クラブのない週末だけど、仮想空間にクラブがあった。 #VR_ize レポート

最近VRChatをはじめまして、ツイッターのフォロワーの宣伝を見てVTuber中心のDJイベントの「Virtualize Realize」に今回はVRChatで参加してきました。前回はTwitchでチラチラ見てました。

VRChat...Chatか...話すの苦手だしな…とは思ってましたし、正直わたしはあんまりVTuber楽曲あんま詳しくないしな…

と思ってたんですが、デスクトップモード(VRゴーグル使わない方式)から参加するだけでも結構楽しかったです。

今までのTwitch配信などはクオリティの高いものも多く楽しめてはいたものの、「家からライブを見る」的な寂しさがあったんです。普段クラブに通っててもあまり会話しない私ですらそう感じたわけなので、喋るのが楽しみな人ならなおさらだと思います。

ってことでいろいろ。

どきどきしながらVRChatのクラブというものに行きましたが、扉を隔てた音漏れみたいなのも再現しててやべえになりました。扉を開けて、どんな人がいるんだろう、とかいうドキドキ感。それも再現されてました。

あと、久しぶりに最前ダッシュや床になる人達を見ました。「家事やめて走ってきた」「床になった」みたいなコメントはTwitchなどでも見ますが、それが視覚的に確認できる空間。お久しぶりです。

曲が流れた瞬間に声を出す人たち。たまに奇声だったりして、オタクの強さというものを感じました。しばらく心の叫びというものは文字でしか見なかったのもあり、えらく感動しました。

私は非VR勢だったのですが、それでも空間にいる感がやばかったです。

私はあんまりしゃべれない方ですが、フレンド申請してくれる方もたくさんいました。おかげさまでプレイ時間そんなでもないのにNewUserにランクアップしました。ありがとうございます。

特にこの空間だとVJがいたり、視覚的に配信にこだわる意味がつよくなりますね。VJ付きの配信画面は家のテレビで平面で見るとうるさくなることもありましたが、この空間だと、音楽と映像に空間がいい意味で支配されとんでもない没入感になりました。適宜エフェクトかけたり、怖い曲で怖くしたり、エモい曲でエモくしたり、曲のイメージカラーの素材投げたり、かなりいい仕事してたと思います。

DJさんもチームワーク抜群なのか、俺はこういう曲やるぜ!みたいなのがうまく分散しており、知らない曲だらけなのに体感時間があっという間でした。

そして、VRChatならではの要素。アバターの変更ができるのでみんなでPartyParrotになったり、虎になったり、美少女になったり。お願いマッスルが流れたとき筋肉系のキャラ持ってる人がマッチョキャラ併せしたりこういうことができるのはVR特有だと思います。

じつはここからが「ああ、そういうのを忘れかけてたな」、なんですが、TwitchとかだとあってRaidで他の番組に飛ばすくらいなんですが、演者さんとお話したり、他の世界に行ったり、始めたての人に集団でチュートリアル行ってくれたりといわゆる打ち上げみたいなのが行われました。いわゆるクラブ終わったあとに駄弁ったり飯を食いに行くアレです。

今までのイベントでもDiscordなどで打ち上げみたいなのがあったものもありますが、大体演者だけで行われてクローズでした。ですがVRChatならその場にいるいろんな人を「巻き込め」ます。おすすめのワールドを紹介してもらったり、楽しい夜を過ごせました。

ということでVRChatによるクラブの感想でした。運営されたみなさん、DJVJのみなさん、お疲れさまでした!&また行きます。

まとめ

・VRChatによるクラブイベント、かなり可能性あります。特に配信戦国時代になって「なんか飽きてきたなー」なひと、VRに興味ある人は体験してみてください。VR機器なくてもいけます。VR機器あったらもっと楽しい。

・クラブの楽しみである「フロアを前後しながら色んな場所で音を聴く」「人と同じものを聴いてる空間を共有する」「曲に対する反応を見れる」「お客さん同士の交流」が味わえるし、配信に足りなかったものを再認識できます。もちろん全てではありませんが、かなり満足度が高いです。

・みんなで聴くのが苦手なら一人部屋つくったりフレンドだけの部屋も作れます。VIPルームみたいなのも作れて楽しい。

・終わったあと演者さんとお話できるし、会ったフレンドと他のワールド行ったり楽しめる。

ってことでVR_ize、というかVR空間でのDJイベントの感想でした。

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