先週の日常

3月19日(火)
朝は脱毛にいった。半年ぶりくらい
何度やっても痛い

1.5時間だけ帰宅してけんちんすいとんを作った。
収録へ

3月20日(水)
6年半出演させていただいたおはスタは今日で一旦卒業となった。おはガールを高校生の間させてもらい、卒業して1年後にまたおはスタに戻ってきて6年半ださせていただくという異例な出方をさせてもらっていた。

ミキのおふたりやスバにぃとは気づけばもうだいぶ長い。かけがえのない時間だったなあ。
何をやってもなんとかしてくれる人たちに囲まれて、好きなことをたくさんできた。
尻拭いばっかりしてもらってたけど、すみません拭ってもらってもいいですか!と言える仲間に出会えたのがなにより尊いことだと思う。

zoom会議して収録
おはスタのスーパーハイテンションを引きずって収録までハイテンションだった気がする。

3月21日(木)
東急不動産のイベントで、みやぞんさんと一緒だった。みやぞんさんは、ちゃんと寝ているかとか、休んでいるかとか、丁寧に聞いてくださる。

イベントの時に写真撮影の時間が必ずあるのだが、笑顔下手な私はその時間がとても苦手だ。

撮影の時に、みやぞんさんがコソッと「緊張してる?」と聞いてくれた。「笑顔が下手なのでこの時間はいつも緊張します」と伝えると、声を出してニコニコしてくださった。それに釣られて、いつもより笑えた気がする。
「自分では暗いと思っててもね、あなたはちゃんと明るい人だよ。笑顔が苦手な人が笑うと、いっぱいの人を元気にできるからあなたは笑顔でいられるように生きるべきだよ」と言われた。
みやぞんさんは、優しくて繊細な方なのだと思った。

終わって収録
共演者の方のコメントがうますぎて圧倒される。

料理本の情報解禁日。こんなにもコメントもらえるものなのか。。とびっくりしている。

3月22日(金)
お手紙をもらった。
私の名前に「咲」という字が入っていることから、「いつも咲いてるのは大変だと思いますが、桜のように美しく惜しまれる存在であってほしいです」という言葉があった。
楽しく咲いてほしいという思いでつけてもらった名前だが、なんだか気遣っていただいた。

打ち合わせ、ロケ、収録、収録、自宅ロケハン

3月23日(土)
朝から長野へ。
ロケで少し走った。ソロキャンプにハマっている方の話を聞いて、素敵だなと思った。
顔を上げると美しい山と、あおい空が広がっていて、マラソンをしている人や遊んでいる子供、階段を上り降りしてトレーニングをしているおばあちゃん、たくさんの暮らしが溢れていた。地方へいくと、さまざまな人の日常を見られる。当たり前のことだが、それぞれの場所で日常が繰り広げられていて、みんなが日々の中に喜怒哀楽があったり、事情があったりする。
美しい景色の下で行なっていることはそれぞれなことが、当たり前だけど不思議な気持ちになる。

長野駅でおやきを食べたかったけど見つからない。
新幹線の中では、寝ているのか寝てないのか、自分でもよくわからないような意識で寝ていた。

「夜明けのすべて」をみた。はじめから終わりまで涙がポロポロとで続けた。

3月24日(日)
10時半までたっぷりと寝た。家の掃除をして、妹と一緒にルヴァンのパンを食べた。
お米が入ったキッシュと玉ねぎのパンがとてもおいしかった。
ルヴァンといえば、パン屋さんだった母と一緒に行ったことを思い出す。
幼かった私がパンを食べたいと言ったことから、母のパン作りが始まった。
酵母を育て、朝の3時、4時から仕込みが始まり、完成するのはスーパーに並ぶ甘いパンではなく、硬くて少しすっぱいハードパンだった。


カレンツや胡桃が入ったパンではなく、あまいクリームが入ったパンが食べたかった。
今になっては飽きのこない少し酸っぱいハードなパンが好きだ。
両親に感謝していることのひとつが、今の味覚を作ってくれたこと。ありがとうと思う時が何度もある。

日中は自宅ロケ。芸能人の方が来てくれて、恥ずかしかった。ロケが終わると、緊張が解けてどっと疲れる。
走ってスッキリして、妹とタイ料理を食べに行く。
妹の恋愛の話を流すように聞いてしまったら、聞いてないでしょ!と怒られた。

帰宅してアイスを食べながら二人でアニメをみた。妹おすすめの「地獄楽」
ハマれそうだ

とても眠かった。

先週はそんな日常だった。

穏やかな日常が幸せだという時もあれば、それがずっと続くと何かしらの変化が欲しくなってしまう。あんなに喉から手が出るほど欲しかった今日なのに、まだ何か欲しいなんて。自分はなんて傲慢な生き物なんだ、もしかして調子に乗っているのではないかと怖くなる。
でも世の中を見渡せば、「何歳になっても生きがいを感じられる」ということが様々なところでうたわれている。人には生きがいや、やりがいが必要な生き物で、それがなくなると萎んでしまうのか
ずっとやりがいを追わないといけないのか?

さんかく。料理の表現がとっても素敵で、どの料理も文章から温度を感じる。

小さい頃から聞いていた思い出の一曲
料理しながら流す