今日仕事を辞めました
おはようございます、こんにちは、こんばんは。
先月退職の申し出をしたのですが取り合ってもらえず、自分だけが在宅ワークになって約1ヶ月。
部下たちには内密に相談したうえで、弁護士に退職代行を依頼して退職することにしました。
そして今日が最終日でした。
いろいろ思うことがあったので、書き留めておきたいと思います。
いつもより少し長めです。
管理職になると退職してはいけないのか
自分の場合、上司だった課長が退職したのをきっかけに課長代理になりました。
一応、名ばかりの管理職となったわけです。
上司の退職も突然だったので引き継ぎも7~8割。
マネジメントと実務が一気に押し寄せてきて、正直不安しかありませんでした。
自分の部下のミスならわかりますしフォローもしますが、時に他の担当者のミスでなぜか自分が怒鳴られ「申し訳ありません」と謝ったり……
報告をきちんとしていても八つ当たりをされる始末。
元上司の辞めたくなる気持ちが理解できました。
4月から新しく上司としてついた人はもともと営業の姉御肌な方で頼りになると思っていたんですが、フタを開けてみたら贔屓あり・無茶ぶりのオンパレード。
本人にはその自覚がなかったようですが、だんだんと上司を信用できなくなっていきました。
メンタルも次第に追い詰められていって、適応障害が悪化したのが8月。
これ以上は体がもたないと部下に相談して、というか頼み込んで退職する方向になりました。
しかし、心療内科の診断書を提出して退職の申し出をしたら「辞められたら困る」という会社都合により却下されて、自分だけが在宅ワークに。
「あれ?管理職だと退職できないの?」
そんな馬鹿な。
友人知人から「それはパワハラだ」と言われて気付く職場の異常性
正直、心療内科の診断書を出しても辞められるかどうかは賭けでした。
診断書には退職させる効力はないからです。
穏便に退職を進めようと、あえて退職届を出さなかったのもいけませんでした。
この時に退職届を出していたら弁護士に退職代行を依頼せずに辞められたかもしれません。
今となっては後の祭りですが。
それから友人知人にいろいろと相談してみました。
すると一様に「それはパワハラだ」と返ってきたのです。
そこで職場の異常性に気付きました。
退職の意向を却下することは、企業にはないのだと知りました。
本人にその自覚はないのでブラックかどうかはわかりかねますが、「辞めたい」と言っている人間を企業は無理矢理引き留めることはできないんです。
退職代行業者ではなく弁護士に退職代行を依頼した理由
さて、世間には退職代行業者というものがあります。
雇用主(企業)に退職する旨を代わりに伝えてもらう業者です。
しかし、企業と有休消化の交渉などは退職代行業者はできません。
それは弁護士の仕事だからです。
もし弁護士資格のない人がした場合には、非弁行為になります。
実は自分の仕事も非弁すれすれの業務があるのでこのことを知っていたんですが……
そのため、自分は弁護士に退職代行を依頼しました。
また、訴訟だのなんだのと言われた時の保険も兼ねています。
クライアント先に弁護士事務所もあり、職場と関係のない弁護士事務所を探して依頼しました。
今後は小休止を入れて就活
文章を書くことは好きなので、やはりライターや編集の仕事をしたいと考えています。
幸いにも以前お世話になった先輩から「うちに戻ってくれば?」と声をかけていただいたので、現在相談中です。
ただ、そちらもどう転ぶかわからないので自分でも就活はしていきます。
次が決まるまでは知人の店を手伝うことになっているので、少しずつ適応障害が改善されるようにしていこうと思っています。
フリーランスという選択肢
フリーランスのライターや編集者として仕事をすることも考えましたが、今回その選択をしなかった理由はいくつかあります。
①編集者やライターとしてのスキル
足掛け6年ほど編集やライティングといった仕事をしていますが、やっぱりスキルはまだ未熟だと感じています。
もう少し、自信をもってできるようになるまでは経験を積みたいと思ったのです。
②オンオフの切り替えが苦手
とにかく自分はオンオフの切り替えが苦手です。
それもあって適応障害が悪化しているのもあるのですが……
もっと切り替えがうまくできるようになってから、フリーランスとしてやっていければと考えています。
③収入面
フリーランスで収入が減っても、家賃や光熱費などがまかなえるだけの蓄えは必要なので。
そうならないように、安定した収入が得られる「就職」という選択をしました。
もちろん、フリーライターさんとも縁があるのでクラウドソーシングには登録しています。
そっちでも経験を積むために、いくつか仕事をするつもりです。
長くなりましたが、これで少しすっきりしました。
就職難なこのご時世ですが、体はやっぱり大事です。
少し仕事から離れて、ゆっくり自分と向き合えればと思います。