見出し画像

政治が腐敗するかどうかは、ナショナリズムのあるなし?

イブリースさんの一連のnoteに触発されて、経済が離陸しない国と離陸した国の差は、ナショナリズムの差じゃないかと思うようになった。

為政者には常に汚職の誘惑がある。

前近代社会では、領主の家計と国家財政との間に区別はないから、汚職も何もない。領地、人間、資源は、すべて、領主の資産であって、そこから上がってきた税収をどう使ってもいい。

領主と為政者(政治家、官僚)とが分離されると、汚職問題が発生する。特に近代化開始段階では、汚職を取り締まるしくみがないから、為政者は全国から徴税して集めた金を使い放題である。

明治政府でも、国家歳入の1割を一人の商人が欧州で豪遊して使ってしまった山城屋事件というのがあった。
山城屋事件 - Wikipedia

汚職を食い止めるのはナショナリズムじゃないだろうか。

国が自分の一部であるという意識だ。

「秋の舞姫」 原作関川夏央 作画谷口ジロー


古市公威 - Wikipedia
エコール・サントラル時代には猛勉強に明け暮れ、下宿のおばさんが「少しは休憩しないと体をこわすよ」と心配すると「僕が一日休むと日本は一日遅れます」と答えた逸話が残る[5]

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?