#22 つぶやきチャンネルはじめました

今更だけど、Tweetを “つぶやく”って翻訳できたのってすごいね。
Tweetだから「さえずらないと」って思い込んでいたら「うほっ」とか「うきゃ」「きゃきゃきゃ」とか、訳のわからない投稿で埋め尽くされていたかもしれないし、こんなに日本で定着しなかったかも。
今回は、こんな意味がなさそうなことでも、積極的に思ったことを発言してみようと言う話。

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先週は、ATDのSlackにデザイナーつぶやきチャンネルが、急遽開設されることになり、毎日脈略のない “つぶやき” が投稿されている。
会話に発展することもあるけど、ほとんどは独り言にスタンプがポチポチついている。
こんなご時世だからこそ、お互いが意識的に発信することで、繋がりを深められたらと思うことはもちろん、“つぶやき” が心の健康を保つ方法なのではないかと思う。

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人生で初めての積極的にインドアな夏なので、クーラーの効いた冷えた部屋で、悶々と思考を巡らせては、気持ちも沈み込むことが多いかもしれない。
岡本太郎さんの著書 自分の中に毒を持て では、人は他人と比べてしまうことで、勝手に自信を失っている。そもそも自信なんてものは相対的な価値観の中で生まれるので、絶対感を持て。とおしゃっている。

絶対感というのは、どうも難しいように聞こえるけど、
要は、頭が悪かろうが、絵が下手であろうが関係なく、自分の絶対を受け入れ、駄目なりに自由にやれということ。
誰かより上とか下とか、そういう思考と徹底的に排除して、自分を肯定してありのままを貫けということ。
そうすることで駄目な部分が逆に生きてくるという。

非常に勇気が出る言葉だ…

そんな絶対感を最小限のカロリーでアウトプットできるのが、“つぶやき” ではなかろうか。
ストレートに感じたこと、思ったことをまずはつぶやいてみる。
どれだけ視点が高い風な言葉より、意外とそういう言葉の中に本質的なモチベーションが隠されている気がしている。

ちなみにTwitterのように、あまりにもパブリックな場所では、カッコつけたつぶやきになりがちなので注意が必要で、
少人数のチャンネルで、誰か用の言葉に加工しなくて済む。そんなコミュニティとして運用していけたらと思う。

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