ストV攻略 ケン vol2

ーーーーご挨拶ーーーー

大変長らくお待たせしました。

前回、概念・方向性として紹介したケンを、
より緻密にロジカルに掘り下げて行きます。

第二回である今回は、いわゆるセットプレイ。
特に起き攻めに関する物を挙げて行きます。

第三回は、足払い戦を予定しています。

ーーーー最初にーーーー

正直自分にも、
プレイヤーとして様々な感情があるわけで、

俺がこの精神的に苦しい生活の中で
嫁に怒られ&協力して頂きながら
深夜トレモで必死に編み出した
血と涙で出来た美しい連携の数々を、
平日からセフレと遊んで休日はバイクに乗り
牛タンバーからジムに行き岩盤浴で汗を流し、
たまに夜暇なときにエンジョイストV・・・
してるような野郎が使いやがるかと思うと、
マジでセフレごとボスのバイクに縛り付けて
綾野にぶち当てたい衝動に駆られます。

しかし様々な思いを乗り越えて
小銭が欲しい一心で、
いや、少しでも皆様のお役に立てればという
清らかな思いで今スマホをぺちぺちしてます。

また、
ここに記す内容のデータ部分はvol1とは違い、
『誰かがまじめに調べたらすぐわかる内容』です。

だからこそ中々自分でまとめるに至らず
『誰か』待ちをしていたのですが、
さすがに誰も視界に出てこないため
おプロ様のお仕事を肩代わりさせて頂きました。

最後に、このまとめを作るにあたって、
一人だと孤独死しかねない深夜のトレモに
話相手かつ情報提供かつ似たような対戦観をもって
多大な協力を頂いた あくあ に感謝で一杯です。
ありがとねあくあ🙇
あくあがいなかったらミカ使いだったよ。

ーーーー本題・重ねーーーー

さて、さっそくですが、
『重ねと暴れからの最大コンボが出来たらプラチナ余裕』
という格言があります。

これは決して言い過ぎではありません。

よく対戦後にアドバイスを求められますが、
だいたい2つしか言ってません。
『技を重ねるならミスしてはいけない』
『暴れるなら最大に繋げなくてはいけない』

これが出来ないと、最早読み合いになりません。
グー出してチョキに負けるとか、
パーで勝ったら5点なのに1点しか入らないとか
それはもうゲームになってません。

ですのでまずは、
この『重ね』をしっかり重ねるためのセットプレイを
紹介していきます。

◼最重要・その場受け身への重ね

その場受け身は後ろと違い間合いが離れないため、
暴れのリターンが極端に高いです。

しかし攻め側もその場に重ねるのは比較的低リスクで、
なお投げと打撃を両方重ねられるため、
リスクリターンでいうと攻め側が圧倒的有利です。

しかし、この重ねをミスすると、
ただただ痛い暴れを食らうだけの無意味な攻めになるため、
その場に重ねを選択した場合に100%ミスしない事は、
それこそ最重要であり最低限の話なのです。

では早速、解説は後回しにして具体的に書き連ねます。

●tc大竜巻
➡屈弱パン空振り(+4)➡屈中パン
➡立ち弱K空振り(+3)➡投げ
➡ダッシュ(+2)➡弱パン
➡屈弱パン空振り(+4)➡立ち中K(4F両対応)
➡屈弱パン空振り(+4)➡立ち弱パン➡屈弱パン(端3F両対応)
➡屈弱パン空振り(+4)➡小足➡屈弱パン(端4F両対応)

●(対空)中昇竜
➡ダッシュ➡立ち弱パン空振り(+3)
⇒弱パンor中パンor投げ
➡Vスキル(+6)
⇒立ち大パンetc

●地上大昇竜
➡Vスキル(+4)
⇒小足持続重ね
⇒立ち小パン持続重ね
⇒屈中パン
⇒立ち小パン➡屈弱パン(端3F両対応)
⇒空キャン投げ

●tc大昇竜
➡Vスキル(+5)
⇒屈中パン持続重ね
⇒体感遅らせ投げ(2フレ猶予)
⇒体感遅らせ弱パン(3フレ猶予)

●大足払い(キャンセル無し)
➡Vスキル(+2)
⇒『tc大竜巻の欄を参照』
●大足払い
➡キャンセルVスキル×2(+3)
⇒『tc大竜巻の欄を参照』

●大足払いクラカン(キャンセル無し)
➡Vスキル
⇒立ち弱パン⇒弱竜巻(裏回り&+3)
(あくあ提供)
⇒4中パン⇒中竜巻(裏あてめくり)
※4中パン➡スキルの方が視覚的に強い

➡キャンセルVスキル
⇒前ダッシュ×2弱パン前ダッシュ×2(+2)
⇒バクステ⇒微踏み込み前ジャンプ
(中Kか大パンで表裏完全2択)

➡立ち弱K➡屈中パン空振り➡前ジャンプ4F詐欺
➡キャンセルVスキル➡屈大パン➡垂直ジャンプ4F詐欺
(あくあ、サードアイ提供)

以上

これらが"最低限"の重ねであり、
これが出来ないと一生暴れられて死にます。

これらを自然にこなせて初めて
『読み合い』が始まる事になります。

この他にも
・対空やtc高度による使い分け
・ex竜巻絡み
・ex波動による両対応
など色々ありますが割愛。

ーーー重ね概念の解説ーーー

まずこれらの
『その場受け身からの暴れを潰す重ね』を
ことさら重要とするにあたって、
『後ろ受け身ケアしてないじゃん』という
当然の疑問があるわけですが、
基本的に両受け身の暴れを同時に潰すのは
それなりのリスクがあり、
攻めが攻めでなくなる場合が多々あります。

これを、どう捉えるかは人に依るのかもしれませんが、
自分は『非常に下らない』と考えています。

そもそも、
起き上がり側の選択肢は、
2つの受け身×
(ガード+遅グラ)・暴れ・バクステ・下がり・無敵技
など約10種類程度の受け方があるわけです。

この中で最も両立潰しのしにくい部類の
『その場暴れ』+『後ろ暴れ』を
わざわざ両方狩りにいく結果、
その他へのケアを放棄するまたは
暴れ潰しが成功した時のリターンを下げる
または無駄にゲージを吐いていく、というのは

『立ち回りで負けない相手が
一生ランダム受け身から暴れてくる』

ような、非常に極端な場合にのみ取る手段です。

あくまでも『受け身両対応重ね』というのは、
10種類以上ある選択肢のうち2つ3つを緩く縛り
一番安牌である『ガード』を許す、
勝負の1打にはなりにくいものなんです。

ではこの10数種の受けに対して
一番警戒しなければならないものは何か。
それが『その場暴れ』であり、
『後ろ暴れ』とは明確な差があります。

その場からの暴れが刺さる場合は
密着からカウンター込みのフルコンが入りますが、
後ろからの暴れはあくまで刺し返しの形になり、
攻め側がちゃんとしていれば距離も遠いです。
つまり、『後ろ暴れは割と食らってもいい』のです。

もちろんこれを言い切るには、
・後ろ暴れ一点に絶大リスクを与える選択も用意
・その場狩りの際に出来るだけ後ろ暴れから遠ざかる
・後ろ暴れを食らわないその場狩りを混ぜる
などの工夫は必要ですが。

ーーー具体的な解説ーーー

さて、上記の思想をもとに、
実際のパーツを再掲します。

●tc大竜巻
➡屈弱パン空振り(+4)➡屈中パン
➡立ち弱K空振り(+3)➡投げ
➡ダッシュ(+2)➡弱パン
➡屈弱パン空振り(+4)➡立ち中K(4F両対応)
➡屈弱パン空振り(+4)➡立ち弱パン➡屈弱パン(端3F両対応)
➡屈弱パン空振り(+4)➡小足➡屈弱パン(端4F両対応)

この、一番よく見るコンボである
中大パンtcからの大竜巻後のセットプレイ。

他の場面でのセットプレイも
全て同じ事が言えるので、
こちらを例に1つずつ解説してみます。

●1・+4からの屈中パン
重ねとしては甘えです。
ヒット時のコンボも中途半端で、
後ろ受け身からの刺し返しも確定します。
ガードされた場合の攻めもそこまで強力ではなく
"人"が殺せる選択肢ではありません。

しかし、"虫"を駆除するには、
大変便利で使い勝手がいい技なので、
格下相手のランクマなどで有効活用しましょう。

+4からの屈中パン5Fなので
ぴったり重なる形になります。

●2・立ち弱K空振り(+3)➡投げ

3フレ有利からの埋め投げです。
基本にして最強。
ダッシュ(+2)投げと違う点は

・後ろ受け身に近寄らない事でリスク軽減
※むしろ弱Kで少し下がる
・近寄らないため相手の後ろ受け身が見易い
※投げを押さないという判断だけなら可能性がある

などで、
大竜巻から投げorグラ潰しに行く場合は、
基本的にはこの消費が望ましいです。

●3・ダッシュ立or屈弱パン
アグレッシブさの中に保険を兼ねた、
強気な大人の択です。

ダッシュ屈中パンなどは、
後ろ暴れの刺し返しから状況確認コンボが
比較的容易いですが、
ダッシュ弱パンであればそこまで致命的なコンボは
あまり食らいません。

また、密着弱パンからの攻めは実に多彩で
基本は『屈弱パン➡立ち弱パン』で確認してから
ヒット時『立ち弱K➡竜巻or大昇竜』が入ります。
ガード時は攻め続行できますが、

弱パン単発から即暴れや逃げで受ける相手には
『ダッシュ立ち弱パン➡4中パン』を
重ねる事により
暴れに弱パンヒット時はそのままコンボ、
即受けに対しては中パンがヒットして確認コンボ、と、

ダッシュ弱パンの立屈によって、
相手が焦点とすべき回避タイミングを
ワンテンポずらす事が出切るわけです。

また、
この仕組みを(感覚でも)理解している相手には
さらに裏を行く『ダッシュ立弱パン➡歩き弱パン』が
ピンポイントで刺さります。

●4・+4からの立ち中K

受け身暴れ両対応を考える上で
決して無視してはいけないのが
『実に半数近くのキャラは3フレ技が無い』
という事実です。

4Fしか持たないキャラに対しては、
+4からの立ち中Kが完全暴れ潰しになります。

リターンも高くガードされても-2。
完全確認可能。
暴れを読んで重ねるなら
他を使う理由が魂のクラカン狙い以外にありません。

●+4からの弱パン埋め➡屈弱パン

さて、ここまでは全て画面中央の話でした。
中央だからこそ、
後ろ受け身と距離を取るその場潰しで
リスク軽減できていましたし、
比較的後ろ受け身が見易い事も加味していました。

しかし画面端の後ろ受け身は非常に危険です。
いうなれば『リバサ避け(5F無敵、隙無し)』です。
弱いわけがない。

その場重ねを『避け』て軽いコンボならまだしも、
端に投げ返されたら最悪ラウンドが落ちます。

つまり画面端ではその場潰しが非常に使いにくい。

そこでこれ。

ケンは立ち弱パンのキャンセルタイミングが
非常に早く、コンボも大変難しいのですが、
それを利用して、

『+4から立ち弱パン重ね➡屈弱パンに連キャン』

とすることで、
両受け身の暴れを潰せてしまいます。

中央ではさほど大きな意味はありませんが、
端では必須です。

具体的には
+4から4弱p2弱pでヒット確認して、
ヒット時はex竜巻が簡単で安定ですが
上手い人なら大昇竜。
また、ex波動トリガーなども可能です。

とりあえずゲージも労力も吐けないならば
弱竜巻1hitのダウンから、
『立ち中K空振り』で+4になるため、
同じ重ねがループします。

このヒット確認をしながら、
屈弱が後ろ受け身に重なる形になった場合は、
暴れにカウンター読みかつ即逃げ対策の『4中パン』や
攻め継続かつコンボ狙いの『立ち弱パン』や
なにもヒット確認せずに『投げorグラ潰し』に
連携させていきます。

●+4からの小足➡屈弱パン

これは先ほどの両対応を4F暴れ組に対して
さらに簡単で強力にしたものです。

小足が持続で重なるため
下段ノーマルヒットから4中パンが繋がり、
空キャン時=後ろ受け身にのみ屈弱パンが出ます。
ここは立ち弱パンに代えたりの工夫もできます。

端の大竜巻締めから
相手の暴れをビビって
当たる気がしないのに垂直してみたり、

そういった攻め放棄を無くす為にも必須です。

以上、各重ねの解説でした。

次は、
これらのその場暴れ潰し(&両対応)がある前提での
『ガード+グラ』や『下がり』に対して
如何に崩しをしかけていくかを解説します。

ーーーーーー

とりあえずここまで!一旦up!

一旦upから更新しないパターンを防げるかどうかは
皆様の小銭、いや、応援と介護にかかっています!

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