拠した物販を行っている
・インスタグラムアカウントがビジネスプロフィールになっている
・インスタグラムアカウントがFacebookのページと接続されている
・Facebookページでショップセクションを追加もしくはビジネスマネージャでカタログを作成している(もしくはBASE、EC-Cubeなど、カタログ作成をサポートする国内事業者のECプラットフォームと連携する)

デジタルを中心とした生活を送っているユーザーを見込み顧客にするためにはSNSの性質を利用してECサイトへ集客することが今後売り上げを伸ばしていけるかどうかの差になるでしょう。

インスタグラムの広告は効果が高い?

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インスタグラムではお金をかけて広告を出すことができます。インスタグラムの広告出稿は、数百円からの低予算で始めることができ、予算や掲載期間なども自由に設定することができます。

CPC課金(クリック回数によって課金)、CPI課金(アプリのインストール回数によって課金)、CPM 課金(表示回数によって課金)、CPV課金(動画の視聴回数によって課金)の4つから選べるようになっているので目的に合わせて使い分けましょう。

Instagram広告には以下の4つの広告形式があります。

写真広告

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インスタグラムのフィーに、写真1枚を使った投稿のようなシンプルなものです。サイトへの誘導、アプリのインストールなどを促すことができます。1枚の画像にどれだけインパクトを持たせられるかが鍵となっています。

動画広告

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インスタグラムのフィードに、動画1本(60秒まで)を表示させる広告です。写真と比較すると制作すること自体の難易度が上がるとは思いますが、ゲームや料理動画などの実際に動いている様子をアピールするこができよりイメージがしやすくなる商品などには最適な広告です。


カルーセル広告

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インスタグラムのフィード画面に、写真複数枚(10枚まで)を表示させる広告です。写真1枚だけではなく、複数枚使用することで、より多くの情報量を届けることができるので1枚じゃ伝えきれない場合には有効でしょう。

ストーリーズ広告

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インスタグラムのストーリーズ画面に、写真や動画を表示させる形式です。ストーリーズ画面への表示のため、全画面フルスクリーンでの表示が可能になっていて、よりインパクトを与えることができる広告です。

インスタグラム広告は、Facebookの広告マネージャーを使って設定を進めます。手順としては以下になります。

1 FacebookページとInstagramアカウントを紐づける
2 広告の目的を選択する
3ターゲット、予算、掲載期間、課金タイプ、広告形式、広告画像(動画)などの詳細設定を入力
4注文を確定する

他の広告媒体も同様ですが、広告出稿が禁止されている内容や、広告の中に含めることができる画像サイズ、テキスト文章ボリュームなどを注意しておかなければなりません。インスタグラム広告の最大の特徴の一つは

フェイスブックに基づいたデータで細かくターゲティングをして広告を配信することができる

ことです。全ユーザーに一斉配信する広告では、せっかくのターゲティング機能を活かせずにもったいないですし、費用対効果が悪くなってしまいます。

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自社の商品やサービスをアピールしたい対象の顧客像を明確にして、対象顧客をターゲットに設定して広告配信を行いましょう。きっとこんなに安い広告でも効果が出ることに驚くことでしょう。

特にアパレルなどの業種とは親和性が非常に高く、インスタグラム広告を出稿するようになってからECサイトの売上が2倍に伸びた例も耳にするので利用してみない手はないです。

効果がないと感じたらいつでも広告を止めることも可能なので検討してみはいかがでしょうか?

最後に

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インスタグラムは現在若者ならほとんどの人がやっており、ここでのアピールが成功すると大幅に売り上げにつなげることができます。

インスタグラム上での宣伝のみで成功したアパレルブランドも存在しており、いかに効果が高い場所であることがわかります。活用してECの売り上げが伸びることを願っています。

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