中川光一郎 | インナースキル代表

●企業内におけるマネージャー育成・事業部支援 ●経営者・マネージャーを対象としたパーソナルコーチング・メンタリングを行っております。 お困りごとがありましたら、info@innerskill.co.jpまでお問い合わせください。

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最近の記事

【実践編】企業文化作りを会社の全体像から紐解く

 会社の全体像は、まずビジョンがありそれを成し遂げる為の全社戦略があります。    その下に全社戦略に沿った合理的で効率的な組織構造(組織図・ユニット)・人事制度(ルール・基準)・人事配置(適材適所)を決め込む。    例えば、イノベーションを掲げた会社であれば、従業員がイノベーションを起こしやすく、スケールで行くと決めたのであればスケールしやすい組織構造・人事制度・人事配置にしなければならないのです。これは戦略を形にする為の設定です。    このビジョン・全社戦略、そしてそ

    • 【実践編】CHRO(最高人事責任者)には覚悟がいる

       ここ近年、戦略人事というワードがよく出てきます。そしてCHRO(最高人事責任者)。  この戦略人事とCHRO、日本の人事部調査で約90%の会社が戦略人事の必要性を感じているが機能していると答えた会社は約4%という結果が出ています。  では、なぜ機能しないのか?  それは、戦略人事をこなせるCHROの要件が非常に高いからだと考えます。CHROは、会社というものに対する解像度が高く、会社の現状を打破するチェンジエージェントの役割を果たし、数字や多くの部下を持っている事業部長たち

      • #143.【マネジメントは日常会話であり仕事観であり思想です】骨太マネージャーが自分も会社も飛躍させる

        マネジメントに難しい言葉はいりません。  マネジメントは、明確な答えの無い適応課題への挑戦です。業績のアップ、品質の向上、上司と部下の関係、部下育成etcそれは、幾千幾万という様々なケースが想定され、その上、状況によって変化しますから、このケースならこの理論、あのケースならあの理論など理論を詰め込んでも対処しきれないのです。  もし、理論に振り回されて日々の業務に専門的なマネジメント用語が溢れていた場合、その用語を全従業員が素の状態で理解している社内の共通言語であれば問題な

        • Re#19.【何を求められているのか?】骨太マネージャーが自分も会社も飛躍させる

          今の目標だけでなく、未来の自分に期待されていることを「ちゃんとした上司」に確認しましょう。  会社が自分に何を求めているのか?どの会社でも個人や部門の目標に対する結果に対して評価が走りますが、しかし、それは対象人数が多いのでデジタル評価で終わってしまう可能性があります。  なので、できれば、信頼できる役職の高い上司に、「何を持って本当の成果なのか?」「成長した先に何を望まれているのか?」を確認することをお勧めします。今だけの成果ではなく、未来に向けて必要な要素を含んだ何かを

          Re#18.【誰の人生だ?】骨太マネージャーが自分も会社も飛躍させる

          誰かにあなたの人生の主導権を握られていませんか?  よく「上司と合わない」と嘆く会話を耳にします。上司が評価してくれないとか、あの上司だとモチベーションが沸かない等々。もうそれは仕事云々ではなく、その上司に自分の人生握られてます。上司がどんな人であろうと、自分のゴール(なりたい自分)には何ら関係ないはずです。もっとやることはあります。本音のゴールを再セットし、なりふり構わず走り出しましょう。

          Re#18.【誰の人生だ?】骨太マネージャーが自分も会社も飛躍させる

          Re#17.【一目置かれる部下とは?】骨太マネージャーが自分も会社も飛躍させる

          「甘い!」と「遅い!」を言わせない部下のことです。 一目置かれる部下とは、どんな人物だろうか?2つ挙げれば、 ① 上司より厳しいジャッジができる(甘くない) ② 上司の次の行動を読んで先回りする(遅くない) 意識しないとできない2つです。甘い!遅い!と言わせません。

          Re#17.【一目置かれる部下とは?】骨太マネージャーが自分も会社も飛躍させる

          Re#16.【綺麗なお世辞】骨太マネージャーが自分も会社も飛躍させる

          綺麗なお世辞を心がけると、そのうちお世辞ではなくなります。  「お世辞」という言葉は、あまりいい意味でとらえられませんが、「綺麗なお世辞」は、相手を喜ばせます。日々、意識して相手の良点を見つけ言葉や態度に表す。ストロングポイントにフォーカスし引き立てる。    そのうち、「わざとらしさ」が「さりげなく」なり、お世辞という概念がなくなります。

          Re#16.【綺麗なお世辞】骨太マネージャーが自分も会社も飛躍させる

          Re#15.【決める②】骨太マネージャーが自分も会社も飛躍させる

          「それが仕事」です。  役職が高くなればなるほど、決める行為(決断)は、難しくなります。場合によっては、会社の運命を左右することもありますし、自分の進退に大きな影響を与えることだってあります。上位役職者の決断は重いです。悩むんですよ。でも、「それが仕事」ですから。

          Re#15.【決める②】骨太マネージャーが自分も会社も飛躍させる

          Re#14.【決める①】骨太マネージャーが自分も会社も飛躍させる

          なぜ組織に役職があるのか?フラットな組織だと「決める」人がいないからです。  役職によって「決める」内容や重さに違いはあれど、兎に角、決めないと業務は前に進まないのです。  この「決める」ということですが、これがなかなか決まらない。決めたらやらなきゃだし、責任もセットだし等。矢面は面倒なんで「誰か決めてくれ」となりがちです。  だからその議題に見合ったことを決める「役職」があるのです。「決めること」に慣れましょう。

          Re#14.【決める①】骨太マネージャーが自分も会社も飛躍させる

          Re#13.【優しい上司とは?】骨太マネージャーが自分も会社も飛躍させる

          「厳しさの中の優しさ」を持った上司と考えます。  当然の目線が高い上司は、厳しい上司だと思われます。ちょっとやそっとの成果では褒めてくれないですし、細かいですし、仕事はガンガン振ってくるしで部下は常にハアハア言ってます。  しかし、その厳しさは、長い目で見たときに自分自身の糧になっているのではないでしょうか?その上司のおかげで自分の当たり前目線も無自覚的に上がっているでしょうし、鍛えられ競争力もついている。  逆に常日頃、上司から耳障りのいい言葉を投げかけられ今は居心地がよ

          Re#13.【優しい上司とは?】骨太マネージャーが自分も会社も飛躍させる

          Re#12.【優秀なマネージャーとは?】骨太マネージャーが自分も会社も飛躍させる

          社長や経営陣の言葉が従業員に届かない。なぜか?それは経営者と従業員では、「言語が違う」からです。経営者の言葉を翻訳して、自分の言葉で伝達できるマネージャーは、役員候補になり得ます。  経営陣と従業員では、当然ながら意識や使命感も違えば、時間軸も全く違う。見ている世界が全く違うということです。  そこで、経営者の意識や言葉を従業員の目線で理解できるように「翻訳」し、しかもそれを「自分の言葉」として従業員に伝達できるマネージャーは、ありがたい存在です。  よくありがちなマネージ

          Re#12.【優秀なマネージャーとは?】骨太マネージャーが自分も会社も飛躍させる

          #142.【前向きなリセット】骨太マネージャーが自分も会社も飛躍させる

          そのリセットは、前向きなものか?後ろ向きなものなのか?  物事が上手く運ばない場合、前提が間違っていたり、間違った前提のまま上手くいかないやり方でグルグル回っていたり様々ですが、やはり一度原点に立ち返ってリセットすることは大切だと考えます。  その際、このリセットに後ろ向きな印象を付けるのと、このリセットこそが発展への足掛かりになるものだと、前向きにリセットを捉えるのでは、次の展開が違ってくるのではないでしょうか。

          #142.【前向きなリセット】骨太マネージャーが自分も会社も飛躍させる

          #141.【その職場はその人の人生】骨太マネージャーが自分も会社も飛躍させる

          その職場は自分の人生にどんな色を付けているのだろうか?  今の職場(会社)でどんなエピソードを残せるだろうか?希望を抱いて邁進している自分であったり、家族の為に一生懸命励んでいる自分であったり、思慮深く会社を見つめている自分だったり、良いことも悪いことも様々な人生エピソードが生まれる大きな場が職場(会社)であると考えます。  今、調子が悪くてもそれはそれで人生の大切な一コマであり、そこでの経験が糧となり次の飛躍に繋がることは、振り返ればままあることだと思います。悪い時もそれ

          #141.【その職場はその人の人生】骨太マネージャーが自分も会社も飛躍させる

          #140.【政治の真似事】骨太マネージャーが自分も会社も飛躍させる

          会社内での政治の真似事は害でしかない。  人が集まれば、意見や認識の違いがありますから大小問わず衝突が起きます。直接的なものをあれば、無意識に遠ざけてしまうものなど様々です。  そういった人が集まる会社という組織で、「行き過ぎた駆け引き」や「人を陥れる行為」「ポジション獲得のための人心掌握」などドラマみたいな展開が有るのか?無いのか?  もし身近であるのであれば、距離を置いた方がいいですし、意を得ずして関わってしまっていた場合、早めにニュートラルポジションに戻る行動に移った

          #140.【政治の真似事】骨太マネージャーが自分も会社も飛躍させる

          #139.【自分を中心として相手を見る】骨太マネージャーが自分も会社も飛躍させる

          自分を中心として相手を見ることと、自分を中心として自分しか見えていないことの差は大きい。  これは、まず自分の中心軸(考え)が有るのか無いのか?しっかりとセット出来ているか?から始まり、そして、その中心軸から相手を見る視野を持っているのか?いないのか?を自分自身に問いかけるものです。  自分の中心軸無しに相手のことばかり気にしていたのでは、地に足着きませんし、自分のことばかりで相手のことは気に掛けないというのもいただけません。  #113.【自己評価か?相対評価か?】、#1

          #139.【自分を中心として相手を見る】骨太マネージャーが自分も会社も飛躍させる

          #138.【次の工程】骨太マネージャーが自分も会社も飛躍させる

          次の工程を行う担当者がやりやすい環境を作れているだろうか?  一連の仕事において様々分業がなされていると思いますが、資料にしても顧客とのリレーションにしても次の担当者がやりやすい、分かりやすい環境を整えているか?  上記を多くの社員が意識し始めると一つひとつが丁寧な仕事となり、かつ全体の流れもよくなるので、じわじわと業績(成果)が底上げされていきます。  また個人で見ると、自部門だけでなく会社のバリューチェーンを意識し始めます。目線が上がるということであり、それは組織人とし

          #138.【次の工程】骨太マネージャーが自分も会社も飛躍させる