見出し画像

小学の時体験した実際起きた神隠し



こんにちはー東京大学お化け屋敷サークルInsomniaPRメンバーのケイでーす!私たちInsomniaは不眠症をテーマにお化け屋敷を製作中です。

このNoteはサークルのメンバーが好きなお化け屋敷やホラー映画など自由に書いていくものでみててとても面白いものなのでぜひ拡散お願いします!

さて今回のテーマなのですが自分が小学校4年の時に実際会った神隠し事件を覚えてる限り書いていきたいと思います小説みたいな感じで分が下手かもですが頑張ります!


某N県の宿泊施設にて

あれは今から8年9年前の出来事。

自分たちの小学校には夏にN県のとある民泊施設を貸し切りそこでキャンプや自然への学びを深める体験や肝試しがあった。みんなが楽しみにしていた。
なにもなく終わると。

しかし現実は違く、のちにとんでもないことに巻き来れる結末になった。

          1日目 前兆

小学4年の夏。
待ちに待った移動教室当日だった。
この日のため荷物にたくさんのゲームやおやつを詰め、誰よりも楽しみにしてた。

朝が弱い自分だが、この時は楽しみに敏感な性格だったため、眠気などしらず家を飛び出し学校に向かった。

学校につくと周りのみんながすごく騒いでいた。多分あれは行動班や旅館に着いたときのグループの発表結果だった。自分も気になり、班を見てみると当たり。
部屋は、仲がいい当時問題児かつ誰よりも明るかった仲良し6人組が同じになり、そして当時好きだった女子と同じ行動班そして肝試しのペアだった。

この時自分は一生の運を使い果たした気がした。この時自分はうれしさの先生や人の周りの意見など聞こえないほど喜んでいた。

しかし、ある話題で耳を傾けるようになった。それは肝試しの順番だった。自分は当時怖いもの知らずの性格だったため、なるべく先陣を切ろうと思っていたが、ペアの片方の当時好きだった子から「あとにしたい、早くゴールしても困るし怖い」と言われ、20組ある中の10番目という位置になった。

いざ色々話が終わり、バスに乗りN県までむかっていた。そのバスの中では、とてもクラスのみんなが騒いでいて、これからの泊まりを楽しみに待ち浴びていた記憶がある。

16時民泊施設につくとあたりはすでに真っ暗だった。やっと着いたと思いバスの中から解放され自然の空気を味わっていた。

荷物をバスからとり、すぐに仲良し6人組と合流した。
「さっさと鍵部屋もらっていこうぜ」
この合図と同時に、宿舎で誰よりも早くチェックインをして部屋を迎えた。

部屋に着くと、色々くっちゃべり無邪気に話していた。その後夜飯が終わり、入浴をすまし自由時間になった。自由時間になると悪ノリ。たくさん暴れ物を投げたり叫んだりして疲れていた。

色々暴れ疲れ切ってる中、友人Aがこんなことを言い出した。「明日肝試しだし夏といえば怖い話だろーしようぜ」と。
皆たぶん強がっていたのだろう。「よゆーだし」や「楽勝」など強気なことを言っていたが、時刻は23時。かなり暗く怖いと全員思っていた。

Aはオカルト好きで、海外留学経験があり、かなり怖い話をしてきた。その中で一番怖かったのが神隠しの話だった。噂程度や本でしか見たことないが、本当にあると聞いた瞬間震えが止まらなかった。
おまけに明日は肝試しだしまじで起きたらシャレにならないと思った。

午前二時くらいだろう。気づいたら寝落ちしていた。いい思い出を作れる夢をみていたが、あることが起こった。

自分の寝ている位置、壁沿いに近いCが震えた声で大きくゆすって起こしてきた。「おい!あれ!見ろ!窓!窓にいる!」と。
眠いながら目をこすり見ると、窓の外に白装束で髪が長く、黒目が大きいのか分からないくらい空洞ができた女がこちらをのぞいて指をさし窓に近づいてきた。
あまりにも怖すぎて二人とも意識が飛んでしまった。

実際のぞかれたときの再現画像


   2日目 神隠しが起きる

気がついたら朝だった。
まったく寝れた感じがせず、頭が働かなくもやもやしていた。しかしすぐそれはなくなり、一気に目が覚める出来事があった。

自分以外部屋に人がいない。
荒い声が聞こえ急いで外に出ると異変があった。

Cがおかしかった。Cは目にクマができており、全体的に顔が白く具合がわるそうだった。おまけにぼそぼそと何を言ってるかわからない呪文のようなものを発していた。

そうすると班の中でもリーダー格のDが「医務室の先生呼ぶから待ってて」と言って急いで走っていった。急いで医務室の先生が来て「どうしたんだ、これは、、」と呆然としていた。

その瞬間Cが今まで上げたことのない声でああああああああああああああと叫んで気絶した。
当時自分たちは小4なのでこの状況を冷静に判断するなど無理で、ずっとおびえていた。

そうしたら医務室の先生が担いで医務室まで運んでいこうとした。「君たちは朝食会場に行く時間だろ急いでいきなさい、C君はどうにかする」と言って急いで向かっていった。

会場に向かってる中Eがこんなことをいいだした。「なにかしらないか、誰か」と。自分は昨日起きたあの女のことに違いないと思った。正直話そうか迷ったが、起きたことをすべて話すと全員が震えていた。
普段人の話を信じないBですら「おいまじかよ」や「嫌な予感がする」などというほど重い空気になってしまった。

時間が少し遅れ、みんなが集まっている中遅れてきた。周りの目が痛々しく、先生からのさらし首にされ席に着いた。そうするとある人から聞かれた「あれ、Cいないじゃん、どうかしたの?」と。
それを聞かれたとき体全身に震えが来た。

朝食を終えロビーに向かおうとしてたとき医務室の先生から呼び出しをされた。「C君と合流した?」と聞かれ唖然とした。「え?」と震えた声で言う。
そうしたら先生は「もう大丈夫行くねって言って出てったよ」と言ってくれた。自分たちはCと合流などしておらず、そのことを説明した長々と説明や話をしていて、5人組がいざ探しに行こうとした。

その瞬間後ろから「探させてごめん、戻った」と言われた。その瞬間全員が驚きDとAは後ろに軽く倒れた。「C大丈夫か、どこ行ってたんだよ」と全員が聞くと「ごめん大丈夫行こう」としか言わなかった。

先生から「合流できたしよかった。これからバスに乗ると思うから急いでね。楽しんできて。あとC君のことなんかあったら教えて」と言われ、バスに向かった。

バスに乗り移動してる最中、一日目の思い出話など恋バナなどを皆が楽しんでいたが、自分は昨日起きたことがトラウマですごく静かだった。
普段の仲良し軍団を見ると、自分と同じ昨日の出来事が理由でぐったりしているようだった。時が過ぎるのがこの時はとても早く、時刻は17時。

その時自分は疲れていてぐったりし眠りそうだったが、みんながある話題を話した瞬間途端に疲れが一気に飛んだ。

それは肝試しのことだった。この話題を聞いた瞬間昨日起きた出来事がフラッシュバックして、今日実際に何かが起きたらどうしようと思っていた。
その時当時好きだった子が話しかけてくれた。「怖い?正直笑」と。自分はかっこいいところをみせたかったのか「いやよゆー、幽霊とかいないから」といい「なら安心ー、リードよろしく」と言われた。

これによって少しは気が楽になれたため今でもすごく感謝している。バスが宿舎に着くと、まず夕食会場にへ行き夕食を食べ色々済ませた。食べ終わると先生からこう言われた。「次は最後のイベント肝試しです、道に迷わないようにきおつけて下さい!」と。

ぞくぞくしている人もいれば楽しそうにしてる人もいて複雑な気持ちだった。自分は不安と楽しさが半々で、準備してロビーにまた行こうとした。
そのとき急にCから声を掛けられ、こんなことを言われた。「待ってたんだよー、なにがおきるかたのしみにしててね^^」

その時背筋が震え、Cにたいして「は?なんだよ急にこれから肝試しなんだからビビらせんなよ」といった。「いくよ、はやく時間ないのはやーく」と顔を近ずけてきて不敵な笑みをしてロビーへと向かった。

周りを見たらだれもいない。急ごうと向かい、ロビーの付近にいると、Cを除いたいつもにグループがいて、急にこっちこいと手招きされた。
そうしたらAからこんなことを言われた。「Cから変なこと言われなかった?」と。自分は「様子がいつものあいつじゃない」といった。そうしたら口をそろえて全員「なにがおきるか楽しみにね^^」と言われてた。

正直この意味など当時はわからなかったが、今となればわかる気がする。「ひとまずCから目を離さないようにしよう。昨日のこともあるし何が起きるかわからない」といいロビーへと向かった。ロビーに着くと、怖がってる人や楽しみにしている人がいた。

恐る恐る自分たちも合流し、先生の指示を待っていた。そうすると「2泊3日のイベント最後は肝試し!最初にゴールできた人には商品があるので、ぜひ頑張ってください。あと道が複雑で先頭の人を追い抜けるいわゆる迷路みたいな地形で、木もあり川もあるので、いなくならないように気をつけてください」と言われた。

自分はうなずくことしかできなく、ただ恐怖心がいっぱいだった。そう、怖気ずいていた。

肝試しのコースへと移動して、ついに入り口の前へ着いた。先生から「順番に向かってコースを一周しかえってきてください!」と言われ、ペアがどんどん向かってく中、Cが最後にこんなことを言っていた。「みんなまたね、行かなきゃ、行かなきゃ、夢で逢おうね^^おやすみ」と。そう言い残しペアと一緒にはやく向かってしまった。

ついに自分の番になった。中に入り好きな人をリードしてる中、こんなことを言われた。「迷わなきゃ」と。恐怖のあまり頭をこくんこくんとしか動かせないでいた。

何分かたったころ順調に半分までのコースを回れた。あと少しと思って、こっから先は川沿いだから注意してゴールしよう、賞品なんてどうでもいいと思い、いざ行こうとしたその時「前から鳴き声と悲鳴が「ひいいいいいいいいいいいいいい」と聞こえた。

あまりにも大きい声なので、森全体に響き渡り前の女子が勢いよくこちらへと戻ってきた。そうすると「Cがおぼれた。」といった。「なにがあった、、え?」と状況が理解できずにいた。
自分と同じペアだった当時好きな子も震えて声が出なかった。

自分は勇気を振り絞り、なにがあったかを詳しく聞いた。そうすると震えた声で説明してくれた。どうやらCはその叫んでたペアの女子の手を力強く引っ張り、先に入ったペアすら抜かすスピードでゴールを目指していたのだそう。しかし自分がいた地点の奥の川の近くで様子が変わったらしい。

なんとCはその女子を引っ張り「か、、、え、、らなきゃ、、いこ、、」といい、川に一緒に飛び込もうとしたのだそうだ。
Cのペアだった女子も必死に抵抗し、Cを力強く押した。位置が悪かったのか、Cは川へ落ち視線をこちらへとむけていた。

それを説明して、その次何があったのか聞いた瞬間、その子の手が急に震えだし、か細い声でこう言った。「女がいた、、めがない、、白い服、、、空洞の、、Cが足つかまれて私に視線むけて、、、、ゆびさしてきた、、」
自分は思った。あの女だ。昨日の夜のあの白装束の目があるかないかわからない空洞みたいな穴が開いた女、、

イメージ図

その女子はそのまま意識を失い、後ろに来た別のペアと合流した。「何が起きたんだ!」といろいろ言われたが、答える余裕などなかった。
そうすると大急ぎで後ろから先生がやってきた。「早く来た道に帰って。いますぐ。」大声で言われた。

しかしCがきになり、先生の目を盗み震えながら自分はその川まで行った。奥のほうにいくと、川にあるものを見つける。それはCが持ってきてた、学校で流行ってた妖怪ウォッチの3DSのカセットだった。

あたりを見回したがCはおらず、来た道をまっすぐ戻った。スタート地点に戻ると、先にゴールしたペアとゴールできなかったペア全員のクラスメートが集まり先生が話していた。「肝試しは中止です!C君が落ちたので先生たちは探してきます!先に宿舎に戻って入浴をすまして待っててください!」と言われ、ロビーに戻ろうとしていた。
その時の空気は葬式みたいであり本当になにがあったか全員飲み込めないない様子だった。


Cが落ちた池に近い画像

宿舎に戻ると、いつものグループと合流し何が起きたか話した。信じられなかったんだろう。最初は否定していたが、何時間たってもCは戻らなかった。急なCとの別れを受け入れられず、先生たちの報告をただ待っていた。

そうするとドアをたたかれ、集会があるからきてと言われ、全員がロビーのたまり場に集まり、こう言われた。「C君をさがしましたがいませんでした。森も川も探せる範囲で探しましたが、見つかりませんでした、、明日が最終日ですが朝早く集まり探します。このことは周りや人に広めないようにお願いします。」

こういわれそれぞれ部屋に戻り、入浴やら済ませ、就寝の時間へとなった。Cがいない部屋はやけに静かで、いつもと違った。

急にEがこんなことを言い出した。「神隠し、、昨日話してた、、、川におぼれて、それであの例の女がCを、、、」まわりは否定したい気持ちでいっぱいだったが、起きてしまったことで否定もできず、そう信じざるを得ない状況だった。明日の朝Cが見つからなかったら、もう会うこともしゃべることもできない。最後に交わした言葉があの言葉で終わるなんて怖すぎると思った。

時間は刻刻とすぎ、疲れがピークになったころ、気づいたら寝てしまった。多分その時は熟睡だったのだろう。しかしある時間に自分の班員が全員一斉に急に起きた。時計も見ると午前2時。
Bがこんなことを言った。「夢の中でCと例の特徴の白装束女がでてきた、、まさかお前らも、?」と。

偶然なのかわからないが、自分も含め班員は同じ夢を見て恐怖のあまり全員同時に起きてしまった。自分はこう思った。「午前二時あの女を見た時間だ」と。恐る恐る窓を見ると、誰もいなかったが風がたくさん吹いていた。ある一本の木を見ると、そこには白いワンピースが置かれていた。

自分たちは恐怖のあまり布団にもぐりこみその一夜を明かした。気づいたらなんと自分の家のベットだった。おかしい、3日目のはずなのにと階段を降り、母親に訳を聞くと、今日は8月15日。修学旅行から帰ってきた翌日だった。

記憶がなかったことに対しての違和感が半端じゃなかった。寝起きの中ぼーっとしていたがあることを思い出した。Cはどうなったのか見つかったのかと。自分は家を飛び出しいつものグループの家にいき、呼び出していつも集まってた公園へと集まった。

みんな雰囲気がいつも違う様子だった。思い切って聞いてみた。「Cはどうした、、、」と。Eが「あいつは多分消えた、捜索して見つかったがいなかった。持ってきてたものも先生から俺らに預けられて、ごめんとしか言ってなかった」と。

そうしてEが当時Cが大切にしていた3DSの本体をだした。この3DSどうするよと言い出した。自分らはこの3DSはCの形見だとし、大切に保管して今後Cのことは話さないようにとした。そうして小学卒業から今年の5月までCのことは話さないで時が経った。

   その後 

今年の5月、久しぶりに小学メンツが集まる会があると聞いた。何年ぶりだろうー久しぶりにいろんな人と会えるなと思いワクワクしていた。集まり会の同日やらかした。寝坊して遅刻をしてしまった、2時間も。始まるのは16時からであり、自分がついたのは18時。

久しぶりの再会でみんながわいわい楽しんでる中、きてしまった。周りはびっくりしていた「おい俺ーーーーお久ーーー」と声がかかった。見るとCを除いた当時の仲良し組だった。
久しぶりの再会にうれしく、場を考えずでかい声を出し、楽しんでいたことを思い出す。

楽しい時間はあっという間にすぎ、いろんな人とたくさんの思い出話ができ、満足して別れ際ではみんな悲しそうに帰っていった。自分も帰ろうとしたときDから「懐かしいなこのメンツ。久々にモンハンしようぜ。3DSもってるだろw」と。自分らは乗り気で、その後も2次会みたいな感じで朝になるまでDの家でモンハンをしていた。

そうして楽しい時間が過ぎ、朝になるとEがこんなことを言った。「なあ、Cモンハンと妖怪ウォッチ好きだったよな。あいつ今どこで何してるんだろうな」と。久しぶりにCの名前を聞き、一同懐かしさと悲しみを思い出した。

Cの昔話や色々話していくうちに、こんな提案が出た。「あいつの3DSのアイコン見ようぜw特徴的だったし、色々思い出せるだろwもっと」と。
確かになつかしさに浸たるのもいいなと思い、Cのフレンドのアイコンを見つけた。
見た瞬間一同ゾっ!とした。

いないはずのCのオンライン表記がオンライン表示になり青いマークをして光っていたからだった。
ありえなかった。
Cの3DSはあの後Cの家に預けて電源も入っていない。おまけに中学2年の時BがCの家に行き、3DSをどうしてますかと聞いたとき、処分しました。忘れたいので、、、、といっていたのに。

全員が疑問と恐怖で頭がいっぱいだった。もしあのときCが神隠しにあってなくて、このうちの誰かが神隠しにあっていたらどうなっていたかと考えるだけで、当時の出来事がよみがえってくる感覚だった、、、終わり 


画像出典

(https://www.shutterstock.com/ja/image-illustration/girl-who-peeks-out-window-vomits-2196263743)
(http://gym-spot.net/archive/1440/)

https://www.pakutaso.com/20150755210post-5813.html

https://news.biglobe.ne.jp/trend/1111/toc_221111_9941506276.html


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?