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最低賃金を決める人たちは、本当にその賃金で暮らしていけると思って議論をしているのだろうか?

 2022年8月26日(金)。本来ならばこういうことを書かなければいけないのだろう。

 仕事を早退した。

 ツイッターに逐一報告しているので、ツイッターを見てみようと思う。

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 「仕事辞めたい」

 「手取り月7万で働いて何になるんだという気持ちが大きくなった」

 「早退してポケモンカード買って帰った」

 「辞めたら負けなので辞めません。徹底的に休みます。障害者で月7万は高い方です。」

 「1番の負けは、パートを早退して有給使ってまでポケモンカードに1万円使ったことです」

 「仕事でお金を貰うこと以上に、何か組織に入っておくことが重要なんです。」

 「1番悲しいのは、私が薬を減らして突然早起きできたことに親がとても喜んでいたけど、なんの理由もなく早退してしまい親の喜びを台無しにしたことです。」

 「正直今日の早退の原因は、昨日NHKでアスリートの第2の人生で、アルバイトを転々とした苦労人として出てきた元プロ野球選手が、「月収がたった20万くらいしかもらえていなかった」と言って愕然としたことです。仕事中に何度もハウリングして「月7万の仕事をして意味あるんかな」と思ってしまいました」

 「会計年度職員は正直辞めたいです。だからと言ってB型作業所も嫌です。障害者でも月20万くらい貰うのが普通になる社会に早くしてください。今の私の月収は7万です。」

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 とまあ、こんな感じで。午後一時には早退した。疲れたとかそういうことではなく、「果たして私がここにいる意味は何なのだろうか。何のためにここにいるのだろうか。時間をすり減らして集中力を全力で行って、生活保護以下の給料を貰って、一体何が楽しいのだろう。月7万円で、一体何が楽しいのだろう」と疑問を持ち、早退した。

 職場にとっては、私など居ても居なくても大して変わらないので、普通に有休を取って帰った。帰りにポケモンカードを買った。想定では5000円分を買おうと思っていたが、パックの封入数が10パックと思っていたら30パックであり、合計金額が1万円を超えてしまった。

 帰って開けたら、まあまあのカードが入っていた。元は取れたと思うが、今だから元が取れているのだと思う。サポーターの可愛い女の子系のカードは、年数を重ねるうちに価値は下がっていくだろうと思われる。

 今までは、働いていたら健康保険証が折半されるからそれだけでも良いと思っていた。しかし、テレビ番組で月20万の給料で不平を言う人がいて愕然とし、私が貰っている給料はもしかしてかなり低いのではないかと思ってしまった。

 思っちゃいけない事なのかもしれなかった。

 思ったら負けのようなことなのかもしれなかった。

 しかし、何の意味があるのだろうかと思ってしまった。

 薬を減らし、朝も軽々しく起きてしまい、やっている作業は居ても居なくても変わらない作業。

 障害者。その言葉が重くのしかかる。

 働くよりも大事なことは、組織の中にいることだと、無職時代を知っているから言えるのだが、組織の中にいるのだが、果たして誰が私を必要としてるのだろうかと思ってしまう。

 今日の早退だってあっさり認められたし、私がいる必要性はどこにもない。

 来年はクビだろうか。それとも生地獄のままだろうか。

 健康保険証の折半が無ければ働いていない。自動車の保有が認められていない生活保護受給は暮らしていくのは苦しいが、そちらのほうがお金が多くもらえるのはこの世の矛盾か。

 死に向かうのが早いような気がする。生きている方が苦しい。しかしこんなことを書くと、精神病院の閉鎖病棟という檻の中で一生を暮らさなければいけないだろう。

 生地獄に陥る。

 頭が冷静だから矛盾に気付いてしまう。生きていけない給料を払い続けるのは違法ではないか? 最低賃金を決める人たちはどういう倫理観を持っているのだろうか。

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