昆虫食は最強の筋肉メシになれるか!?

こんにちは。「いのしー」です。
最近Twitterでは「埼玉ミュウミュウ」を表示名にしているせいか「ミュウミュウさん」と呼ばれるようになってしまってもう後に引けなくなっているのが悩みです。

さて、タイトルにもあるように皆さんは「昆虫食」というものを聞いたことあるでしょうか?
えぇ、まぁ文字通り「虫を食す」んですが、これがまた注目されているようで。
気持ち悪くて食べたくも無い、と思われている昆虫食がなぜ、注目されているのでしょうか。

安く育って栄養価が高いから

数十年後、増え続ける人口に対して水や食料が足りなくなる問題が起きてしまうと言われています(具体的にいつ頃なのは忘れました すみません)
家畜類は育てるのにどうしても時間やコストがかかってしまうこと、メタンガスによる環境破壊、また動物の命を奪ってしまうといった様々な課題が挙げられています。
そこで現在注目されているのは人工的な「バイオ飯」や「昆虫食」です。
後者はコストがかからず、同質量では牛肉の数倍ほどの蛋白質、カロリーを持つことから「コスパのいいご飯」として注目されています。
さらに昆虫と人間は種的に離れた物であり、人畜共通感染症といったリスクを回避できることも注目されています。
しかし、その見た目のキモさや牛肉のおいしさと比べるとどうしても劣ってしまっているのは否めません。

虫食えばプロテインいらなくね?w

私自身、趣味でたま〜にスポーツをやるので、筋トレとかに励む時期があるのですが、プロテインや必須アミノ酸やらのサプリメント類のコストは馬鹿になりません。
とある日、昆虫食の成分を調べてみるとカロリー・脂質を除いてサプリメント級の栄養を含有していることが分かりました。(具体的な数字はググってね直ぐ出るから)
そこで私は思ったのです。「虫でよくね?」
先ほど書いたように脂質とカロリーも豊富なのがネックなので絞りたい人、かっこいい筋肉を作りたい人にはお勧めできないかもしれませんが、私は絞った体より「ヒョードル」選手みたいな体に憧れているタイプですし、朝飯昼飯が格安の虫で済ませることができるなら、このビッグウェーブに乗るしか無いと思ったのです。

つーわけで、うまい虫を育ててみることにした

私自身、虫をある程度食べたことある人間ですが、正直「まずい虫はまずい」です。先日購入したミルワームをドライフライにして食べてみたのですが、残念ながら「虫臭さが残る穀物」といった感じの味でした。
まぁまずいです。しかも「低コストで量産できる」と謳われる割には高い。
なんだよ。100g2,000円って。プロテインより高いじゃないか。
しかし、「低コストで量産できる」と言われている昆虫たちです。
そこでミルワームの飼育法を調べてみることにしました。

「パン粉をあげてるだけでOK

そう皆が口をそろえて言うのです。
しかし、これはあくまでも「爬虫類・齧歯類用の餌」として育てた場合です。現在では何故が注目されて始めている「昆虫食」ですが、元々爬虫類・齧歯類を飼っている人からすると「餌の虫を育てる」ことは一般的なことで、何も特別では無いそう。そして何故買わずに育てるかというと

「放っておいても増えるから。」

僕は感動しました。プロテインが無限に増殖すると考えたら涙が止まりません。早速近所のホームセンターの魚コーナーへ向かってミルワームをGET!
夏ということもあり、虫飼育用籠も簡単に手に入りました。
カブトムシの幼虫は土の中に潜っていますが、この土は住処でもあり、食べ物でもあります。
この餌兼住処を「床材」と呼んでおり、ミルワームの場合は以下の物が主に使用されています。
・ふすま・パン粉・きなこ・コーンミール
入手性と価格から「パン粉」を選択しました
パン粉を籠に入れて、ミルワーム入れて おしまい!
あとは定期的にゼリーと果物を置いて成虫になるのを待ちます。
やることはたったこれだけ。後は放置です。放置少女もびっくり。
しかし、これはあくまでも「爬虫類・齧歯類用の餌」として育てる場合で餌もパン粉ですから「穀物っぽい味」を克服できる気はしません。
そこで別の籠に「フルグラ」を粉砕した物を床材とし、育てたものを用意しました。
予定では二世代目を食して、甘みが出ていれば成功の予定です。

また、味の改良が出来た後はデジタル化による自動飼育を考えています。
ミルワームを育てている様子を撮影したので編集後Yotuubeにて公開予定です。
進捗がありましたらまたnote書きますね。 ほな。