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昨日、8月23日から季節は処暑に突入しました。

「処暑」ということばは、「処」に止まるという意味があることから
この頃から、だんだん過ごしやすくなります。日中はまだまだ暑い日が
続いていますが、暑さが和らぎ、秋の作物の収穫がはじまり、本格的な
秋の到来を感じられる時季になってきます。

季節の気配は「行合の空」と言って、夏から秋に移り変わることで
夏の暑気と秋の冷気が入り交じるように行き合う空という意味が
あります。本来の七夕はこの頃で、新暦の7月7日は梅雨の
まっただ中で天の川は見えません。

風情のある空が見られる時期になってきています。夏の代名詞である
入道雲の隙間から刷毛で掃いたような巻き雲や魚のうろこのような
うろこ雲が姿を見せはじめます。

何という情緒ある風情でしょうか?
夏のギラギラした猛々しい気色から何となくもの悲しい気分になる
のは私だけでしょうか?

第四十候 処暑初候 「綿柎開(わたのはなしべひらく)」 
綿の実を包む萼(がく)が開くというかはじける頃で、中から綿毛を
まとった種が飛び出すという時期になってきたという意味です。

秋になると湿度も徐々に下がってきます。水分が豊富で疲労回復効果も
ある旬の梨を食べて乾燥と夏バテを防止しましょう。

2022年8月23日~8月27日
● 旬のメッセージ
この期間に最も強いエネルギーを持つ旬のものは、開運活動に欠かせ
ないアイテムとなります。
(植物)
すだち
綿花、白粉花(おしろいばな)
(魚)
かさご、サンマ、シマアジ、イワシ

この頃、綿花は萼(がく)に守られた白い綿が顔を出します。
開運メッセージとしての、花言葉は有用・優秀・あなたを守るです。

すだちはビタミンCやクエン酸が豊富で、日焼け後の美肌にもいい。
開運メッセージとしての、花言葉は純潔・清らかな心。

白粉花は夕刻から咲くので、「夕化粧」とも呼ばれています。
開運メッセージとしての、花言葉は内気・恥じらい・おしゃれ。

この時期、最も気をつけたいのが活動の最盛期を迎えている
「スズメバチ」です。攻撃性が強く毎年、刺されることで
アナフィラキシーショックで死亡例が見受けられます。

死亡例はクマや、蛇による被害より多いのでほんとうに気をつけ
たいものです。黒い色に反応して攻撃を仕掛けてくる習性がある
ので、黒っぽい服装をしていると襲われる可能性があるので、
近づかないようにしましょう。

それでは、梨と友に「くずきり」などを食して残暑を乗り切って
いきましょう!


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