心の座標
16:31
自分の心の中にある特別視している石を、磨くべきか、違う石を見るべきか迷う。
この時、頭の関節をエポキシ樹脂の様に固めていたのは何か、今の自分が納得できる言い訳は用意できた。
特別というのは1つではないといけない。っと教え込まれていた。「最」がつくものは1つだけでしかも、とびきりではないといけないと定義していた。 2つでは「最」ではないし、納得できる言い訳には足りないと縛られていた。 一番に拘る。これが僕を取り巻く空気の主成分だった。それを無意識に呼吸し代謝して僕は「生」をタバコの様にふかしていたのだ。 昨今、煙を禁止しているピンクの肺の方達はこの思考を知っていて広めていたのだと思うと自分の未成年の部分を痛感する。