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シン・仮面ライダーを見て、庵野作品3部作完結!

一連の3部作として話題の庵野秀明氏の作品をすべて映画館で
先週の土曜日に鑑賞してきました。

率直な感想としては、最初のシン・ゴジラがいちばん秀逸であった
と思っています。終わり方も次回作を期待できる作品に仕上がって
いて見ていてワクワクドキドキの作品でした。

シン・ウルトラマンは、ある程度原作のウルトラマンに対するいい
意味でのオマージュが感じられて、当時、子どもだった頃、夢中で
テレビにかじりついていた世代にとっては楽しめたのではないでしょう
か?

そして、今回のシン・仮面ライダーですが、年齢が上がってしまい、
当時の作品をピンポイントで見ていたことがないので思い入れがな
かっただけに新しい作品として見ることができました。

仮面ライダー1号、2号の誕生秘話、そして0号まであった事実がわかって
新鮮な感じを受けました。しかし、原作を見ていた人たちにとっては
どうなんでしょうか?

やはり庵野秀明氏のフィルターを通した仮面ライダーで、原作とは
少し違うと思ったのではないでしょうか?

そして、庵野作品全体で感じる役者の配役が固定化されていることが
気になりました。またこれも庵野作品の演出の一環なのでしょうか、
役者の台詞回しが何とも感情がない表現で違和感を感じてしまうところ
も3部作とも共通していたのではと思ってしまいました。

シン・仮面ライダーにおいては、CGが駆使されていて仮面ライダーが
敵を殴ると血しぶきが飛び散って一発で倒してしまう映像になって
いました。小さい子どもたちにとっては、少し衝撃的であったかもしれ
ません。

仮面ライダーの誕生の秘話的な始まりだったのですが、それ以前の描写
があればもっと全体的な作品としての統一感があったように感じました。

浜辺美波さんの台詞回しも気になりました。
親が殺されても涙一つ流さず、何の感情的な抑揚もなく、タンタンとし
た態度や口調はやはり、庵野作品の演出の特徴なのでしょうか?

シン・ウルトラマンの田中圭氏の台詞回しもまったく同じで感情が面に
出ない、抑揚のない台詞回しで気になりました。

作品のスケールとしてはやはりゴジラに軍配があがります。ゴジラの
子どもは作り物的でいただけませんでしたが、ゴジラの本体はすばら
しい出来であった思います。

余談ですが、シン・仮面ライダーを見に行ったときに原付バイクで
映画館に行ったのですが、行きの陽気に合わせて薄着で行ったために
帰りの夕刻時に冷たい風にあたって翌日に風邪をひいてしまい、熱が
出てしまいました。

24時間睡眠をとって完治しましたが、寒気がした瞬間に嫌な予感が
しましたが、身体はほんとうに正直です。


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