VJレポート #5 初月サイダー編(MIDIMIX導入とそのアサインについて)

久しぶりの現場ってことで至らぬ点もありましたが楽しくできました。

写真とるのわすれた…

やっぱ複数人で駆け引きしながらVJするのはたのしいし自分の所属するチームでのVJは互いにやりたいことわかってるからいいよね。

大きく構成が変わったので概要をば。
resolumeのコンポジションはこんな感じです。

新しいビットマップ イメージ (2)

新しいビットマップ イメージ (22

新しいビットマップ イメージ (23

新しいビットマップ イメージ (233

クリップセレクトはタッチパネルで行う方針にしましたがそれはそれで重い…のでMIDIコンと併用したいところ。むしろairbarをテープで養生するとずれるのでマジックテープでも用意するか…

いずれにせよ覚えればMIDIコンが反応もよく早いです。(launchpadの色分けとかでどうにかしたい)

今回ケーブルがあんまり良くなくて接触が悪い…になりましたがTouchDesigner→Resolumeの接続は基本途切れないのでこの構成は接触不良からのリカバリーがしやすいという点で良かったです。

コントローラーは
ナノコン2台+Launchpadでしたが今回からMIDIMIX+Launchpadにしました。

MIDIMIXは2台同時に使えないのでTouchDesignerで信号分けしてます。

↓詳しくはこちら


操作の割り当てはだいたいこんな感じ。(改善の余地あり)

画像1

1列目
1-4→汎用素材
5→ステップシーケンサー
6→TimeSwitcher
7-8→resolumeの画面をX-Y方向にスライドする

2列目
1-8→各フェーダーに対応したエフェクト
1なら汎用素材系、2ならVDJの入力、5ならリリック、みたいな感じ

3列目
1-5→Dashboard/予備
6-7→VirtualDJピッチ
8→VirtualDJクロスフェーダー

ボタン
1-2→Resync、Tap、BPMReset、Default
3-5→汎用素材以外のインプット切り替え(VDJ⇔OBSとか)
3がメイン、4がサブ、5がリリック
6-8→VirtualDJの再生停止/ビートジャンプ(1拍)

フェーダー
1→汎用素材
2→メイン(VDJ⇔OBS)
3→サブ
4→Effect1
5→Lyric
6→Marker
7→Effect2
8→Option
9→Flash

って感じです。

テープ貼って視認性を上げたら間違いにくくなりました。可愛くデコるとテンションも上がりますね。私のは雑だけど。

Launchpadについては3ページ分のアサインができるので、1-2Pをレゾに、3PをVDJとレコボリリックに振りました。

新しいビットマップ イメージ (4)

新しいビットマップ イメージ (5

1列目はフラッシュの色とパターン切り替えとし、右上が押したときエフェクト。
2-7列目がクリップまたはエフェクトの選択です。

3P目に関しては
Playstop/Cue/Hotcue1/Listen
BeatJump1←/BeatJump1→/BeatJump4←/BeatJump4→
HotCue1-4

をVDJとRekordboxそれぞれに設定しました。

赤いところがVDJで青いところがレコボ。

あとその下がDeck1⇔Deck2切り替えたりですね。

MIDIMIXが接触悪くなってもlaunchpadだけでどうにか操作できるスタンスで組みました。

あとRekordbox6の仕様上取得してない曲は2回ロードしないと歌詞が乗らないのでロードボタンのアサインも重要です…

(5のときみたいに歌詞取得したら更新するようにしてくれぇ…)

良かった点→
・Nanokontrol2のつなぐ順番とかによるトラブルがなくなった
・TDの再起動でコントローラーがリカバリーできるようになった
・どっちかさえ生きてればVirtualDJは操作できるので安全性が高い
・設営も楽になりました

悪かった点→
・マッピングはTDが面倒です…一回組んじゃえばそうでもないけどね
・MIDIMIXはツマミが固めなのでリズムに合わせてひねったり振り切ったりするのに向いてない
・コントローラーの配置もあり接触がよくなかった

操作がわからなくなるのでテープ貼っとくのはめっちゃよかった。リップシンクの質が上がった。(相変わらず得意ではないけど)


今回変えたところ(ソフトウェア的に)
・Touch Designerを整理しました。前はゲームパッド/Nanokontrol2を分けてたけどゲームパッドは廃止。やったとしても今後Bluetoothリモコンまでかな。VJブースが遠いところでは使うと思う。
・VDJのlaunchpadを使いやすくしました。
具体的にはトランジションボタンの追加。hot cue増加。
・基本的にわたしは波形見て合わせるのでスキンはVDJDarkとかのほうがあってる気がする…コントローラートラブルにも気づきやすいし
・エフェクトのシンプル化。前はいろんなレイヤーにかかるようになったけどサブレイヤーには基本Edgeしかかけない気がするからsourceに組み込んだ。
・OBS Studioを活用するようになった。PCの一部領域をキャプチャして素材化できるのが便利。キャプチャ元のウィンドウはダミープラグを使ってそこに投げる感じで。見えるところにOBSのウィンドウプロジェクター表示しとけばOK。

ブラウザ画面やイコライザーなどいろんなものが出せます。

新しいビットマップ イメージ (3)

こんな感じですね。

コントローラートラブル…はやっぱりあったけどPCから再起動、はあんまりなくなった気はします。

ただ、画面が狭いので狭くてもいろいろできる構成は組みたいな…

反省点もありますがしばらくはこれでやっていきます。

(つまみの重さは嫌な点なので金さえあればlaunchcontrolも試してみたいですね…逆にプレイスタイル的にAPC40MK2ではない気はする)

ということでひさびさのVJレポートでした。


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