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誰のための世界観

昨日は久しぶりにマーチングの仕事で、ある中学校の大会のショーのミーティングでした。ビジュアルミーティングと言いまして、マーチングは大きく「音楽」「見た目(ビジュアル)」に仕事が分かれていまして私はそのビジュアルでの仕事です。ショーのテーマや全体のイベントや道具、形やイメージを6分間に詰め込んで一つの作品するという、それなりのセンスと頭脳が必要なミーティングなんです。

最近のマーチングこんな感じ↓
https://youtu.be/mjAJEw93teY

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大切なのは他者目線を考えた世界観
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マーチングで上手か下手かは置いておいて、面白いかどうかは、世界観を想像してもらえるかどうかが全てです。

マーチングの大会を見ていても正直なところ、世界観が想像できないショーは???だらけです。例えばオペラ座の怪人で仮面(マスク)が出てきたら納得ですが、時計が出てきても映画を知らない人は?だらけで、そうやってマニアックになってナルシストなショーができてしまいます。
※自分たちのやりたいショーをするのは肯定で、あくまでも他者届けたいという前提の話です。

何が言いたいかというと、コーチングでもビジネスでも、伝わる世界観は大切という気づきです。

「コーチングはいいですよ!」「傾聴いいんですよ」「私のセミナーはいいコンテンツなんです!」では具体的な世界観が伝わらないんです。要は自分目線での伝え方では、他者の頭のイメージが抽象的でわかりづらくて、さっきのマーチングと一緒で???になります。

例えば、美味しいカレーどうですか?より、「3年研究し、本格スパイスを使って10時間煮込んだ、日本人好みにアレンジした最高のチキンカレー」の方がイメージが湧き、断然世界観が伝わってきますよね。

では、どすればいいのか?

徹底的に他者目線で考えることです。お客さんならなんていうか?自分がクライアントなら価値があるのか?見ていて楽しいのか?満足なのか?徹底的にです。

それができてから、ここでようやく自分センスを盛り込んで提供することができます。

他者目線で、巻き込みながら提供するのか?
自分視点でナルシストなものを提供するのか?

とっても大切な分かれ道です。

再度言いますが、ナルシストが悪い訳ではありません。他者に伝えたいことが大前提です。
みなさんはどうですか?

you'll never walk alone.

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