印鑑をチタン素材で作る場合のメリット・デメリットとは?
<目次>
1.チタン印鑑は人にやさしい金属素材
2.チタンで印鑑を作るメリット・デメリットは?
3.チタン印鑑は男性・女性にも最適
4.チタン印鑑は耐久性・捺印性にも優れている
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現代的なデザインで人気のチタン印鑑ですが、どういった特徴があるかご存じでしょうか?
こちらではチタン素材で印鑑を作るメリット・デメリットについて、詳しく記事にしてご紹介しています。
1.チタン印鑑は人にやさしい金属素材
チタンとはどのような金属なのか?ご紹介していきます。
まずチタンの名前の由来はギリシャ神話の「TITAN(タイタン=巨人)」が元になっています。
アルミニウムの3倍の強度を持っており、その強度は鉄やステンレスを上回るほどです。
溶解温度は1668℃と鉄よりも高いため熱にも強く、火災が起きても焼失しにくい特性がある素材です。
チタンがジェット機や深海探査機、宇宙開発に使用されていることからも、その頑丈さがうかがえますね。
また耐食性にも優れているので、塩分や水に漬けても錆びません。
金属アレルギーを起こさないのが大きな特徴で、人工骨やペースメーカーなどの医療器具に活用されています。
こういった「人にやさしい金属」なので、メガネフレーム、時計、アクセサリーなど私たちが日常で身に付ける身近なものに利用されていることが多いです。
2.チタンで印鑑を作るメリット・デメリットは?
このようにチタンには様々な特性がありますが、印鑑の素材としてもまた優秀です。印鑑に取って大事な耐久性が高く、長く使用できるからです。
また、チタンは粒子が超微細なので朱肉が均一に付着して、朱肉の付きや肉離れがよく捺印性にも優れています。
他にも寒暖差などの影響で素材が収縮しにくい、金属ながら軽量で使いやすいといったメリットもあります。
こうした多くの長所を備えたチタン印材ですが、あえてデメリットを挙げるとすればデザインが均一でどれも同じであることです。
黒水牛や柘などは天然印材のため、表面の模様等が1本1本異なりますが、チタンは基本的に人工素材なので模様等はほぼ均一で差異はあまり見られません。
そのため「1本1本の違いを楽しみたい」「唯一無二の印鑑が欲しい」というようなニーズにはあまり合わない可能性があります。印鑑選びの際には気を付けましょう。
また、「チタンは軽量」と述べていますが事務用として何度も連続捺印する用途として考えると重いため、不向きです。
高級感を感じさせる重さはありますので、ここぞという時に使う実印や銀行印、法人印としてお勧めです。
3.チタン印鑑は男性・女性にも最適
印鑑の匠ドットコムでは、次の5種類のチタン印材を取り扱っています。
・ブラストチタン
・ブラックチタン
・ゴールドチタン
・粒界チタン
・カーボンチタン
それぞれのチタンについて解説しますので、順番に見ていきましょう。
【ブラストチタン】
指紋が付きにくい、つや消し加工のチタン素材。耐久性・耐食性・耐熱性と…
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続きはこちらのページより、お読みいただけます。
匠印章辞典|「チタン素材で印鑑を作るメリット・デメリットとは?」
https://www.inkan-takumi.com/dict/titaninkan.html
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