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かわぶち映子 県知事選への熱い思い

2020年10月25日投開票の富山県知事選に関して、NGO「アジア子ども夢」代表の川渕映子氏が記者会見を行った際のとやまソフトセンターの公開動画を文字起こししました。

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お忙しい中、たくさんの皆さんが集まっていただきまして、本当にありがとうございます。
今回へ知事選に立候補することになりました「かわぶち映子」です。どうかよろしくお願い致します。

海外支援で見てきたこと

いのちを支え合う県民の会。その「いのち」っていうのは、実は私は若い時に、1974年あのベトナム戦争の真っ只中に難民救済ということで最後に入りました。
戦後生まれの私がその本当に戦争の大変な中に。子どもたちがいかに村を焼かれて自分たちでだけ生きて、食べるものももらえない中を、裸足で歩いてる子どもたち、そういうことだけを見ながら、「戦争とは何と酷いことなんだろう」と若いながら、そういうものをずっと見てきました。
現在では、いろんな物資を頂いて、それを日本の国内で、もういらなくなったものをシリアの難民の方にも送っております。そのシリアの、やっぱり国の中での戦争で自分たちの国に住めなくなった人たちがやっぱり難民になってトルコに行きましたら、一日に食べるものもない中、それからテント、ブルーシートの中は土間です。子どもたちは1年たち2年経っても裸足で大きくなる靴も当たらない。
そういう子たちをやっぱり見ているといかに戦争がダメかということと、それから子どもたちが何でこういう状況の中にいなきゃいけないかと思ったりして、参りました。
色んな国を支援してきて、一番思ったことは、やっぱり政治。政治を行う人が本当に国民のために物事を思わなかったら、もう国は成長しないし、国民が大変な思いをすると。
あのスリランカに私たちがJICAを通して定置網。スマトロ沖の大地震で大変になった漁業者のために
網と船を送ったんですね。送ったところがそっから送った先から、引っ張り出すとき出すときに、そこの大臣がハンコを押せばすぐ出るはずが、お金をくれなければハンコを押さない。こういう国会議員がいてその国が成長しないっていうのはどういうことかと、自分たちの国の国民のためにやってるのにそういうことすらわからない。
こういう世界中の政治家を見てきて、私は日本にいつも戻っては、いかに自分の国を良くするのには、政治家、心ある政治家を、やっぱりとても大事だと思いまして、ずっとボランティアよりも、もっと前からこういう政治家の方の後押しをしてきました。

出馬の動機

今回はこういうふうに出馬することになったのは、やっぱり今の富山県の中で市会議員が自分の政務調査費と給料をもらっているのに、それでもなおかつお金欲しいと・・・こんなバカなことが反省されることもなく、また政治にかかわるという。こういう富山県の中で私はこれで良いのか?とずっと思ってきました。
もっと、いろんな方が出ていただいて、どんどん富山が住みやすいようにとか、いろんなことを子どもたちのためにとか思ってきたんですけど、なかなかいろんな方たちにお願いして出てもらうことができませんでした。
皆さんは、自分が受かるということがわかればそれはでれますよ。
でた結果、落ちてその後自分の生活に戻るというのは大変なことだと思っておりました
やっぱり無理強いすることもできないで、そのうちに、うちの「オールとやま」の共同代表の皆さんから川渕さんでてくれんかと言われたときに、なんでかと聞きましたら「意外性だ」と。そう意外です。
まあ、ここにしていらっしゃる皆さんはいろんな意味で取材をして頂いておりました。
ボランティアをやっていて、政治には全く関係ないということがまずない。何をおいても、町内でもそうです。やっぱりウチの町内にしっかりと町内のことをまかなってくださる人がいるから、私が町内を出て、海外支援ができるんです。自分の足元がしっかりしてなければ海外支援なんてできないはずです。
それと同時に富山県内でやっぱりいろんなことがあるときに、しっかりと支える議員たちがいなければトップの首長がしっかりしてなければ、とても海外には支援はできません。

子育てと若い人を支援する県政を!

そのために今回の首長の中で、石井さんにしても、それから新田さんにしても、自分たちの上の目線はあっても、本当に県民の大事な生活、子どものことから、保育園や幼稚園いろんなところにある時に、いまだに所得制限があったりとかいろんなことがあります。
何で無償化にできないか?それは一生懸命働いているお金はちょっとたくさんもらっているかもしれないけどそれお母さんの頑張っている。子どもとの時間を少しさいて働いているそういうこと思ったら、もっともっと子どもたち若い人を後押ししなければいけない。こういうことをまったくいつまでたっても無償化っていうのは、なかなか少しずつ少しずつしか進んでない。これでいいのかとずっと思っておりました。
今回、私がやっぱり出たからには若い人たちに。必ずあなたの1票がなぜ大事か、県民の県知事と一体どういう仕事なのかをしっかりと伝えていきたい。知ってもらいたい。それから自分で考えて一票を投じてもらいたい。
それから子どもを育てて一生懸命働きながら自分の家庭を守っている若いお母さん・・・大変ですよ。子どもの面倒を見ながら料理を作って、年寄りの面倒を見たりしながらやってる人たちに、政治って何かっていうのをここでしっかりと見ていただく。
考えていただく一石になればと思って、今回私は出馬することになりました。
私たちの仲間と一緒に、問いかけ、呼びかけ、それから県政って一体何か?ということをしっかりと考えて、今後の知事選に向かって頑張っていきたいと思っております。
どうかよろしくお願い致します。

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