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伊豆大島3日目

9時40分、起床

10時チェックアウトなので急いで着替えて片付けをした。

宿を出て、車で出発。

「月と砂漠ライン」という素敵な名前の道を通って、裏砂漠を目指す

駐車場に車を止め、そこから10分くらい歩いた。

ここまでは約10分
ゆるやかな坂が続く。


第一展望台までは割とスタスタ歩ける。

砂が黒い

軽石のようなものがたくさん落ちている

持ってみるとたしかに軽い

そのまま第二展望台へ

この斜面の角度を見てもらえるとわかるように、少しだけ急になる
歩くとサクサクといい音がする
裏砂漠、第二展望台へついたー!
駐車場からここまで20分くらい?


気持ちよくて寝てみる

思う存分伸びた(周りに人いない)
ここで何時間でもいられる

すばらしい景色を邪魔するものが何もない、最高

ちなみに電波も入らない。

無人島でも思った。何もかもが知れて、何もかもが簡単に入ってくることが必ずしもいいことではないんだと

まだなにも出来上がってないホカホカなときに隣の芝が見えすぎてしまうのもしんどいな

妹があちこち走り回り、「ねーね!お父さん!来てー!」とはしゃぐ。

※妹には「ねーね」とよばれている

はーい!といいつつ、父も私も一歩も動かない。

「行くのはいいんだけど戻ってくるのがしんどいと思ってる?笑」と聞くと、

「正解」

だよね。

雪が残っていたので、妹が雪だるまを作っていた

父がトイレ行きたい!💩!と言うので

仮設トイレ下にあったよと言ったらヤダ!ウォシュレットがいい!というので仕方なく急いで降りる。

意外とウォシュレットなのかい

この日は車に乗りながら、父がTHE STREET SLIDERSの良さを語っていた

一曲一曲私に聞かせては感想を求められる。

かっこいいと思ったことを伝えると、そうだろ〜!と喜んでいた。

父といると色々な曲を知れて楽しい

帰りに空港の近くの「ぶらっとハウス」というところに寄って気になっていたイートインコーナー

妹は、大島牛乳とココアのダブル
はあー気持ちいい
私は、花びらジャムと島の塩
550円?だったかな


ぶらっとハウスのすぐ横に牛がいる。

牛を眺めながらミルク味のアイスを食べていると、なんとなくミルクがより濃厚に感じる気がする。

牛も気持ちよさそう

時間がなくて見られなかったが、ぶらっとハウスでは地のもの野菜などが買えるらしい。

ここで食材を買って宿で調理して食べる観光客もいるそう

あたたかい明日葉茶が無料で提供されていた。

美味しかったのでお土産に買っていこうと思っていたのに忘れた…

お土産は近くの売店で、大島牛乳煎餅と地海苔を買った。

結局、トイレにいきたい父を差し置いて色々楽しんでしまった。

13時15分

アイランドスターハウスに戻ってきた。

父、急いでトイレに駆け込む。

船の時間が迫っていて心配になってきた頃にトイレから出てきたので、庭で遊んでいた妹に「お父さん💩出たってよー!!!」と大きな声で呼びかけたらオーナーさんが笑っていた。

オーナーさんが岡田港まで車で送迎してくれた。最後までお世話になりっぱなし。

(今回は繁忙期で本当に全てのレンタカーが予約できなかったので、オーナーさんのお気遣いで特別に送迎してくださった。本来は自分で行って自分で帰るが基本です)

岡田港

ネットで予約していたチケットを窓口で発券してもらう。

お腹が空いたので、3階の食堂でテイクアウトのおにぎりセットを買おうかなと思って並んでいたところ、前に並んでいた方が10個くらいまとめて買っていかれて目の前で売り切れて悲しかった…あと1分早く行けばよかった。

2階の売店にも行ってみるがおにぎりらしきものは見つからない。とにかくお米が食べたかったのに

父から「オイ!どこにいるんだ!」と電話かかってきて、「うるさいな、時計見てるし。もう少し言い方あるでしょうよ。」とチッ!と舌打ちしたくなる

(してたかも)

14時

気を取り直して、はじめてのジェット船

こんなにかわいいの!?ピンク、かわいい!

とテンションが上がる

オーナーさんに、ありがとうございました、また来ますと伝えて船に乗り込む

オーナーさんが撮ってくださった

ジェットは全席指定。中に入ると2階にわかれていて、私たちは下の階の一番後ろの席だった

オーナーさんが最後の最後まで見送ってくれて、船の中から手を振った。

あ〜終わってしまったな。1時間前までぶらっとハウスにいたのにな、2時間前まで裏砂漠にいたのに

小さい時から楽しい時間を過した後は、いつもそんなことを考えて切なくなってしまう

窓の外を見て、ジェットは速いなという気持ちで切なさを紛らわせたい

少しして、3人とも寝た。

気づいたら東京、竹芝ターミナルについていた

変な寝方をして首が痛い…あっという間だった。

眠さと大島とのギャップでどっと疲れる

3人でトボトボ浜松町駅へ向かう。

人の動きも高い建物も、ピカピカした光も、電車も、なんとなく目で追ってしまって頭が痛くなる、肩が一気に凝る。

そういえばヤバイバルのときも終わってから全てに感動していた。平成から令和になっている、天井がある、あたたかいお風呂に入れる、ふかふかの布団をかぶって眠れる、

これは大島だからというより、ヤバイイネ旅をしていたからだけど。


3人で京浜東北線にのり私は神田で乗り換える。

父と妹はここから栃木に帰るなんて大変だなと思いつつ、また自然に囲まれたところに行けることに羨ましいなとも思った。

大島では見ないと決めていたTwitterとInstagramのアプリを再びダウンロードする。

たくさんのあけましておめでとう、通知が来ていたので少しずつ返信する。

その日は3番目の妹が東京の家に遊びにくる予定だったので、荻窪駅で待ち合わせをして帰宅した。

私は大島に戻りたい…という気持ちでいっぱいだったのだが、 

「東京すご!なんでもあるね!ねーねの一人暮らしいいなー!楽しい!」とはしゃぐ妹を見て、「そうか、ここは楽しいのか。」と、うまく言葉にできないけどなんだか救われた。

次に大島に行く時も、帰ってきたら楽しい時間を過ごす予定を立てていこう。


父と妹の帰宅を確認して、アイランドスターハウスのオーナーさんに帰宅した旨をショートメールで伝えた。

4日間の伊豆大島旅は終わった。

2022年、いいスタートがきれそう