先週の日常

5月24日(金)
日差しがどんどん強くなっている。本格的に日焼け止め対策の季節になった。
この季節になると私はなるべく肌を出さない格好で外を出歩いてる。
アームカバーを着用し、顔と首を一周ぐるりと覆えるマスクをして、サングラスをかけ、日傘をさす。
不審極まりないので、よくすれ違う高校生集団に「見ろよ、あのおばさんヤバいよ」とコソコソ言われる。
そんなことはどうでもいいのだ、知り合いでもないすれ違っただけの人に何か言われることより日焼け対策の方が重要だ。

と思いたいが、わたしは駅に着くとすぐにマスクとサングラスをカバンにしまい、普通のマスクをわざわざ出して着用する。
それがたった一駅でもだ。
どう思われてもいいという思いと恥ずかしい思いが混在しているこの行動をする自分がとても情けなく、恥ずかしい。
普段は変装など何もせずに歩いているが世間に話題にしていただけることがあると、どうしてもすれ違った時に恥ずかしくてたまらなくて、マスクをしてしまう。
気づいてもらえるようになりたくて芸能人になったのに、なにをそんなに気取っているんだと思いながらも恥ずかしさが勝つ。