先週の日常

6月27日(木)
渋谷の歩き方がいまだにわからない。上京して5年以上が経ったが、いまだにスクランブル交差点の信号が変わる瞬間はドキドキする。
青に変わった瞬間に走り出す人、一人がスマホを構え、一人が手を広げてくるくると交差点に躍り出ながら写真を撮る外国人観光客。
歩き方もさまざまだ。クネクネと上手に避ける人、真っ直ぐずんずん歩いて譲らない人
私は、どうも避けるのが下手だ。ひょいと避けると避けた先にも人がいる。みんなはどうしてうまく歩けるのか?途方に暮れてしまう。
できればスクランブル交差点は一方向にまとめて動くようにしてほしい。と何度思ったことだろうか。
上京者の研修があるとしたら渋谷の歩き方、新宿駅の出口の分け方は必ずやってほしい。

6月28日(金)
友達が泊まりに来てくれて夜中整理整頓をした。私はとにかく物の定位置を決めるのが苦手だ。どこにどんな収納を買って、とかも苦手。こんなインテリア置きたいなという気持ちも一切ない。
一方友達は、最適な収納を考えるのがテトリスのようで楽しいらしい。
引っ越すたびに収納の仕方と、そのために必要な収納グッズを考えてもらって、私は言われた通りに動く。無印にいったり、ニトリとIKEAのサイトを見て必要な収納を購入する。買ってきて言われた通りに置くと、物の住所がどんどん決まっていくのでとても面白い。さすがだ。

片付けをしていて
「さくらちゃんはものの量や持っているものが独特だよね。片付けに向かない部屋ってあるんだなって思ったよ。」と友達に言われた。
瞬時にあたたかいと思った。収納が苦手なことをコンプレックスに感じているが、この子に言われる言葉は温かく、瞬時に素直になれてしまう。
片付けを終えてうどんを茹でて食べた


不安に駆られてどこまでも自分を落としたくなることがある。
こんなことやってみたらいいんじゃないかなあ!と盛り上げてくれる周りの人たちに怯んで、せっかくのチャンスを否定したくなる。
そんなことないです、できないんです。全然できていないんです。ああ、何しているんだろう。素直になればいいのにともちろん頭ではわかっているのだけれど、どうして心はこうも捻れて動くのだろうか。早く大人になりたい

ってことをずっと書いている気がする。