先週の日常

4月8日(月)
ひるおび生放送。いつも試食があるので、ひるおびでブランチを食べているような感覚があるのだが珍しく今日はなかった。
プッカというお菓子を積んで遊ぶのが流行っているということで、スタジオでプッカ積みをしたあとにプッカを食べた。

スポーツ報知の取材。記事が出ると、いつも読んだ人からのご意見付きのツイートを投稿されるので、ドキドキしながら取材を受けている。終わってダッシュで大崎駅へ。
走ればダイソーによっても間に合うことに気づき、ダイソーで刺繍糸とマスクを購入。

湘南新宿ライン?で群馬県高崎市へ向かう。高校の友達のいつきと合流して、車で草津へ。休みがたまたまあったので、温泉街へ泊まりに行くことにした。
交代交代で運転して2時間くらいで到着した。2時間ドライブできることにワクワクした。
湯畑にいったり温泉に入ったりして、出たり入ったりしながら朝晩合わせて計3時間くらいはお風呂に入っていたと思う。


4月9日(火)
11時ごろチェックアウトして、お土産をかってゆっくりと高崎駅へ向かう。私も運転した。

4月11日(木)
6時起き。お弁当を作って、ぺえさんと古川優香さんとお花見へ

4月12日(金)
10時半くらいに目が覚めてベッドでぼーっとした。宅配便が2つ届いて、ようやく起きる。
お風呂に入ってNHKのバタフライエフェクトのマンハッタン計画の回をみる。映画『オッペンハイマー』を見たいと思っているのだが、とても難しいと聞いたので、バタフライエフェクトで予習。果たして見られるのだろうか。
昼過ぎに出て収録へ。
終わって別の収録へ。こちらはすぐに終わった。
行く先々で料理本のことを言ってもらえてとても嬉しい。嬉しい反面、照れてしまって何と言ってもいいのかよくわからない。
帰宅してすぐ走りにいく。今日はお腹が空かなかったので、移動中に最近ハマっているセブンのバナナチップスを少し食べただけだった。
が、アフター6ジャンクションで『アトロクブックレストラン』を聴いていたらお腹がどんどん空いてきた。稲田俊輔さん、池澤春菜さん、宇垣美里さんが、コース料理形式で、前菜、メインディッシュ、などと本を紹介していくのだが、表現がゆたかで本当にお腹が空く。

ぺこぺこで帰宅して、さあギルティな何かを食べよう!と思ったが、トマトジュースを飲んだら食欲は失せてしまった。何にも食べていないので、せめて味噌汁くらいは飲むかとコップにお湯を入れて、鰹節で出汁をとったところに味噌を溶いて、即先の味噌汁を作った。味噌汁、納豆、あと出先で食べようと思っていた酵素玄米のおにぎりを食べた。なんだかんだしっかり食べたが、ラジオを聴いている時は絶対にバターをご飯にかけて食べようと思っていたのに、トマトジュースひとつ挟んだおかげでこんなにも舌が変わってしまうなんて。

「今日、すごく落ち込んだのですが、落ち込んだらいつもどうやって立ち直っていますか?」と聞かれた。いつも立ち直ってないからなんて答えようと思ったが、ネットニュースで誰かが「人のせいにして落ち込まない」と言っていたのを思い出して、それを伝えてみた。
立ち直り方…私が1番参考にならないタイプだと思うけど。と思いながらじっくり考えてみたが、落ち込まないのは無理に等しい。
反省が頭にこびりついて離れないので、私は走ったり日記に書く。そういう衝動に駆られるからやっている。

もうだめだ。明日は起き上がれないかもな。この家から出られないもしれない。と思っても、翌日になったら仕事に行ったり、仕事ではないにしても何かしらはしている。そんな自分にちょっと悔しささえ覚える。忘れるタイプじゃないんだけど。

4月13日(土)
6時半の新幹線で大阪へ。
島田秀平さんと撮影。島田さんとは年に1、2度お会いするのだが、いつも近況報告をしている。仕事のこともプライベートのことも、こんなことがありましたとお伝えすると、とても楽しそうに聞いてくれる。昔からそうだった。私が10代の時に番組でとてもお世話になったのだが、いつもコメントを振ってくれた。
ほとんどの大人が怖いと感じていた10代だったが、島田さんの醸し出す優しさは特別だった。
22時過ぎまで撮影で長丁場だった現場を、最後まで島田さんが明るくして下さっていた

4月14日(日)
大阪から新幹線で都内へ戻る。
夕方に甲斐みのりさんと杉浦さやかさんご家族が遊びに来てくれる予定があったので、ご飯を作る。
昨日考えた献立を新幹線の中でもう一度練り直し、買い足す食材や冷蔵庫にあるかどうか記憶が曖昧な食材など、リストで書き出しておいた。
季節の食材としてそら豆を使いたかったので、そら豆と小エビの炊き込みご飯を作れて大満足。
食卓に大きな器におかずを盛って出すのが好きだ。なんとなく、机が埋まるから大きな器が好きなのかなと思っていたが、最近おばんざい屋さんに憧れがあるから大きな器が好きなのだと気がついた。

美味しいお酒やチーズを持ってきて下さった杉浦一家、洒落たお菓子や手作りのおかずを持ってきて下さったみのりさん。みんなが持ち寄ったものがずらりと並ぶ食卓にワクワクする。楽しく食ベて乾杯して、かけがえのない時間だった。
出版祝いにと素敵な器をいただいたのだが、そこについていた手作りのメッセージカードがとってもあたたかくて素敵なものだった。イラストレーターのさーやさんの可愛いカードは、エプロンとメガネをつけた私が描かれていて、さらにエプロンのポケットには大好きな猫も描いてあった。小さなメッセージカードを裏返すと、寄せ書きのようにみなさんからのメッセージが添えられていて、うっとり見惚れた。贈り物をするとき、いつも素敵な手紙や手作りの包装をしてくださるおふたり。誰かを思って贈り物をしたり、ぬくもりあるものを添える。私もこんな大人になりたいなあとお二人にはいつも憧れる。そして、杉浦家、みのりさんに会っている間に、心の氷がスーッと溶ける気がするのだった。

さーやさんのお子さんが好きなねばねばのおかずを出すのを忘れてしまった。

今週は気になっていたこの本を読んだ。
たまたまTwitterに流れてきて、タイトルと写真に目を惹かれてあらすじを読んですぐに購入した。作者の沙東さんと同じような痛みを経験したことがあるが、にしてもあの痛みをここまで繊細で緻密な言葉にできるのかと驚いた。たとえば「悲しい」の一言で終わらせてしまうところを、もっと繊細に表現していることで、より感情がグロテクスに感じた。
こいわずらいの方はまだ読んでいないので、近々それも読んでみようと思う


「耳を塞いでる僕がいる
それなのになぜか声がする」
この本に出てくる曲。併せて聴くとどちらも深まる