クリーニング店としてのリユースリサイクル活動実績
弊社がクリーニング事業の補完として始めたクリーニング店によるリユースリサイクル事業「衣類リサイクリーニング」は2014年からスタートしました。
元々はクリーニング事業メインで、クリーニングを如何に盛り上げていくか?という中の、リユースリサイクル事業として考えていたため、クリーニングを軸にするなら、その親和性を高めるにはコミュニティとの結び付き(特に高齢者や、幼児との)があったほうが良いのかな?、という解にたどりつきました。
2014年にスタートした時は、クリーニング店でどれくらい衣類を回収できるかという実験段階で、実験店舗では衣類の回収業務しか行いませんでしたが、それも日経新聞さいたま版に取り上げていただいて、有り難かったです。
翌2015年にはビジコンで入賞した時でもありますが、クリーニング店内での子ども服の販売を行なったり、
近隣地域での子ども服販売を知り合いの方に手伝っていただいたり。
(イラストありがとう)
こうした活動や試行錯誤していくなかで、
あるとき、まとまった量の子ども服を提供したらどうだろう?と思い立ち、県にお声掛けし、埼玉県内のこども食堂に寄贈させていただきました。
(※知らない方のためにご説明すると、埼玉県では県を中心にして、こども食堂の活動にいち早く力を入れて活動しているという経緯があります。)
寄贈した子ども服は大きく3回に分けて、累計で700着以上はあるかな?、というくらいです。本職のリユース業の方が見たらなんてことのない、何それ?な話かとは思いますが、まだその時もクリーニングが事業の中心だったため、2018年には埼玉新聞に取り上げていただいたり
クリーニング業界新聞に掲載していただいたり、埼玉県の知事会見内でも当時の知事に取り上げていただいたりと、過分な想いをさせていただきました。
もちろん良いことばかりだけではなく、リユース業について「一体どういう方向にいくのか?」という社員の反発にあったり、衣類の回収や販売、買取を行ったりしたので、「(クリーニングにリユースが加わると)業務が疲れる」という不満も出たりしました。
元々その方たちはクリーニング屋に勤めているという意識で入社したから、リユース事業を導入したこと自体に違和感を感じるのは当然かもしれません。もちろん、協力的だったり、アイデアを出して頑張ろうという意欲のある人も中にはいましたが、その頃から会社の体制を変えることや、ましてや業態を変えていくのは至難の業では、、、と実際の事業承継を経験している身として、それ以上の難しさなのでは、と考えるようにはなりました。
ではなぜそんな想いをしてまでここまで活動してこれたのかというと、1回目のブログに書いたクリーニング店からの事業承継として、新事業にあたるこの「衣類リサイクリーニング」を続けていきたいという、突き詰めるとその気持ちだけなんです。
上に書いたような陰も陽も含めたご縁、またクリーニング業に入って人としての成長を促していただけたのは、業そのものや、ポジションを与えてくれた環境であり、今のリユース業に関わっている私というのは、クリーニング業がつくってくれたものです。
人としては若くないのに、また新人としてのポジションを得られたこの状況が有り難いというか、、。この先もまた変わっていくのかもしれませんが。謝謝。
最近になって、旧本店スタッフが写真を送ってきてくれました。
「令和生まれ」なんですよね。
時代は移り行くけど、子どもには希望を感じますね^^
それでは、また。
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