見出し画像

【ウクライナ情勢】クリミア大橋を爆破したのはテロ行為ではないのか?

 2022年10月8日(土)。22時24分。早よ書けとずっと思っていましたがずるずると夜中まで書くのをためらってしまい、また自身の健康を害してしまうのではないかと戦々恐々の思いで書いています。

 タイトルを「クリミア大橋を爆破したのはテロ行為ではないのか?」と最初は打っていたのですが、ちょっとあまりにも刺激が大きすぎるし、私は西側諸国の日本人の人間なので、あまりお国柄の常識を外したような考え方を持ってはいけない気がします。ウクライナ国民へのインタビューではみんな喜んでいましたし、ウクライナでは橋を爆破した記念切手を販売すると郵便局のFacebookでも公開してありました。そもそもの計画でプーチン大統領の誕生日の前後くらいで橋を爆破する計画はあったみたいですね。「プーチン大統領の誕生日に合わせられなかったのは残念だった」と言うウクライナ女性がキーウでのインタビューに答えていました。キーウの人は喜んでいました。西側の常識に則って考えると、ロシア軍の大動脈である補給路が絶たれたことに喜びを感じずにはいられませんね。ばんざーい。ばんざーい。ロシアはもっと追い詰められるぞ。ウクライナに手を出した罰だ。このままロシアの国益に反する破壊工作をばんばん続けるぞ。今のウクライナはロシアに対しては何をしても許されるから、どんどん奇襲作戦を展開するべきだ。ばんざーい。ばんざーい。

 でもこれってテロ行為じゃね? と思う人は西側の人間ではありませんかね。非国民として扱われそうな気がしますが、まあ。まあ。

 ところで、ウクライナ侵攻において、ウクライナが初めてロシアの構造物に対し破壊工作を行ったという歴史が動いてしまった瞬間に立ち会えたと思います。多分、私が専守防衛の日本という国に生きているから、反撃能力を以ってロシアの構造物にテロ行為を行って、正直「これはいけないのでは」と思ってしまう思考に辿り着いてしまうのかなと思ってしまいます。日本の観点から見れば、北朝鮮がミサイルを日本の上空を飛ばしたので、その発射台をミサイルを以って破壊し、二度と北朝鮮がミサイルを発射できないように手を打ちました、と言っていることとあまり変わらないような、変わりますかね。

 まず前提条件としてウクライナとロシアは戦争中で。

 ロシアとしてはこれ以上を望まないために停戦交渉をする準備は出来ていると、ウクライナ側に勧告して。

 ウクライナはそれを突っぱねて2014年のクリミア併合の全てをウクライナが解放するまで戦闘を止めないというのを、今回のクリミア大橋の破壊行為において明白に示したわけで。

 法的にはロシアの建造物ではないとウクライナ側は主張していて、それを盾に今回攻撃を行ったわけですが、二度目を言う感じになりますが、ロシアの構造物についに手を出してしまったということが情報整理になります。

 ウクライナにはとても申し訳ないのですが、世界が最も恐れているのはロシアが団結し、核攻撃も辞さない構えになってしまい、その標的がウクライナのキーウに向かってしまい、更にロシアが暴走してしまうのを恐れているのだと思います。日本が核を唯一投下された国だから核を用いた戦争というものに非常に敏感になっているのかもしれませんが、ここではっきり言ってしまうと、クリミア大橋を破壊して喜んでいるキーウ市民はこれから先起こってしまう可能性がある核の脅威とかに全く考えが無いのでしょうか。なぜ喜べるのかが全く分かりません。私がウクライナのキーウに住んでいたら逆に戦況がエスカレートして自分たち市民まで核ミサイルの標的になってしまうのではないかと戦々恐々として不安でたまらなくなると思います。なぜ喜べるのでしょうか。

 とまあ、前置きが長くなりましたが今日の日記です。

 なんの予定も無かったために、NHKオンデマンドで「ハゲタカ」を3話分観ました。1話で1時間あるので3時間かかりました。土曜日でなんの予定もなく自由な時間があるときに自分が集中して物事に取り込めるのは3時間ということが判明しました。自分の能力はその程度なんだなあ、と虚しく自覚しました。人には平等に24時間振り分けられているというけれど、24時間を存分に使える人、使えない人がいることを忘れないでくださいね。

 ロアッソ熊本がザスパクサツ群馬に5-1で勝ちました。プレーオフ進出も決定しました。プレーオフも制したら恐らくロアッソ熊本初のJ1との入れ替え戦となり、初の全国放送でロアッソ熊本の躍動が観られるかもしれません。それだけでも充分嬉しいです。J1にぜひ行ってほしいのですが、J1はちょっと苦しいのかなと思ってしまう弱気な自分もいます。とりあえずは結果を残してくれた大木監督と選手たちにおめでとうという気持ちでいっぱいです。行けるところまで行ってください。正直負けても誰も責めないし、よくやったという気持ちのほうが大きいのではないかと思います。ロアッソは熊本の誇りです。

よろしければサポートをお願いします。