【最重要】エントリーするポジションサイズとRRRについての話

FXで資産を伸ばすために必要な最も大切なことを述べます。中級者にとっては当たり前の話ですが、初心者や長年負け続けている人には、最重要の話ですので、ご一読ください。私のメルマガの読者さんは、私のやり方通りにやってください。（文章の中の太字部分）

FXのエントリーにおけるポジションサイズはロスカット幅から求めた方が良いです。また難しい話はなしとして、とりあえず自分の手法の大体の「的中率」と、「RRR（リスクリターンレシオ）」が分かっていないと、継続的な資産の伸びはありません。そのあたりを詳しく説明します。

①連続の負けで【資金を大きく減らさないこと】

　エントリーサイズが大きすぎると、連続負けで資金がなくなってしまいます。100発100中の手法があったりいいですが、そんなものは存在しませんので、自分が最大何連続くらい負けそうかの見積もりが必要になります。例えば5連続くらい負けがあり得る手法ですと、１回のロスカットで資金の20％を失うとすると、５連続のロスカットで資金が半分以下となってしまいます。

　私の手法の場合は、初心者はロスカット値が資金の10％に来るくらいでポジションサイズを推奨しています。例えば100,000円資金があるとして、10％ですと10,000円です。ロスカットまでの幅が50pipsとすると、0.2枚のポジションサイズになります。まずないですが、５連続負けで35％の資金が失われる事になります。まだ頑張れるということですね。

　このように、自分の的中率を探る事はとても大切です。
　初心者にありがちな、ポジションサイズを大きくしすぎて１回のトレードで維持率を超えてロスカットされるとかは論外です。こういう事は「絶対」やってはいけません。また最初に決めたロスカット値を動かす事も厳禁です。プロスペクト理論にはまるということと、トレードの根拠を失うということで、今後、継続的に資産を伸ばすことができなくなります。

②【資金を伸ばすということ】

　資産の減りを少なくすることはわかったと、ではどうやって資金を伸ばすのかということになります。大切なのはRRR（リスクリターンレシオ）です。
　RRRとは、ロスカット幅と利確幅の比率です。例えばロスカット幅50pips、利確幅50pipsですと、RRRは１：１となります。的中率50％だとすると、50pipsを50％の確率で勝ったり負けたりするわけですから、スプレッド分だけ資産が目減りしていきます。ですので、的中率×RRRが１以上ある手法でないとダメということになります。
　私の手法については、いまのところ的中率約50％です。で平均RRRは1：2.5です。要するに１０回に5回くらいは、ロスカットされ、１０回に5回くらいはロスカットの2.5倍利確できるということです。そんなものかと思われるかもしれませんが、なかなか優秀でして10回取引すると理論上はこうなります。（スプレッドは考慮せず）

適当に勝ち負けの場所を分散させましたが、10回の取引で資金が1.8倍となっております。もちろん、必ずしも数字通りにはいきませんが、まあこれで食えているわけです。

以上、縷々述べてまいりましたが、重要な変数は２つだけです。
・RRR（リスクリターンレシオ）
・的中率
この２つを知り、磨いていくことだけが、FXの目的とも言えますので初心者はよくよく自分のトレードを見直してください。

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