AQ NO HEATBEAT Vol.4

お久しぶりです、イベント、取材、新曲のレコーディングの準備と嘘みたいに多忙が続きまして最終回満を持しての10月となりました!。
ラストソング「QとA」,我々はアルバムの最終曲に最も実験的な方向性に振り幅を合わせるというのが恒例になっておりますが今回もまたしてもそうあいなりました!。

ジャンルでいうとヒップホップハードロック?いえいえこれこそがロックミュージック、ポップミュージックだとおもいます。ある程度の規範に則りつつも、いろんなアプローチを加えていくことこそ、ビートルズがストロベリーフィールズフォーエバーではじめた大衆音楽のニューフェイズを体現していることになるかと思っております。これは私がTwitterで3月頃つぶやいた諸々、その他をパズルのピースのようにまぜ合わせて、私がチューニングの狂ったギターで作ったアルペジオを元に、ランダムにカードに書いてみて並べていきました。
その後盆栽の枝を切るように体裁を整え、なんか最初思っていたイメージと違うところに行けたかな、、と思っている次第であります。皆さんはこの歌詞、というか断片をどのように捉えていただけましたか?あまりに意味深で、社会的なメッセージ満載ですので炎上を恐れてひとつひとつへの言及は控えますが、ひとつだけ「永遠ってのと刹那ってのは意外と同意義で  永遠ってのと永久ってのは実は同音異義で」のフレーズ、これが今回のアルバム「AQ」の深淵部になります。

これは私個人の感覚でしかないのですが、「永遠」というのは、この世にはないもの、美化された神話、時間軸のない概念、といった解釈で、私たちは生きている、限りある時間を。ゆえに「永久」という、時間軸に縛られたずっと続く、終わりのない、といった世界を提言したいのであります。

最後にグーテンモーゲンというのはおはようという意味のドイツ語ですが、最初はグーテンモーゲンではありませんでした。あまりにおぞましい言葉だったので書くのは控えさせていただきますが。

これで新作「AQ」の本人による解説は終わりです。もっと詳細を知りたい方はディレクター前田栄達がCDのジャケットに長文「AQの日々」を執筆しております。一緒に読んでいただくと幸いです。
あとこのアルバムに収録が予定されていながら見送られた楽曲がオリジナルが1曲、カバーが1曲あります。近いうち皆様の耳に届けられることを祈っています。

それではどこかのライブ会場でまたおあいしましょう!

END

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