「スタジオバーズ、」3クリエイターズ
皆さんおはようございます。
アトゥプロダクション・マネージャーの畠山です^^
ナレーションサンプルの専門スタジオ
「スタジオバーズ」”エコノミー”を担当している3人のクリエイターにインタビューしました。
畠山「本日は宜しくお願いしまーす!さて、早速ですが目黒さんは収録の際どんな事を意識していますか?」
目黒「うーん、プレーヤーがリラックスした状態で収録に臨めるようにする事かな」
畠山「え!すごいシンプル!!」
小枝「畠山さん、わかってませんねー。リラックスして臨むのが”良い声”で録るためにどれだけ大事なことかを!そもそも収録前ってめちゃくちゃ緊張するんですよ!」
目黒「そうそう。ガッチガチに緊張している人が多い笑。だからまずその緊張をほぐしてあげる事がその人の”良い声”を引き出すためにはとっても大切」
林 「ボクは、プレーヤーには収録前にストレッチや好きなだけ大声出してもらう時間とか作ったりしてますねー」
小枝「目黒さんは?」
目黒「私も何気ない雑談したり、収録中だと頬杖して読んでもらったりしてるかな」
林 「あ!それ分かります。ブースで物凄く姿勢を正して固まって読んでる方とかいらっしゃいますもんね」
目黒「多分そう読むように教わってきたんだと思う。勿論正しい姿勢で読むって言うのは基本だし養成所や学校にもよるから何が正解とかはないけど、どうすれば自分がリラックスした状態で読めるのかを知っておく事も大事かな」
小枝「声優系だと、体を動かして読む人が多かったりしますよね」
目黒「わかる!私もそうだった!」
小枝 「あれ?目黒さんって元々声優だったんですか?」
目黒「そうだよ、ナレーションを本格的に勉強しよってスクールバーズに来たのが30超えてからかな」
林 「僕もです笑!20代後半で声優を目指して、それからナレーションの勉強を始めました」
畠山「小枝さんは現役のミキサーですよね、どんな番組を担当してるんですか?」
小枝「朝の情報番組のMAをしています。朝めっちゃ早いですよ笑 現場では幾多のトップナレーターの声を録ってきました。以前、田子千尋さんの番組のMAを担当したことがあって、スクールバーズを教えてもらったんです」
目黒「どうして声の仕事に興味を持ったの?」
小枝「昔からテレビが好きだったのと高校生の時放送部にいて、全国高校放送コンテストで県大会決勝を突破して全国大会まで行ったんです」
畠山「すごいじゃないですか!」
小枝「ボク兵庫県出身なんですけど、その時の副賞が夏の甲子園で開会式の司会をするっていうのがあって、その時に自分の声で伝えるっていう事に惹かれて、大学ではアナウンサーを目指してました笑」
林 「面白い経歴ですね!」
小枝「まぁ、色々あって今に至ってる訳ですが笑」
「ナチュラルメイクで個性を引き出す」
畠山「なるほど!人に歴史ありですね!!目黒さんは、現場での経験がスタジオで生かされてることってありますか?」
目黒「現場でのディレクションを踏まえてお話ししたりしていますね」
林 「報道って映像が無い状態でもナレーションしますよね、大変そう!」
目黒「だから想像するしかない!でも映像を想像しながらナレーションを読むのってボイスサンプル作りに近いと思うし、その経験がスタジオでディレクションする時に役に立ってる」
林 「TVの絵がわりやテンポ感をどうやってボイスサンプルで表現するかって大切ですよね、TVは映像が主役だけどボイスサンプルは声が主役になりますもんね」
目黒「どうやってプレイヤーの個性やキャラクターが生きるかって言うのは常に考えちゃう、でも当然盛りすぎてもダメで。ナレーターとしての人となりが浮かんでくるような、化粧で言うところのナチュラルメイクを心がけてますね」
畠山「その人のベース部分の魅力を引き出すって感じですね!」
目黒「そうそう、ベースあっての個性だからね」
小枝「林さんは現場の経験ってどうですか?」
林 「僕は初めてのレギュラーが生読みだったんですよ」
小枝「...ウワォ」
林 「それで、その後さらに生読みでの帯でのレギュラーが決まりまして、、、」
小枝「プレッシャーが凄い。イタタタお腹が痛くなってきた。」
林 「今は、慣れたのでむしろ勢いよくナレーション読ませてもらってますね!だから、ファーストテイクのプレイって結構大切にしてますね」
目黒「バーズの教訓、ど頭MAXだ笑!でも結局初回のプレイが一番良いって事は多いなぁ」
林 「ファーストテイクでビビビってきてこのBGM組み合わせると最高だなって思っちゃうとその場でBGM衝動買いとかしちゃってますね笑」
目黒「林くんはプレーヤーの世界観の魅力を引き出すBGM選び本当に上手だよね。こっそり林くん作のサンプル聞いて勉強してるもん私」
林 (照れる林)
「挨拶から収録は始まっている」
畠山「小枝さんは収録時にどんな所を意識されてます?」
小枝「僕はその人の良い声をいかにしてマイクで録るかですね」
畠山「いい声って、なんか抽象的っすよね、具体的にってあります?」
小枝「グイグイきますね!えっと現場だとトップナレーターの声は、本当に迫力がありますね。パワフルでエネルギッシュで、ビリビリきます。声の厚さが一定ですね。なのでトップナレーターはみんないい声です」
目黒「それは発声が安定しているから、音圧のコントロールができるんだろうね」
小枝「スタジオバーズで録るときの”いい声”っていうのは”声の芯”をどうやって捕まえるかですね、その日のジャンルや原稿、プレーヤーの癖を読み取ってマイクの距離感や角度を調整してます」
畠山「すご!癖って初対面でもわかるんですか?」
小枝「最初の挨拶だったり収録前の会話で緊張の度合いや、呼吸、息の量だったりを測っているので、収録する前には大体のマイク位置のイメージは出来ていますね」
目黒「わかる!!収録前から収録ってすでに始まってるよね!」
小枝「後はそこから緊張をほぐしたりして微調整って感じです。なので前回最初にお話しした緊張をとるっていうのはとっても大切なんですよ!」
畠山「シンプル!とか言ってすいませんでした!!」
目黒「私もナチュラルな声を引き出すためにその場で発声変えたり、目を瞑ってもらって自分の声に集中してもらったりしてますね」
林 「これ本当に変わるからすごいんですよ!」
畠山「え、なんで林くんがわかるの?」
林 「僕たち、時間がある時お互いの収録現場に立ち合って、他のミキサーがどんな風に収録してるのか見て勉強してるんですよ」
目黒「そうそう。他にも皆んな同じようにスタジオに申し込んで他のミキサーに録ってもらったりもしてます」
小枝「ミキサーによっても感性が違うから毎回発見があってすごい勉強になります!なので色んなミキサーにとって貰う事で自分の感性を育てるのってすごい大事です」
「エコノミーならではの魅力」
畠山「エコノミーの魅力ってどんな所だと思いますか?」
小枝「テレビの現場を知っているクリエイターが、これだけ揃っているボイスサンプルスタジオって他にないんじゃないのかな」
目黒「初対面でのライブ感も良いよね、私はプロほどエコノミー向きだと思ってる、打ち合わせの時間も無いからスピーディーだし現場に近い臨場感がある」
林 「事前に情報がない事が多いから結構HPとかも調べたりしますよね、ちょっとしたヒントがあると凄いありがたいです笑」
目黒「わかる!!!だからコミュニケーションを凄い大事にしてる!あっ、それも魅力かも」
小枝「目黒さんみたいに女性のクリエイターがいるのも良いですよね、リラックスして臨めそうですし」
目黒「悩みもある程度共感できるからね、私売れてない時代長いから笑」
畠山「そうでしたっけ?ボクがマネージャーになる頃にはお仕事されていたのでてっきり早く売れたんだと思ってました」
目黒「声優時代があってそこからバーズに来て、レギュラー取ったのはバーズ卒業してから3年以上も後よ」
林 「芽が出るまでって本当にしんどいですよね、周りは真っ暗だし不安に潰されそうになりました」
目黒「でも、だからこそ私たちがプレーヤーの灯台になってあげれるんじゃないかな、この長い航海を楽しく旅できるよう我々クリエイター人エコノミーでお待ちしています!!」
「スタジオバーズHPプチリニューアル」
スタジオバーズクリエイター陣の紹介をリニューアルしました。
多彩な感性を持つ各クリエイター陣が皆様をお待ちしております!
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