お医者さんが頼もしい

前回の診察&リュープリン注射から「そうだった!自分は基本的に明るくて浅はかなんだった!!」ということを中学生ぶりに思い出し、9月の3分の2が終わるまで(途中気圧のしんどさとか季節の変わり目のしんどさとかあったけど)無敵だった。
過ぎたことは赦そう。いや、違うな。イヤやったことなんか思い出してる暇がないので気にしていません。スクショは消してないけども。WiFiが繋がらないのもちょっと許せない。でも、「学ぶってご存知ですか?」とか言わないでおこう。ご存知ない人生を生きればいい。井上は関係ない。

なんと今、そしてこれからは予定が立てれるのである。「はぁ、そのあたりはもう頭が痛かったり走れなかったりするかもしれません」なんてことがないので理論上温泉旅行も海外旅行も行ける。なんてこったい。井上はわりと本気で「行ったら帰って来なさそう」だから車の免許とパスポートを取ってない。

早速バイトを始めた。テンション上がっちゃってやってみたい仕事をしようと面接のお願い電話をかけたけど、まだなんにも決まってないことに気付いて、でもどうにもやる気の持って行きどころがなかったので近くのコンビニで週2回くらいのバイトとして雇ってもらった。時代はキャッシュレスだった。鳴き声が「ペイ」になりそうなくらいなんとかペイが巷に溢れている。鳴かないけど。
知らない人ばっかりだけど、毎日妖怪ウォッチ観て過ごしてたので挨拶するたびぽぽぽぽーん。早起きもできるようになってきた。
起き抜けの通らない声は、ググったらなるべく高い声で文章を全部「にゃ」に変えて発声すると通るという方法が出てきた。これが、ちょっと通る。例文は蜘蛛の糸だったからそれでやってる。
「ある日のことでございます。お釈迦様は極楽の蓮池のふちをひとりでぶらぶらお歩きになっていらっしゃいました。」を、「にゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃ!にゃにゃにゃにゃにゃにゃ、にゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃ、にゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃ!」ってまるで夢の中で声が出ないみたいな焦る気持ちで言ってから「ある日のことで…」ってふつうに読むと必死ににゃーにゃー言った甲斐がある声になる。ただ、自信がないのは関係ないので発声が可能でも猫背でオロオロしながら接客してたら何も届いてない。今のところ汗みどろになりながらジェスチャーしまくってる。

そして、9月後半の診察とリュープリン注射。
問診で、リュープリン注射があと何ヶ月打てるのか気になってることと、バイトをしだして世間に触れる機会が増えたことで、世間の当たり前や普通が男女の二極化だったり関心がなければ自分のことすら全然知らないままだったりすることを感じて、将来的にはやっぱりあんまりたくさんの人と関わらないお仕事がしたいなと思ったことなんかを話した。季節の変わり目で耳から扁桃腺?にかけて痛いし頭も痛かったけど、とにかくポジティブなことも話した。だってこれ生理痛じゃないし。頭痛しても生理こないなら治るほうに向かうのでポジティブ。

先生は、前回おっしゃってたように違う病院の知ってる先生にお話してくれてた。びっくりしたんやけど、なるべく早く初診に来てくれて構わない、すぐは予約とれない(埋まってるから)かもしれないけどとにかく来てくれたら待ってもらうけど診ます、というふうなお返事をもらえたみたい。
今まで、「しんどいなら走らないことですね、学校も無理せず休んで」とか「子ども産んでしまえば生理とまるし体質変わるよ」とか言われてきたから、こんなに理解があることがすごく嬉しい。そう、しんどいんです。痛いんです。耐えるより、出産の可能性より、やりたいこといっぱいあるんです。
早速来週予約ないけど初診に行く。ほんまに年内に施術が可能かもしれない。リュープリン注射も、理由があれば(施術までの間、とか)まだ打てるみたい。よかった。


どんどん自分がマイノリティへ進んでいるのを感じる。考え方も変だと思う。
でも全然かわいそうじゃないので幸せである。友達もいる。
コンビニの店員さんは老若男女問われないから好きな仕事。

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