【インスタグラム活用】アパレル、ファッションアカウント向けのインスタグラム運用の基礎

2020年現在、4人に1人が利用していると言われている世界最大規模のSNS「インスタグラム」ですが、アパレル、ファッション業界と親和性が高いということで多くの企業はインスタグラムの運用に力を入れています。

2020年1月現在日本国内のインスタグラムではSHOPNOWという、インスタグラムから商品の購入ページに飛べるように設定できる機能がありそこから売り上げが向上したという話も耳にします。

そして現在アメリカのインスタグラムで導入され、今年中に日本にも上陸するのではないかと言われているのが「CHECK OUT」機能です。こちらは、購入、支払いまで全てインスタグラム内で完結させることができるサービスで今EC業界では注目のサービスとなっています。

今後も伸びる見込みがあるインスタグラムで、アパレル、ファッション業界の方がインスタグラムを運用するにあたっての基礎について紹介していきます。

プロフィールの設定

インスタグラムを運用するにあたってかなり大事になってくるのがプロフィールです。プロフィールがしっかりと設定されていなければ、ファッションやアパレルについてのアカウントであることすら伝わりません。

プロフィールで情報がなければわざわざ投稿まで見るというユーザーは少ないのです。現に、プロフィールだけみて他のページや元のページに戻ってしまう人は74%もいると言われています。

この割合を下げるためにはプロフィールをわかりやすくする必要があります。それから購買へと繋げることができるため、まずはしっかりとしたプロフィールを設定しましょう。

実際に上記のアカウントのプロフィールを例に設定方法を細かくみていきましょう。

ユーザーネーム

ユーザーネームとは一番上に表示されるIDとなっており、投稿のタグ付けなどに疲れるものです。こちらはシンプルに、お店の名前やブランド名に設定することが良いでしょう。

また、店舗などの場合は店舗の公式アカウントではなくスタイリストやショップ店員としてアカウントを登録するのもオススメです。人間味が溢れるアカウントが作成しやすいので、親近感を持たれやすいです。

全く無関係の名前にしてしまうのは避けましょう。ブランドや店舗の知名度を上げるきっかけとなります。

名前

名前もユーザーネーム同様に、シンプルに店舗名やブランド名を使うのが良いでしょう。
ショップ店員などの個人アカウントの場合は、個人名を設定するのが良いでしょう。

紹介文

紹介文には、完結に箇条書きでアカウントについて、ブランドについてを記入しましょう。

アパレルブランドのアカウントあればブランドの特徴や世界観、店舗情報などを、個人アカウントの場合は趣味や好きな服などどんな人物であるかわかるものに設定すると人柄が伝わりやすいです。

上記具体例「韓国トレンドファッションをお届け」「〇〇円以上のお買い物で送料無料」といったように、ジャンルやお得な情報を記載してください。

ウェブサイト設定

また、インスタグラムのプロフィールにはウェブサイト設定でURLリンクを挿入することができます。ここにはブランドや店舗の公式HP、ZOZOTOWNなどの購入ページを設定するのが望ましいです。

また、個人アカウントの場合でしたらツイッターやブログなどをやっていればそちらのリンクを貼るのもオススメです。

投稿やプロフィールを見て「もっとこのブランドを見てみたい」とい思った人がわざわざ検索する手間があるから検索しないという人もここにリンクすれば多くの人が見てくれるでしょう。せっかくプロフィールにアクセスしてくれたのであればここでのチャンスを逃さないようにしてください。

プロフィール写真

プロフィール写真は、店舗やブランドの公式ロゴを使用するのが良いでしょう。ここはシンプルにした方が公式アカウントというニュアンスがユーザーに伝わりやすいため、ユーザーは安心してみることができます。

また、個人アカウントの場合ですと出来るだけ自分の顔がわかる写真を設定wするのが望ましいです。投稿などを見てもその顔が浮かびより親しみやすく、そして人間味が伝わるのでフォロワーからファンになってくれる人が出てきやすくなります。

ファンを獲得することで、来店やECの売り上げに直結しやすくなります。

投稿写真はイメージがわかりやすいものに

プロフィールの設定が完了したら次は実際に投稿に使う写真を撮影しましょう。インスタグラムの性質上オシャレであればあるほどユーザーの好みとなるのでここは気合を入れてください。

撮影するときに意識して欲しいのは「着用イメージ」「ブランドのイメージ」が伝わりやすいようにすることです。

モデルを起用せず、このようにコーディネートのみを投稿するのもイメージが伝わりやすいのでオススメです。

小物などの紹介の場合はオシャレに見える配置、構図を意識すればより商品の良さが引き立ちます。

ブランドのアカウントでしたら、上記のようにコンセプトが伝わりやすく統一感が出せるものを投稿するのがオススメです。

写真に関して気をつけて欲しいポイントとしては加工アプリを使用して加工しすぎないことです。加工アプリを使用してしまうと、商品の色味なども変わってしまい実物と大きく異なってしまう可能性があります。

そうなりますと、実際に購入したユーザーからのクレームになってしまったり店舗に訪れた際に異なってしまったために購入しないというユーザーが現れてしまいます。

投稿文章は宣伝ぽくしすぎない

写真が決まったら次は文章を記載しましょう。ここで大事なことは「ユーザーがイメージしやすい」文章にすることです。

画像だけでは伝わりにくいものを文章に盛り込むとより購買意欲がそそらせることができます。

また、宣伝味が強い文章にしてしまうとユーザーは敬遠してしまいます。そのため、コーディネートのポイントや写真の補足といったものを記載すると良いでしょう。

また、曖昧に「可愛いですよ」という褒め言葉は安易に使わないようにしましょう。可愛いかどうかの判断はユーザーそれぞれ異なるので気をつけましょう。

ハッシュタグもしっかり選定！

最後にハッシュタグを設定して投稿は完了します。ハッシュタグは検索から流入するために使われるので、しっかりと設定してください。現在インスタグラムの仕様上、30個まで設定できますし、コメントに追加することも可能です。

アパレル、ファッション関連のアカウントが投稿に使って欲しいハッシュタグは以下の例になります。

・#古着 #韓国ファッション (ジャンル)
・#渋谷(立地)
・#ワンピース(カテゴリ)
・#elcasion(店舗名、ブランド名英語表記)
・#エルカジョン(店舗名、ブランド名日本語表記)

アパレル業界では常に流行が変動していますので、流行のアイテムなどの投稿をしてハッシュタグも設定すると流行に敏感なユーザーを流入することができます。

また、店舗名やブランド名や必ず入れておきましょう。ユーザーが自主的に投稿してくれると勝手にマーケティングが成立する場合もあります。

最後に

インスタグラムの機能向上により今後はインスタグラムを通してファッショングッズの購入をするユーザーが増えていくと思われます。

是非今のうちから上手にインスタグラムを活用すると今後の売り上げ向上に繋げることができますのでこの記事を参考に運用してみてください。

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