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'24年10月13日 P-PopグループのAJAA&VXONとBINIのコンサートで起きたこと

日本の首都・東京から南西へおよそ3000キロ。太平洋に浮かぶおよそ7000もの島々で構成されている島国、フィリピン。正式な国名は、フィリピン共和国。

フィリピンの情報サイトからパクった画像・・・
通報しないでくださいね。私は負けます。(©ハリウッドザコシショウさん)

1945年までアメリカの植民地だったフィリピンでかつて一般的だったのは”英語”を使用した楽曲・・・。それが1970年代はじめ頃に、音楽配信サービスの『Spotify』によりますと、”フィリピンの人によって作詞・作曲、そして歌われる曲”OPM(オリジナル・フィリピンミュージック)へ人気が移っていったそうです。その後1990年代になると、バカのアタシ調べによりますけど・・・、1993年に最初の”フィリピンのポップミュージック(P-Pop)”のガールズグループ、その4年後の1997年に最初のボーイズグループが誕生します。

フィリピンの新聞・INQUIRERから・・・ 東京03の『そんな設定のコントならやるんじゃないよ!』並にパクってきたフィリピンで最初のガールズグループと推測されるVanna Vannaの画像

ではその爆誕からおよそ25年が経った2024年・・・、フィリピンのポップミュージック「P-Pop」のグループは、どんな感じなのでしょうか?


フィリピンの首都・マニラにある、ウィキペディアによると”アジア最大級の屋内アリーナ”らしいARANETA COLISEUM(アラネタ・コロシアム)。来月の'24年11月16~19日の3日間にわたり、この場所でフィリピンの国民的ガールズグループといわれるBINI(ビニ)が、単独コンサート『GRAND BINIverse』を開催する。会場の収容人数は1万6500人ほどとされていて、3日間でおよそ5万人を集客する。チケットはコンサート開催のおよそ3か月前の'24年8月29日から3日に分けて、1日目は優先してチケットを購入できる”BINI Wand Lucky 88”と呼ばれる選民、2日目は公式サイトに登録したファン・・・ ただし登録できるのはフィリピンやアメリカやカナダなど7か国のみで日本は含まれない(https://fandom.abs-cbn.com/bini-blocked)、3日目にして広く世界に一般販売が行われる。そして8月末、BINI(ビニ)の単独コンサート『GRAND BINIverse』のチケット販売が開始された!その結果、チケットはアタシが争奪戦に参加できる3日目を前にした、2日でソールドアウト!アタシ、オワター \(^o^)/ アーンド、ぴえん。

フィリピンでも、ポップミュージック「P-Pop」のグループは人気みたいですね。

そんな『GRAND BINIverse』が開催されるまでおよそ1ヶ月と時間が迫った、'24年10月13日のフィリピンの首都・マニラ。正式名称は、メトロマニラ。午前11時、場所はメトロマニラのパサイ市。

自民党の裏金議員並に娑婆にいてはいけない人レベルで・・・
ウィキペディアから著作権をシカトしてパクった画像

そこに建つ建物、ワールド・トレード・センター(World Trade Center Metro Manila)の前にできた人の列・・・。

パパラッチみたいに盗撮した写真 by アタシ 

'24年10月13日のこの日、マニラのワールド・トレード・センター(World Trade Center Metro Manila)では音楽フェス『ASIYA Asian Music Festival』が開催。BTSのメンバー・RMさんとコラボする韓国のバンド・Balming Tiger(バーミングタイガー)や、台湾のネオソウル系のシンガー・9m88(ジョウエムバーバー)さんらと並んで、フィリピンのガールズグループ・BINI(ビニ)も出演をする。タイムテーブルが公開されておりBINI(ビニ)の出演時間は夜の、午後10時40分。フィリピンもファンの朝は、早い・・・。


ワールド・トレード・センター(World Trade Center Metro Manila)から歩いて10分ほどの場所にある、鉄道LRTの駅・Gil Puyat(ヒル・プヤット)。そこから電車に乗って、およそ30分。到着した駅・Monumento(モニュメント)から、さらに徒歩でおよそ1時間・・・。やって来たのは、メトロマニラの北にあるヴァレンズエラ市。

ウィキペディアからパクった画像。再犯!

開発がまだ途中段階と思われる街に建つショッピングモール、SM City Valenzuela(ヴァレンズエラ)。午後1時過ぎ、そのモール内を陣取る人たち・・・。

注:フィリピンで摘発された特殊詐欺グループの写真ではありません! 

'24年10月13日のこの日、SM City Valenzuela(ヴァレンズエラ)ではP-PopのボーイズグループであるVXON(ビジョン)とAJAA(読み方はたぶん、アジャア)が、”モールツアー”というタイトルのインストアライブを開催する。開始は夕方の午後4時とアナウンスがされていましたが・・・、フィリピンも、ファンは本気(ガチ)です!

・・・ということでー!フィリピンに入国させてもらったのに、観光スポットへ行かない、フィリピングルメも食べない、何なら1日のほとんどを待ち時間に費やしまして・・・、フィリピンのP-Popグループ、VXON (ビジョン)と AJAA(アジャア)、そしてBINI(ビニ)を見まーす。チィーーーーース!

まずはフィリピンのボーイズグループ、VXON (ビジョン)と AJAA(アジャア)から。2組は、所属事務所が同じCornerstone Entertainment。'23年9月にデビューし活動1周年をむかえたAJAA(アジャア)と、'22年1月に所属事務所・Cornerstone Entertainmentで最初のP-PopグループとしてデビューしたパイセンのVXON(ビジョン)。この2組がショッピングモールでコンサートを行うことが発表されたのは、およそ10日前。
ちなみに、'24年10月13日のこの日は他に、ボーイズグループ・1ST. ONE(ファーストワン)とガールズグループ・DIONE(読み方はたぶん、ディオン)が、メトロマニラの北東にあるケソン市でパーティーを開催。

1ST.ONE 「Turn Up」 Official Road To Comeback M/V

また、ボーイズグループ・YES MY LOVE(イエスマイラブ)も、ライブをメトロマニラにあるケソン市で開催。

Yes My Love 「Rhythm」 Official Music Video

サイバー警察が出動するレベルでウィキペディアから罪を重ねてパクった画像。


その'24年10月13日に、P-PopボーイズグループのAJAA(アジャア)とVXON(ビジョン)のモールツアーに集まっていたのは、宮脇咲良さんプロデュースのカラコンを装着したアタシが見た感じですが・・・、10代~20代半ばっぽい人たちがほとんど。女性が多く、つづいてLGBTQ+っぽい人たち、そして男性のファンがいるという印象です。ショッピングモール内に造られた会場は、中央に設けられた通路をはさんでイスが1列に30~40脚くらい並べられて、それが20列くらいある感じ。ちなみに前方5列は、モールで売られている商品を買うと座れる優先エリアになっていました。

開場は、午後1時30分頃。ファンの人たちは座席を確保すると、モール内で買ったマックとかの軽食を持ち込んで食べたり、AJAA(アジャア)とVXON(ビジョン)のトレーディングカードをゲットしたり、また知り合いが多いぽくて和やかな雰囲気で待機します。午後3時50分すぎ、リハーサルはなく、MCの人がステージにでてきてトークまたプレゼントコーナー的なのからイベントは開始。ライブの約7~8分前ほどに、メンバーはステージ袖入り。そして時刻は午後4時10分頃、VXON(ビジョン)とAJAA(アジャア)のモールツアーのコンサートの幕が開けます。

まずは、ASH(アッシュ)さん、JC(ジェーシー)さん、AXL(アクセル)さん、ALEX(アレックス)さんの4人で'23年に結成されたAJAA(アジャア)から!名前の読み方は、NETFLIX『極悪女王』エピソード3で帰れコールを聞くダンプ松本さんみたいなポーズでアタシがヒアリングしたモノなので、たぶん間違ってます!
VXON × AJAA モールツアー at SM City Valenzuela(ヴァレンズエラ) in フィリピン。AJAA(アジャア)の1曲目は・・・。

AJAA 「Hany」 Official Music Video

'23年9月にリリースしたデビューEP『4Ü』収録の1曲目、「Hany」。曲のプロデュースは、ニキ的グループであるVXON(ビジョン)のメンバーであるFranz(フランツ) Chuaさんで、バブルガムポップにトラップを加えた系の曲。MVの再生数が最も多い45万回で、AJAAの代表曲感があります。
曲&MVと同じで、実際に見るライブパフォーマンスもメンバーもAJAA(アジャア)はSuperキュートです。フィリピンのファンは、スマホやカメラで撮影をしている人が多く、応援方法は”コール(掛け声)”がメインという印象です。コールは全力で、ボリュームは”地球がパックリ割れる声量”で日本から来たアタシの鼓膜がやぶれる大怪我をするレベルにくそデカいです!開演前の客入れのBGMに合わせて振付けをダンスしている人もいましたが、ライブ中に振りコピをしている人はゼロでした。

AJAA(アジャア)の2曲目は、デビューEP『4Ü』の2曲目「Best Day Ever (BDE)」。

AJAA 「Best Day Ever (BDE)」 Lyric Video

曲「Best Day Ever (BDE)」は、フィリピンのMichael "Cursebox" NegapatanさんがプロデュースのR&B。この曲で気付いたのですがメンバーは、リップシンクなしの生歌です!

3曲目はデビューEP『4Ü』の4曲目、「Torpe」。

AJAA 「Torpe」 Special Video

曲「Torpe」は、VXON(ビジョン)のメンバーであるFranz(フランツ) Chuaさんがプロデュースの、バブルガムポップ調。開演前のBGMで流れた時に、振付けをダンスしている人や合わせて歌っている人もいて、アタシも好きな曲ですがフィリピンのAJAA(アジャア)ファンの方にも人気の曲という印象を受けました。

そして4曲目は・・・。

AJAA 「BES I LUV U」 Official Music Video

デビューから1年が経つギリギリの2024年7月にリリースした、現在のところAJAA(アジャア)の最新曲「BES I LUV U」。プロデュースは、VXON(ビジョン)のメンバーであるFranz(フランツ) Chuaさんで、曲はバブルガムポップ系ですって。
AJAA(アジャア)のモールツアーのライブは、この4曲でMCも交えながらおよそ25分で終ー了ー。

続いては、C13(シーワンスリー)さん、Sam(サム)さん、Franz(フランツ)さん、Vince(ヴィンス)さん、Patrick(パトリック)さんによって、2022年にデビューしたVXON(ビジョン)。
AJAA(アジャア)がステージを降りると、すぐにVXON(ビジョン)のメンバーが登場しライブが始まります。1曲目は「SSP (Saksak Sa Puso)」。曲名の「SSP (Saksak Sa Puso)」は、無料のChatGPTによると日本語で”心に突き刺さる”って意味らしいですよ。

VXON 「SSP (Saksak Sa Puso)」 Official MV

AJAA(アジャア)からライブの雰囲気は変わって、ロック系。VXON(ビジョン)のライブも、スマホやカメラで撮影をするファンの人が多いですが、応援方法がコール(掛け声)に加えて、ステージのVXON(ビジョン)のボーカルにかぶせて一緒に歌ったりとか”一緒に楽しむ&盛り上がる”感じです。メンバーもMCや曲中に客席に降りてきて、ファンの人と一体となりながらパフォーマンスをしたりして、VXON(ビジョン)は楽しいライブという印象のパフォーマンス&演出です。
バカのアタシはVXON(ビジョン)の曲をほとんど知らないのですが、2曲目はR&B系、3曲目はポップ系の曲でした。ライブの持ち時間はAJAA(アジャア)と同じおよそ25分ほど、「SSP」からはじまったライブの最後の曲は、「P.S.」。

VXON 「P.S.」 Official MV

VXON × AJAAのモールツアー at SM City Valenzuela(ヴァレンズエラ)の最後の曲、「P.S.」。トロピカルハウス感ある曲のスタートと同時に、ステージにはAJAA(アジャア)のメンバーがマイクを持って歌いながら登場します。そして、ステージ下に寄ってきたファンからプレゼントを受け取ると、続いてファンから手渡されたスマホを使って自撮り!続いてVXON(ビジョン)のメンバーが、ステージに登場。VXON(ビジョン)も、ステージ下に来たファンからプレゼントを受け取るしー、アクセサリーとかはすぐに着けちゃうしー、そしてファンから手渡されたスマホを使っての自撮りも炸裂!イスに座っていたファンや立見のファンもステージ下に集ー合ーして、これが「P.S.」の1曲まるまるでループ。平野ノラさん級に”おったまげー!”な初めてアタシは見るファンサ。その図が、こちら・・・。画面左下には、メッセージボードを掲げている人も映っています。

これまだ曲中で、パフォーマンス中なんだぜ。このフィリピン・スタイルで、曲「P.S.」の終りとともにVXON × AJAAのモールツアー at SM City Valenzuela(ヴァレンズエラ)もジ・エンド。客席の熱がぜんぜん冷めない中、メンバーはステージを降ります。初めてのフィリピンでのP-Popライブで、カルチャーショックと「P.S.」のEndless SHOCKを食らいました。


時刻は、午後5時すぎ。ヴァレンズエラ市からメトロマニラを南に移動して、BINIのコンサートを観るためにパサイ市へカムバックします。夕方のフィリピンは、歩道は街灯が少なくて薄暗く、道路は自動車が渋滞を作り、クラクションが常に鳴っています。
街の喧騒とは打って変わって、日本にもよくある感じの落ち着いた雰囲気のコンサート会場、ワールド・トレード・センター(World Trade Center Metro Manila)に入ったのは、午後6時頃。するとですよ・・・、ライブがその時間も行われているホール内に、ラーメン二郎並の長い行列ができています。柳原可奈子さんのネタレベルにライブよりも”気になっちゃう感じですかー”なので、帰れマンデー見っけ隊!!並に行列のお目当てを調べます。そして長い行列の先にあったのはー・・・。

BINIのファン”BL∞M(ブルーム)”がフェス会場に設置していたブースを盗撮するアタシ

フィリピンのガールズグループ・BINI(ビニ)のメンバー・MALOI(マロイ)さんのハンドバナーと、BINIメンバーのトレーディングカード!ヤバイね!(←EXILE)
これは、フィリピンのBINI(ビニ)のファン、通称”BL∞M(ブルーム)”が韓国のランキング・アプリ『CHOEAEDOL』でのBINI(ビニ)への投票を呼び掛ける目的で行っていたみたいですが、スタート時刻は分かりませんが会場で行われていた音楽フェス『ASIYA Asian Music Festival』が開場した午後3時から3時間が経った午後6時頃でも、行列は50人以上が並んでいる祐天寺の『もつ焼き ばん』状態。英語&タガログ語も喋れないので列の様子をNETFLIX『地面師たち』の辻本拓海みたいに監視していたところ、”BINI(ビニ)のファンダムのXアカウントをフォローしてね”的なことが書かれた紙をもったファンの方が巡回していて、列に並んでいる人が次々とスマホを操作。それを見て、MeToo運動です!そうして、日本から行ってアタシもメグんでもらったよー。

フィリピンでもらったBINIのメンバー・MALOIさんのハンドバナー

単独ライブの前にBINI(ビニ)を見にいったら、ファンからBL∞Mグッズがアタシに届いたぞ!(Sampling from ウエストランド)
ちなみにトレーディングカードは、AIAH(アイア)さんとJHOANNA(ジョアンナ)さんのをゲットだぜ!しかも、全オレが歓喜の0円で!Super最高です。(←NETFLIX『地面師たち』のハリソン山中を意識した敬語)
ファンダムによるハンドバナーの配布はあると思いますけど、トレーディングカードのプレゼントっていうのも最近の”推し活”で行われていることなのかしら。

フィリピンの首都・マニラにあるワールド・トレード・センター(World Trade Center Metro Manila)を会場に、'24年10月12日と13日の2日間にわたって開催された音楽フェスティバル『ASIYA Asian Music Festival』。2日目の10月13日は、韓国のバンド・Balming Tiger(バーミング・タイガー)、台湾のシンガー・9m88(ジョウエムバーバー)さんなど9組が出演。その中で、フィリピンのガールズグループ・BINI(ビニ)の出番はヘッドライナー。出演予定時間は午後10時40分で、開場はオールスタンディング。午後8時、日本からおよそ5時間をかけて来たアタクシみたいなぱーてぃーちゃんは、場所取りを開始だぜ。水(※水道水は飲めないと聞いたので、雨季の前日にペットボトルにためた雨水)をライフラインに、およそ3時間かけて少しずつステージ近くに迫ります!それは時計が予定の午後10時40分を過ぎ、午後11時近くになるまで。
午後11時、音楽フェスティバル『ASIYA Asian Music Festival』の会場は、年齢もバラバラな女子と男子がほぼ半々でいます。待っているのは、フィリピンの国民的ガールズグループ・BINI(ビニ)のライブ。午前に見たP-PopボーイズグループのVXON(ビジョン)とAJAA(アジャア)と異なり、紳士やマダム、さらに夜中0時近くなのに親に付き添われた小学生やそれ以下の年齢と思われるキッズたちまでいます。そんなド深夜近いけど、”みんなちがって、みんないい” by 金子みすゞさん的なファンが待つ中、午後11時・・・、BINI(ビニ)のステージは幕を開けます!

会場が、暗転。メンバー1人ずつの名前が、会場にアナウンスされます。そしてステージに、BINI(ビニ)のメンバーが1人ずつ登場・・・、しているっぽいのですがライブの開始と同時にフロアはスマホやカメラが一斉に頭上に掲げられて、日本からフィリピンへ5時間つづいてオルスタの会場で3時間待った、メイプル超合金・安藤なつさんくらいの身長170センチのアタシでも、ステージ上が全然見えませーん!BINI(ビニ)のライブも、VXON(ビジョン)&AJAA(アジャア)と似て、ファンはスマホやカメラで撮影をしている人が多く、応援方法は”コール(掛け声)”がメインという印象です。

ライブはメンバーが全員登場したと思われた後すぐに、1曲目のイントロが鳴る・・・。

BINI 「Cherry On Top」 Official Music Video

'23年10月13日、音楽フェスティバル『ASIYA Asian Music Festival』のBINI(ビニ)の1曲目は、'24年7月にリリースした最新曲にして、同じ'24年7月にアメリカのロサンジェルスで開催されたK-Popフェスティバル『KCON LA 2024』でパフォーマンスするなど、早くもBINIの代表曲の1つになっている2ステップ調で英語詞の曲「Cherry On Top」!ChatGPTによると「Cherry On Top」は”良いモノがさらに良くなる”的な意味で、歌詞では”私の存在がプレゼント まるでみんな大好きなスウィーツのトップのチェリー キミも世界も夢中にさせちゃうよ”的なことを歌っているぽいです。
フロアは、ファンの人たちがサビの”Cherry On Top”と歌う歌詞の部分をBINI(ビニ)のボーカルにカブせて大合唱。会場のアツさは、曲「Cherry On Top」が終わった後の最初のMCまで下がりません。
この日のBINI(ビニ)のライブは、1曲パフォーマンスするごとにMCを挟む構成。ちなみに、ステージ衣装はこんな感じでした。

BINIをほぼ全員がスマホ撮影しているの図、ローアングルから! \ おーまわりさーん /

アタシが撮った、フィリピンの国民的ガールズグループ・BINI(ビニ)。メンバーは左から、STACEY(ステイシー)さん、MIKHA(ミカ)さん、SHEENA(シーナ)さん、AIAH(アイア)さん、MALOI(マロイ)さん、COLET(コレット)さん、GWEN(グウェン)さん、JHOANNA(ジョアンナ)さんの8人。
そして「踊ったり歌ったりして、思い出に残る特別な一夜にしようね!」的なMCがあったこの日はバックに、ギター、ベース、ドラム、シンセサイザー、コーラスを背負ったバンドセット。バンドの生演奏&BINI(ビニ)の生歌による2曲目は、「Karera」!この日の音楽フェス『ASIYA Asian Music Festival』の「Karera」ライブ・パフォーマンス映像を、公式チャンネルがアップしてくれています。

BINI 「Karera」 at #ASIYAFEST Performance Fancam

2023年9月リリースされた、トロピカルハウス調で、途中のラップパートはメンバーのCOLET(コレット)さん、MIKHA(ミカ)さん、STACEY(ステイシー)さんが制作に参加したらしい曲「Karera」。曲名の「Karera」はタガログ語で”競争”的な意味で、歌詞はChatGPTによると、”自分ではどうにもできないことを心配している でもちょっと待って 誰かがキミを追いかけているの? 一番でなければならないなんて誰が言ったの 心配しないで人生は競争じゃないし 人生に失敗なんてないから”的なことを歌っているっぽいです。そのセルフケアの重要性と社会的プレッシャーに屈しないことをテーマにしたメッセージは、フィリピンの特にティーンたちの心に刺さって、学校の卒業式でSuperかけられたんですって!
そんなBINI(ビニ)の人気について、フィリピンでタクシーのドライバーに聞きましたら、「おまえBINIを見るために日本から来たのか?ヤベーな。BINIはオレの周りでもフィリピンでもくっそ人気だぜ」的なことを言っていました。あとマニラの街で見た広告でモデルに起用されていたP-Popグループは、BINI(ビニ)とSB19(エスビーナインティーン)の2組だけでした。ちなみに1:23~のパートでもクロちゃんみたいな音程の女子の声援が収録されていますが、BINI(ビニ)のメンバー個人ではAIAH(アイア)さんに向けられた声援がこの日は一番大きかったしん!

フィリピンの国民的ガールズグループといわれるBINI(ビニ)、単独コンサート『GRAND BINIverse』をおよそ1か月後に控えた'24年10月13日の3曲目は・・・、歌詞の1フレーズがこの日出演した音楽フェス『ASIYA Asian Music Festival』の広告に使われたり、Spotifyのプレイリストの1曲目に選曲されるなど、みんな大好きなバブルガムポップ曲「Salamin, Salamin」!この日の「Salamin, Salamin」ライブ・パフォーマンス映像も、公式チャンネルがアップしてくれています。0円でYouTubeを見ている人は、広告を頑張って耐えてから見るとイイと思います。

BINI 「Salamin, Salamin」 at #ASIYAFEST Performance Fancam

BINI(ビニ)も↑の1:22~のような煽りを、ライブの演出でやるんですね!会場は平常運転で声量がデカいフィリピンのファンたちが、全力で返していました。耳キーンなるわ!(←フット後藤さん)
アタシが見たステージの上のBINIは・・・、MALOI(マロイ)さんとJHOANNA(ジョアンナ)さんが自由、STACEY(ステイシー)さんとSHEENA(シーナ)さんが器用、MIKHA(ミカ)さんとAIAH(アイア)さんが安定&冷静、COLET(コレット)さんとGWEN(グウェン)さんが職人という印象を・・・、歌やダンス、MCでのトークやステージ上からのファンへのレスポンス、写真撮影などから、たった1度見ただけで『呪術廻戦』のバッタの呪いくらいの賢さのくせに偉そうにアタクシが思いました!許してにゃん。

そして、4曲目。JHOANNA(ジョアンナ)さんのMCによるとこの日のラストソングは、BINI(ビニ)が初めてSpotifyのデイリーチャート・フィリピン版で1位を獲得し、現在までにSpotifyとYouTube Musicで再生数が1億回を超えているBINI(ビニ)にとって最大のヒット曲「Pantropiko」のロングバージョン。

BINI 「Pantropiko」 Performance Video

この日、メンバーのソロダンスから始まった曲「Pantropiko」は、'23年11月リリースされた、アフリカやラテン、カリブ音楽の影響を受けたバブルガムポップ系のサマーチューン。曲名の「Pantropiko」は”トロピカル”的な意味で、タガログ語で作られた歌詞は日本P-POP普及委員会さんの翻訳をおしゃれドロボウばりに盗みますと、”恋愛ってこんな気持ちなの? とても気分がいい 真夏の心地よいアイランドみたい 早く君と一緒にそこに行きたい”って歌ってるそうです!

'23年10月13日にフィリピンで開催された音楽フェス『ASIYA Asian Music Festival』、そのステージでBINI(ビニ)は英語とタガログ語を用いた3度のMCでこのようなことを話していたようです。「時間が過ぎるのが早すぎます、まじでローラーコースターみたい!私たちはもっとやりたいし、自分を鼓舞したいといつも思ってます。だって、家族や自分のための夢や目標がたくさんあるからです」。さらに・・・

BINIとして、私たちの夢は人々に愛され、応援されることです。(As BINI, pangarap namin mahalin at suportahan kami ng mga tao)

PEP.ph 『BINI banners Philippine music at ASIYA Music Festival』

そんな深イイコメントが聞けるMCの裏では・・・、メンバーと、ファンたちの交流が繰り広げられるのもBINI(ビニ)のライブの楽しみの1つとなっているみたいです。ステージと客席を繋ぐのは、メッセージボード。

Xで拾ったフィリピンのファンの人が作ったBINIメンバーに向けたメッセージボード

↑みたいなメッセージを書いたボードをMC中に掲げて、メンバーのレスポンスに期待するようです。で・・・、
JOANNA(ジョアンナ)さんへ「筋肉の自慢してー(flex ka naman)」って書いたメッセージボードをアピるのに成功したファンと、受けて答えるJHOANNA(ジョアンナ)さん&STACEY(ステイシー)さんの図  on '24年10月13日が、こちら。

”夢”を実現するようにフィリピンの人たちに愛され、'21年6月のデビューから応援されて国民的ガールズグループとなったBINI(ビニ)の、'24年10月13日のライブは午後11時35分を過ぎた頃に幕を降ろした。

遅い時間までいた子どもから大人まで多くのフィリピンのBINI(ビニ)のファンの方たちと会場を出て、時間は深夜12時になろうとする頃にアタシはホテルへの道を帰ります。煌びやかなステージがあった場所の外は、深夜にも関わらず道路には自動車がまだ渋滞を作っているし、うるさいクラクションの音も鳴り響いている。そして・・・

フィリピンの首都・マニラのパサイ市で撮影

ストリートに、まだ10代前半そしてそれ以下の歳と思われる子どもが横になって寝ている。子どもだけではない、路上に大人や高齢者だって寝ている。それこそ10メートル間隔くらいで。時刻は午前0時近くだというのにボクに、物乞いのたぶん10歳くらいの男の子が金銭を求めてくる。
道には動物のフン、またゴミが多く捨てられ悪臭を放っている。街を流れる川も、悪臭が漂い川底から泡がポコポコと湧いている。屋台では、お皿をビニール袋をかけて使いまわす店がある。街の人に、財布とかを盗まれる犯罪被害にあうからバッグは前に持ちなさいと言われる。道路は1日中渋滞しているし、クラクションは鳴り止まない、コンビニへ行ってもフィリピンならではのモノはほぼ見当たらない。

そんな面もある国、フィリピンから、BINI(ビニ)も、VXON(ビジョン)もAJAA(アジャア)も生まれた。彼らは公の場で言う、フィリピンのポップミュージック ”P-Popを世界に連れて行きます”と。そして、P-Popのトップに立つBINIは歌う、『この夢から目覚めたくないよ(I don't wanna wake up in this dream, baby)』(Salamin, Salamin)って。この詞は'24年10月13日にフィリピンの首都・マニラで開催された音楽フェス『ASIYA Asian Music Festival』の広告でも引用されていた・・・。

近い未来にストリートで夢を見る人(※フィリピンは、アタシが出会った人に限りますが、総じて100%Super優しいマジで良い人たちです!!)が減り、代わりにBINI(ビニ)やVXON(ビジョン)やAJAA(アジャア)などP-Popのアーティストがフィリピンの人たち特に子どもたちに夢を見せて、そしてP-Popを世界へ連れて行くという夢をも現実にする・・・。そんな夢みたいな未来がフィリピンに待っていることを期待して、日をまたいで日本へ帰る日の'24年10月14日、アタシは夢の世界へと眠りについた。

まさか、その2日後に帰国した日本で新型コロナウイルス陽性が発覚して医療費もろもろで、フィリピン滞在中に使った金額よりも多い、およそ2万円を支払うことになるとは夢にも思わずに・・・!まじ悪夢。

BINI 「Na Na Na」 Performance Video

”あなたのことを考えて まるで夢のようにあの時を振り返る (Kakaisip sa iyo  Binabalikan na parang panaginip ang panahon)”。そんな・・・、夢オチ。