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スタラ314号

謹賀新年
あけましておめでとうございます。遅ればせながら新春のご挨拶をさせて頂きます。元旦から4日ぐらいまで天候よく、3回ぐらいに初詣に行きました。おみくじはなんと一番大吉でした。私は喜んでいません。大吉はそれ以上よくならないので、かえって悪いと聞いておりました。すぐに処分しました(笑)。
Nに出勤時、バス停で毎日会う男性がいます。いつも「おはよう御座います」と話しかけてくれます。優しいかただなぁ~と思いしゃべってましたが、よく見ると右手の肘から先が無いんです。私は生まれながらかなぁ~と思っていたら、数年前に事故で失くしたそうです。すごく優しい方です。今は障碍者手帳を持ってらっしゃいます。

それとNにとっては大ニュース。とうとう新しいピアスタッフが一名入りました。井上和哉さんです。井上さんの自己紹介と、星さんの倉敷研修を5回にわたり紙面に載せます。

井上さんの自己紹介
初めまして令和6年1月から非常勤で働かせていただいています、井上和哉と申します。年齢は50歳です。僕は生まれて初めて精神科に通院したのは、16歳の頃でした。当時の病名は、精神分裂病です。統合失調症になって、幻聴や幻覚で入院体験をしました。また若かった頃は、アルバイトや受験勉強をしながら、大阪の予備校通いをしていました。とてもつらい時期に病気になりました。令和元年に一人暮らしを始めました。一人暮らしも落ち着き働きたい気持ちになりました。ピアスタッフとしての抱負は、以前お世話になった、法人の職員さんからたくさんの愛情を頂いて、そんなピアスタッフになることに憧れました。僕は施設で、お一人で悩みを抱え込まれているユーザーさんに一緒に悩んだり考えたり、学びを深めて行きたいと考えています。辛いからこそ立ち寄れる居場所づくりを目指しています。まだまだ未熟ではありますが、先輩の皆様、ご指導ご鞭撻をよろしくお願いします。
井上和哉 筆
オープンダイアローグ(以下OD)研修会IN倉敷2023年11月~4日
講師
ミアクルティーさん(フィンランド)の来られました。
1雲のような存在
 初日は、白木孝二先生の横に座りました。講師の方から、隣の方と今日来たのは?ってお話しください、ということで白木先生に「ODは雲のようにしかわからない」。と話したら、「ODは形のないものです」。「形ができてしまったら、ODではありません。どう展開するのかわからないのがODの醍醐味です」。「形あるものは、医療関係者や作った話し合い、決まり、落としどころが決まっているところ」「ODはそれがないもの参加者が作り上げるもの」ダイアローグは、会話ではなく「対話」自分自身がプロとして、この二日間日本では中々味わえないものを味わえると希望に満ちていました。
星朗一郎 筆

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