期待値のある船券を買うには、本命狙いと穴狙いどちらが良いか？

前回は期待値のある船券の意味を数字的に細かく説明しました。

今回は本命狙いと穴狙いについて説明したいと思います。

船券を実践していく中で必ずぶち当たる迷いの1つかと思います。本命か穴か船券期待値の観点からの考えてみましょう。

この疑問に対する私の回答は「答えられない」です。これはどちらでも良いという意味ではなく、期待値のある船券を探す上で本命か穴かという事は全くベクトルの違う話ということです。

本命か穴かというのはオッズが示すことです。期待値のある船券というのはそのオッズ以上に的中する可能性が高ければオッズが何倍であろうと期待値があるということになります。

詳しくは前回の記事をご覧ください。
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期待値のある船券とは何か？

オッズ以上の期待値が得られる、つまり期待値がある船券を買えている限り長期的に見て負けることはありません。期待値さえあればガチガチの１番人気でも特大万舟の100番人気でも良いわけです。勿論、複数点購入する場合は合成オッズに対する的中率で考えてみてください。

オッズに対する的中率のボーダーは下記のように導きまします。

「1÷オッズ×100」

例)オッズ10倍の場合
1÷10×100=10
的中率ボーダーは10％

合成オッズの出し方
例）オッズが20倍、30倍、50倍の場合

ます、1を各オッズで割る
1÷20=0.05
1÷30=0.033
1÷40=0.025

これを全て足す
0.05+0.033+0.025=0.108

1をこれで割る
1÷0.108=9.26

これが合成オッズとなりすます。
的中率ボーダーは10.8％となるので、3点でこれ以上に的中率があると思えば買いとなります。その際は資金配分で出来るだけどこが来ても同じくらいの払い戻しになるように買いましょう。

と、理屈をこねくり回してみましたが、実際の船券選びではある程度の固いところから買うか、荒れ目からかうか選択に迫られると思います。

この辺りの方法論については、また次回解説していきたいと思います。

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