春はまぼろし

春はまぼろし

松尾よういちろう
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※試聴版。オリジナル版(02:37)はマガジンを購入すると視聴可能。

「春はまぼろし」

トンネルを抜けてもそこは まだ冬だった
おしゃべりに夢中な虫たちは気づいてないけど

さよならに弱くなったな 歳を食うたびに
季節から一ぬけた そりゃ覚えてないわけだ

そうだった 春はまぼろし
そうだった 春はまぼろし
そうだった 春はまぼろし
浮かれ足取り にわか雨の水たまり
春はまぼろし

一面の花畑には 長い髪の女性
振り向いてくれないかな 誰かわからないだろう

そうだった 春はまぼろし
そうだった 春はまぼろし
そうだった 春はまぼろし
浮かれ足取り にわか雨の水たまり
春は

一度何かの本で読んだことが
冬と夏の間には春があったそうな そうな そうな

そうだった 春はまぼろし
そうだった 春はまぼろし
そうだった 春はまぼろし
浮かれ足取り にわか雨の水たまり
春は 春はまぼろし

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