ホンダとソニーの新BEV戦略の展望!
CES 2024で目撃したホンダとソニーホンダの革新
ソニーホンダの新たな一歩
2024年1月9日、ラスベガスで開催されたコンシュマー・エレクトロニクス・ショー(CES)で、注目を集めたのはホンダとそのパートナー、ソニーホンダでした。ソニーホンダは、ソニーの映像技術とAIロボティクスを駆使した新しいエンターテイメント体験を発表。さらに、彼らの共同開発車「AFEELA(アフィーラ)」も披露されました。
ホンダの新EVシリーズ
ホンダは、新しいEVシリーズも発表。ソニーホンダのCEO、吉田憲一郎氏とホンダの三部敏宏CEOが、両社のコラボレーションの背景を語りました。特に、CASE革命を背景に、異なる業界で成長してきた両社が協力することで、新しい価値を生み出すことに期待が高まっています。
ソニーホンダの技術革新
ソニーホンダは、先進的なAD/ADASの実装に向けて、ソニーのセンサー技術とAI、特に「畳み込みニューラルネットワーク」(CNN)を活用しています。これにより、画像認識の精度を高め、リスクを最小限に抑える計画です。
〇安心できるAD・ADAS
〇使いやすいIoT・コネクテッド
〇操る喜びと快適なドライブフィール
〇高い電費性能(長い航続距離)
ホンダのBEV戦略
ホンダは、独自のBEV戦略を公開しました。特に、GMとの共同開発プロジェクトの中止後、ホンダはバッテリー戦略を見直し、新しいプロトタイプをCESで公開。その中には、スタイリッシュな「SALOON」と実用的な「SPACE-HUB」が含まれています。
ホンダの未来像
ホンダは、「HONDA 0」シリーズという新しいコンセプトを提示しました。これは、従来の常識にとらわれず、新しい価値を創造することを目指しています。特に、環境負荷ゼロ、交通事故死ゼロを目標に掲げています。
まとめ
CES 2024では、ホンダとソニーホンダが、自動車業界の未来を形作る革新的な技術とビジョンを示しました。これらの発表は、自動車業界における新しい時代の幕開けを予感させます。
EVの開発と実車としての普及に世界から遅れをとっている日本にとって単なる内燃機関のエンジンに代わるEVではなく、HONDAとSONYによる相乗効果で走るスマートフォン的なアプローチで世界に一石を投げるトピックです。
ただし、価格的には高額になってしまうので、爆発的な普及にはいたらない懸念があります。昨年から今年2024年にかけてEV普及が踊り場迎えている
現状においては久々に日本の良いニュースです。
画像はアフィーラの外観でネットから拝借
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