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【会話劇:因果論哲学】存在だけでは因果のメカニズムには含まれることは無い。

 「35000PVおめでとさん。それなのに喜べない自分がいるんだろ? そんな自分が嫌……とかそんな薄っぺらい感情じゃ無いんだろ今?」

 こんにちは。神さま。また風呂場で会ったね。長くは続かないかもね会話は。

 「本っ当に面白いよなあ。35000PVのうち、大学受験に関する記事が4000PVを占めてるって。和音さあ、お前どんだけ経験値無いの? 話して面白い内容、大学受験しか無いの? どんだけ薄っぺらい人生送ってきたの和音さーん?」

 仕方がないだろう。大人になったらこんなにも情報に対して守秘義務が課されるなんて思ってもみなかったんだから。

 「大人にもなってねえくせに何言ってんだか。というかお前は、大人にはなれない。《《統合失調症》》だからな。カハハ。うける」

 これは統合失調症患者全員に言っているわけではないことを、私がいちいち補足しなければいけない。私の場合の統合失調症を言っているわけで、差別したりとか、そういう発言ではないことは、私にもわかる。

 「大人にさせなかった理由が社会人になってわかったか? お前、統合失調症なってなかったら自殺してた可能性高いぞ。もしくは、書くのをやめて、残業で11時まで会社でパソコンかたかた打って、18万くらいの給料もらって、家に帰って匿名のツイッターに「死にたい」とかつぶやいて、また朝がやってくる。それが大人の普通なんだぜ?」

 言っていい事悪い事。言っていい人悪い人。言っていい時悪い時。言葉の三原則。高卒の首相の名言だった気がする。ワイドショーで紹介されていた。

 「経験値無いもんな。当たり前だろ。大人の経験値ってのは大半が守秘義務でできているんだ。お前もまああるが。例えば、上司の子どもが不治の病に突然かかって休みをは」

 やめろ。
 やめろ。

 「その時お前どう思った? 中二病文学部中退西尾維新大好き統合失調症患者のお前はどう思った? 教えてやろうか? 『私が関わったから、また別の人を不幸にしてしまった』だろ? いーちゃんかお前は」

 違う。「現代哲学のキーコンセプト 因果性」を半分くらいまで読んだ。そこでわかったことは、《《存在》》だけでは因果になりえない。因果のメカニズムには《《行為》》が必要だ。

 「おろ? 勉強したの? 統合失調症で努力を諦めたんじゃなかったのか。ああ、和音は努力できる基盤ができたもんな。だ」

 やめろ。
 それはいけない。
 やめろ。
 この世には守秘義務があるんだ。
 それに私は努力をしていない。行動をしているだけだ。その結果だけしか。私の目の前にはない。

 「勉強はお前を強くするよ、和音。私と契約したのだから、まあ、間違いない。精神年齢は統合失調症発症時のままで止まっている。勉強が偉いとまだ思っている、餓鬼のまんまで止まっているよ。ススメ、餓鬼よ。人生は大人になるにはまだ早い」

 タイトルは何にしようかなこの記事。真剣に私は悩んでいる。

 

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