見出し画像

陰嚢湿疹(いんのうしっしん)と15年戦い、勝つまでの涙の記録【第3話】~巨大ハリケーン到来①~

※陰嚢湿疹(いんのうしっしん)で悩まれている男性は5人に1人。この陰嚢湿疹(いんのうしっしん)は、なった人でなければ分からない男性にとっては極めて大きな悩みです。そのその悩みから1人でも解放されたらという想いで綴ります。

【第三話】

2021年1月上旬、また玉袋がかゆくなり陰嚢湿疹(いんのうしっしん)を発症し始めました。

いつもの様にパウダー状のスプレー型水虫薬を振りかけるのですが、どうしても1ヵ所、玉袋がより一層垂れ下がっている下の部分がなかなか治らないのです。

クリップボード02

そもそも玉袋の垂れ下がり度合いが左右違うのは普通らしいのですが、原因は睾丸の大きさにあるようです(睾丸が左右の大きさが極端に違うとヤバイ病気のようですが、ほぼ同じであれば特に問題はないそうです)。

私の場合、左側の垂れ下がった一番下の部分がなかなか治らないため、私はスプレー型水虫薬以外に久々に飲み薬を始めます。

水虫用の飲み薬は抗真菌薬ですから、抗生物質と遜色なく、一度飲み始めたらある程度は飲まなければなりません。

通常は朝1錠と夜1錠飲まなければならないのですが、身体のことを考え、1日1錠を朝だけ飲みました。しかしまったく良くなる兆候が現れません。

それどころか、悪化をしていくのです・・・。

そこで意を決し、またパルス療法を再び行う事を決めます。ただこの頃、昔の記憶で、陰嚢湿疹(いんのうしっしん)を発症しているときに風邪をひき、病院から提供された抗生物質を飲むと良くなった経験を思いだし、強い抗生物質を手に入れたいと考えるようになります。

そうです、どんどん誤った方向に思考が行ってしまったのです・・・。

今の日本では抗生物質を病院に行かず手に入れることは出来ないため、性感染症(クラジミジア)、気管支炎、ピロリ感染症に効く抗生物質を海外から輸入をしました。

ただその抗生物質が届くまでには最低でも2週間はかかるため、常にストックをしている水虫用の飲み薬(抗真菌薬)を使ってパルス療法を開始しました。

2021年2月上旬の頃だったと思います。

1週間でパルス療法は終わらせなければならないのですが、一向に良くなる兆候がなく、結局10日以上行ったのです。

パルス療法は抗真菌薬を朝2錠、夜2錠とかなりの量を飲みます。そのため、一気にストックも減っていき、10日以上行ったときに抗真菌薬も底をついてしまったのです。

ラッキーな事に底をつく前日に性感染症(クラジミジア)、気管支炎、ピロリ感染症に効く抗生物質が到着。

この薬は絶対に3日間以上飲んではダメだと厳しく書かれていたので、それを3日間飲みました。

相当強い薬なのだと思うのですが、薬の黄色い色が脇(脇汗?)からでてきてしまいTシャツが黄色の色に染まってしまいました。

そのためTシャツを何枚か捨てることになりました。

でも、陰嚢湿疹(いんのうしっしん)の状況はまったく改善されておらず、逆に大変な事態が発生し始めるのです。

第四回へ続く




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?